ホントに楽しい!オーストラリア

~楽しいからには理由がある~

シドニー短時間フライト? ポートマッコーリー

この1か月半、ブログを振り返ると、オーストラリア全土に渡って(もちろん行きたいからなんだけど)記事にしていたことに我ながら驚きました!

・注目の全豪テニス会場になったメルボルン

2032年にオリンピック競技開催の最有力候補となっブリスベン

・世界のどこからももっとも遠い大都市パース

・更に、オーストラリアのもっとも遠い土地を東西南北(の端にある島)の紹介など、「お、意外にまんべんなくじゃん!」と悦に浸ってしまいました。

 

じゃあ、メジャーになっていないところは?と「ふと我に」返りました。

テレビ番組やガイドブックに取り上げられていないところ

といって、レンタカーを借りないといけないような、観光も何もない外れの街でもない。

アウトバックで人も誰も済まないような大地(ウルル、西オーストラリア州北部のパヌルルの周辺とか)とかでもなく、忘れていない?

 

いや、あり過ぎて紹介できないだけです。

で、今週気になっていて、しかも行ってみたいところをピックアップします。

・ポートマッコーリー

題名になっている、ポートマッコーリー

なぜきになっていたかというと、今週3月18日に発表されたネットのニュースに、東沿岸部に大雨の警戒情報が出ていて、ポートマッコーリーが大雨の対象として記事になGっていたからです。

www.jams.tv

そういえば、ちょうど1年前は、大規模森林火災の消火も落ち着き、やれやれと言っている間に今度はコロナウイルスが世界中にまん延。

しかしオーストラリアは勝ち組で、今は生活も平常通りに戻っているし。うらやましい限り。

それはともかく、ポートマッコーリーって、そもそもどこ?

www.expedia.co.jp

ポートマッコーリーは、シドニーから海岸線を伝い、北に向かって約380㌔。

シドニーっ子にとっても、バケーションとして人気があるところみたい。

・美しい海岸と手付かずの自然がいっぱい

・高台には灯台もあり、クジラの泳ぐ姿が見れることも

・元囚人の植民地だった建物も残っていて、歴史遺産もある

まあ、これだけあれば、ゆっくりするにはいいのかも!

 

・移動手段が多岐に渡る

けど、その前に、実は別の事を調べていました。

日本からオーストラリアへ。そしてついた空港から街に出ずにすぐに次の街に行って、どっぷりオーストラリアに浸かれるところってあるのかな?

シドニー(キングスフォートスミス)空港で乗り継いで行ける、誰も知っている観光地でもなく、長いフライトに疲れることもないようなところ。

路線図を見ていて、目に留まったのがポートマッコーリーでした。

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シドニーから海岸沿いに北に向かって国内線で近い順に、ニューキャッスル、ポートマッコーリー、コフスハーバー、バイロンベイ。

シドニーからクイーンズランド州ゴールドコーストまでフライトで約1時間ですので、それよりも近いところ。まあ、だいたい飛行機で1時間で移動できるってことですので、オーストラリア国内では非常に近距離です。

 

じゃあ、行ったら何をするかというと、実際には自然の中をゆったり歩いたり、地元産ワインを飲んだり、とまあアクティブに動くことはあんまり考えてません。

(アクティブな情報を期待していた人、すみません)

 

シドニーからのショートトリップとして、どっぷり自然派にはお薦めしたいなあ。

あ、でも行ったことないから、行った方是非コメントをお待ちしてます!

3.11 東日本大震災10年を超えて

突然ですが、東日本大震災がこの3月11日で10年を迎えました。

何度か被災地に行きましたが、被災地の復興が早い場所、まだまだこれからの場所、報道されているとおり、さまざまですね。

 

で、オーストラリアとなんの関係があるの?

とお思いかもしれませんが、大いに関係があります。

 

・震災発生時に救援した国の中でもっとも早かったオーストラリア

別に早さを競うものではないので、予めご了承を。それでも、災害発生後すぐにアクションを起こしたオーストラリアは72名の救援隊員を送っています

www.at-s.com

ただ、当時の実際の印象はアメリカ軍の方が規模も大きく、報道も多かったし、宣伝もうまかったので(トモダチ作戦とも呼ばれた)、記憶に残っている方も多いのではないでしょうか?)

www3.nhk.or.jp

その代わり、福島第一原子力発電所放射能漏れの情報が拡散しだすと、早々に撤退することになりましたが(自国民を守るためには、仕方ないですが、それにしても早かった)。

そんな中、しばらくの間、救援に携わったオーストラリアの救援隊員の活動があまり脚光を浴びていないのが少し残念に思えました。

しかし、彼らはそんなことほとんど気にしてないようで、それはそれで称賛に価します。

 

・世界トップクラスで被災地入りしたのはオーストラリアが1番最初

こちらは記憶に残っている人も多いかもしれませんが、2011年4月23日、当時オーストラリアのギラード首相が、世界トップクラス(首脳級)では世界で一番最初に東北の被災地に足を運びました。

www.afpbb.com

場所は南三陸町です。

オーストラリアの人って、「困っている人がいれば、助けるのが当たり前」というのが普通で、政治的な思惑の無く(いや、本当は裏であったかもしれませんが)、離れているとはいえ隣人に支援するのが当然、とばかり、普通に被災地に訪れただけに見えたのは私だけでしょうか?

その後、オーストラリアは、日本にあるオーストラリア大使館を窓口に、南三陸町の復興支援のため、数年間ボランティアなど支援で何度も足を運んでいました。

一時で支援して完了するのではないところがまたオーストラリアらしいです。

 

・そして、現在

その後の10年で世界は大きく変わりました。

2019年後半から長きにわたり、オーストラリアでは前代未聞の森林火災も発生し、日本の消防隊も支援に駆け付けました。

一方で、オーストラリアでも、日本との絆を深めていて、10年の節目のこの時期、いたるところで追悼のイベントを開催してもらっています。

news.infoseek.co.jp

背景には、公立学校による第二外語語の授業に、日本語の選択があり、日本への知名度が高いことにあるんじゃないかなあ、と推測しています。

最も、オーストラリアは移民の国。世界中からオーストラリアに移住していて、いろんな国の人が異文化と交流しているので、日本やアジアの国が突出して目立っているとは思いませんが、ただ学校で勉強している期間の記憶は、残っているからこそ日本に目を向けてくれているんじゃないかな?

そのあたりはいつかオーストラリアの教育関係の方にじっくり話を聞くとして。。

 

10年節目というのは一つの通過点。

復興はまだまだ半ばまでいってない、という方もいます。

この先5年、10年は日本、オーストラリアの関係の中で、私自身も風化させないように発信していきます。

 

明日で最終日、シドニー マルチグラ

日常に「やりたいっ!」って思ったことができる、できないかでこんなにも人間変わるんだなあ、ということをコロナ禍で日々実感しています。

日本ではいったいいつになったら平穏な日常生活に戻れるんでしょうか?

 

すでにほぼ日常生活に一足も二足も先に戻っているオーストラリア。

 

そこでは、今の日本ではとても開催が難しい屋内・屋外の各種イベントが開催されています。

厳しいコロナ対策は引き続いてはいるものの開催そのものができるということはいいですねえ。

そんな中、毎年この時期開催のシドニー名物、世界最大級のゲイパレード(といっても良いかも!)が、なんと明日最終日を迎えます。

www.mardigras.org.au

そして、最大のメインイベント、パレードが本日現地時間6時に開催されるようです。

 

何年か前にもこのブログで、「いつかは絶対に行くぞ」と言っていましたが、コロナになってしまい、行きたくても行けなくなってしまうこんな世の中が来るなんて。

と思ってしまいますね。

はやり思い立ったが吉日。

行けるときに行くのが大事なんだな、とつくずく思いました。

 

読んでいる皆さんも「いずれ行けるようになったら」

なんて言っていると、あっという間に10年経ってしまいます。

まじに、時間が過ぎるのが速いです。

今年は無理だとしても、この間にお金を貯め、来年2022年になった時点で「すぐに」行動を起こせるように、今から半年ほど綿密な計画を立てて、スタートダッシュに臨みましょう。

そういうお前は、計画しているのよ??

とブーメラン返しにあいそうですが、もちろん心配無用。

ちゃんと計画してましよ!

計画実行したときにはお楽しみにしてて下さいね!

 

ここで来たか ブリスベン 2032年のオリンピック

いやあ、驚きの超絶グッドニュースです(^^)/

 

2032年夏季オリンピックパラリンピックの会場の最有力候補がブリスベンになったとのニュース。

www.bbc.com

2019年からオーストラリア国内でも、シドニーが2020年に続き応募するとか、調整があったり、IOCからの助成金で、インフラ整備ができそうだとか、やり取りは進んでいたようです。

www.nna.jp

シドニーメルボルンより目おとりするブリスベンの空港

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インフラ整備に費やして欲しいと真っ先に思ったのが、ブリスベンの空港でした。

シドニーメルボルンは、すでに近代的、というか利便性に富み、かつサービスの充実、解放感溢れるオーストラリアらしさが十分に感じられますが、ブリスベンの空港はかなり古さを感じました。

国際線、国内線とのターミナルも、移動手段がシャトル連絡バスのみ(お金を払えばタクシーも乗れますが)、5分とはいえ頻繁に往復しているわけではない。はやりバスに代わる、頻繁に行き来する移動手段が必須だと思います。

オリンピックに来た海外旅行者が容易に国内旅行ができないと、空港利用時点で興ざめしちゃいます。

・絶対勝てる対抗国

インドネシアブダペストハンガリー)、中国、ドーハ(カタール)、ルール地方(ドイツ)

南北統一朝鮮チームが対抗国でしたが、まず負けることはないと思いました。

(あくまで個人的な感想ですが・・・)

オーストラリア以外は全て北半球か、年中暑い国。

毎年の温暖化の進む地球で、8月に開催する予定の北半球では11年後の2032年は猛暑が想定されますが、南半球は冬。といっても厳冬でもなく、過ごしやすいことこの上なし。

(最も2032年の未来の気候変動は誰にも分りませんから、もしかしたら北半球も寒い夏になっているかもしれませんが)

加えて、物事の進め方が非常に透明性が高く、安心持てますよね。どこかの国のように密室で決めることもないし、独裁で決めることもありません。

それに、過去1956年のメルボルン、そして2000年のシドニーと2度もオリンピックの運営経験があるので、安心して任せられるでしょう。

2000年シドニーでは、非常にコストを圧縮した経済的な運営を実現できた経験もあることから、無駄使いはしないはずです(といっても11年後のコスト計算は誰にもできませんが)。

つまり、今回は誰が見ても、対抗国の方が見劣りするため、圧勝だったといってもいいかと思います。

ただ、まだ正式決定ではなく、あくまでも「最優先候補」に選ばれただけですから、今後何が起きるかわかりません。

IOCのトップが中国人になるとか。まあオリンピック競技のルールを決めているのがヨーロッパですから、それはないですかね!)

先のこととはいえ、今後を見守りたいことと、11年後を目指して健康に過ごし、長いブリスベン滞在を期待したいと思います。

 

写真 2019年8月