先月9月11日にペリカンについて書きました。
非常に珍しいような、珍しくもないような感じになってしたので、改めて深堀したいと思います。
オーストラリアでは海辺に行くと結構な確率で遭遇するペリカン。
あまり飛び立ってくれないので大きさがわかりにくいのですが、羽を広げると約2メートルにも及ぶため、巨大といってもいいでしょう。
オーストラリアンペリカンと呼ばれている種類ですが、ほとんどこの種類に遭遇することになります。
実は、鳥に関してあんまり深く好きなジャンルではないので(正直に告白しちゃいます)、さらっと眺めているだけでしたが、よくよく思い出すと、同じオーストラリアンペリカンも、場所によって大きさがずいぶん異なっていると思うようになりました。
例えば、シドニーに観光に行って、余力があれば、クルマで北へ約1時間半。
セントラルコーストというところでペリカンの餌付けができる「ジ・エントランス」という町に到着します。
餌付けしているからペリカンがやってくるのだろうと思いますが、まあイルカや他の動物でも餌付けをしているところもたくさんあるので、まあ、それはおいておいて。。。
ただ、この写真を見て「あれっ」と思ったのが、餌をねだって嘴を天に突き出す姿が子供と同じ高さなんだそうですが、それほど大きくは感じなかったのは気のせい?
ペリカンのほかに背景に高層ビルがあったり、大人がいたりすると少し小さく見えてしまう、目の錯覚かもしれませんが、この写真で巨大だ!というところまでは思いいたりませんでした。
セントラルコーストには行ったことがないため、ここでは本物のペリカンは見てはいません。ここからさらに北上して、ニューサウスウェールズ州からクイーンズランド州にはいり、ゴールドコーストまで抜けると、少し様子が違う。もう少しペリカンが大きかったような。。。
ただし、これも写真が残っていないため、証拠がありませんm(__)m。
ちなみに、どれくらいの大きな魚が餌なんでしょうかね。
丸のみするのを見てみたいので、やっぱり行きたくなってきたぞ!
さて、やっぱり記憶と記録が残るのが、西オーストラリアの旅。
西オーストラリア州のほうが手付かずの大自然も残っており、いろんなものが巨大な印象があります。
西オーストラリア、パースから車で北上すること約10時間(830キロメートル)。
野生のイルカの餌付けができる、世界遺産にもなっているモンキーマイア。
ここにもイルカの餌やりの時間に、おこぼれを狙ってやってくるペリカンがたくさんいます。しかも、たたずんでいるだけでもでかい。
そして、子供と比較した写真。
嘴(くちばし)を天に背伸びして伸ばさなくても十分にでかいです!
モンキーマイアのビーチには2日連続行きましたが、2日とも同じくらいの人出、じゃなくて、ペリカンの出現率でした。多分いつ行っても会うことができるでしょう。
わざわざペリカン目的に遠路はるばる1日かけてモンキーマイアに行く必要はないかと思いますが、この一見ぎょっとする目つきですが、愛くるしいペリカンをお忘れなく!
特に小さいお子さんがいらっしゃるようであれば、大きさの対比にぜひ写真に収めてください。
最初は「何のために」と思うかもしれませんが、5年後10年後に「あんたはペリカンよりも小さかったくせに、ずいぶんとペリカンよりも大きくなったねえ」と会話も弾むこと請負です。
写真:2007年8月24日