ホントに楽しい!オーストラリア

~楽しいからには理由がある~

カフェの街メルボルン ネットにも載らないお店

旅行ガイドに登場しない、メルボルンの有名なカフェ。

カフェがあり過ぎてとてもガイドブックに掲載し切れないほど。

 

では、ネットだったら全てのカフェ情報が掲載されているんでしょうか?

今の世の中、有名・無名にかかわらず「全て」なんでもあると思っていいかもしれませんが、それも検索し切れたらの話。

実際、やみくもに検索してもたどり着けないことは、過去に山ほどあることは皆さん経験しているでしょう。

 

メルボルンのカフェも同じです。

実際にメルボルンに行き、現地で評判のお店を聞いたところ、まったく聞いたこともネットに出てきたこともないお店を紹介されました。

 

それがこれ。

 

・世界には意外と知られているSmall Batch Roasting

場所がわかりにくいからか、看板が目印

住宅地と、元倉庫街だったようなところに存在。

確かに何か工場をリノベーションした形跡がありますね(^^)/

でも、カウンターは完全にカフェでした☺

 

すでに朝のピークは過ぎたようですが、もっと早い時間は行列だったそうです。

しかも観光客(もちろん日本人ではなく!)もかなり来ているそうです。

知らぬは自分だけかあ。

 

・隠れ家的な存在

では一体どこにあるかというと、シティ(CBD)の北、クイーン・ビクトリア・マーケットの北側から更に北へ約5分。メルボルン・ノースエリアにあります。

近くには、有名なセブンシーズカフェがあり、この辺りはカフェの激戦区の様相です。

(って、メルボルンはどこにいってもカフェ激戦区だらけですね!)

で、ここの名物は、他のカフェに卸しているほど、とっても美味しい😋と評判✌のクロワッサン。

しかし、行ったときにはすでに売り切れ。残念、足を運んだのに。

実は、テイクアウトする人は、みんな必ずなんらかパンを頼んでいたのを目撃しました。サンドイッチも美味しそう(^^)/

 

ここはパンとコーヒーの名店なんでしょうね(^^)/。

この日の天気も大変良かった。

まだ昼前でしたが、すでに写真のような人たちが集まってました。

店専用の通路でもないのに、備え付けのベンチに腰掛け、話がはずんでいるようです。

では、私もその列に仲間入り(一人だけど・・・)

写真のように、1人掛けの椅子は、お店に置いてあり、勝手に持って行っていいようです。

ブラックコーヒー、美味しかった(^^)/

 

それに、石畳は歴史を感じますね。

レンガ作りの建物もずらっとならんでいて、昔は何かの工場だったと感じさせます。

実際、店内は、天井も高く、きっと生産機械が所狭しと積みあがっていたことでしょう。

自然光を取り入れた明るい店内

緑にも囲まれていて、心なしか落ち着けます。

だから、みんな心地よくくつろいでいるのかもしれませんね。

 

こういった時間の流れの中で身を任せることができるのがメルボルンの良さだと、実感できます。

 

ガイドブックに載るカフェも特徴がありますが、このような無名のカフェも発掘した気になるとなんだか応援して気になります。

 

またいつか訪問したくなりますね。

 

メルボルンのカフェ、場所も味も、奥が深すぎです!!

 

写真 2022年10月3日

カフェの街メルボルン 雑誌に載らない店

昨日は、どのガイドブックにも掲載されていると書きました、メルボルンでは超有名なカフェ「ハイヤーグラウンド」を紹介しました。

今回は全く正反対、どのガイドブックにも載っていないお店を紹介です。

といっても、マイナー過ぎるとか、メルボルンのシティから遠すぎてガイドブックに乗せられないとか、特殊事情があるわけではありません。

この店、実はトリップアドバイザーのメルボルンカフェランキングで常に上位におり、

2022年9月時点まで数か月1位を獲得していたんです。

だから、英語が普通に読める方にとっては、メルボルンのカフェで検索すれば絶対に目にしていたと思います。

それにしても、なんでガイドブックに掲載されないのか??

その謎も解きつつ、行ってきました(^^)/

 

・世界では超有名店?ブリックレーン(BrickLane)カフェ メルボルン

www.tripadvisor.jp

ブリックとはレンガのこと。

レンガでできたお店?まあ、半分あたりですが(^^)/この場所は昔多くの建物がレンガで建てられたんでしょう。だからその名前がストリート(レーン)で名前が残っています。

レンガ街です

ブリックレーンは、シティエリア(CBD)の真ん中の上に位置するメルボルンセントラル駅近くにあります。

そんななか、カフェの佇まいを感じさせませんが、中はきっちりリノベーションされていました。

完全にカフェです(^^)/

古い建物はどこも天井がとっても高いですね!

 

・ブレックファーストの定番 エッグベネディクト

さて、こちらのお店では、メニューがたくさんあるので悩みます。

パンナコッタやパンケーキ🥞を頼んでいる人もいましたが、「パンケーキは昨日食べたしなあ」ということで、名物「エッグベネディクトを選択。

 

このメニュー、エッグが丸々2個以上トーストの上に乗っかっていることが多いんですが、案の定、乗ってました(^^)/

トッピングは季節によって変わるそうですが、手前の黒い塊は焼いたマッシュルーム

エッグに劣らずボリューミーでした😨

 

日本のガイドブックがないので、自分で判断するしかありませんが、やはり女性が2人で1つをシェアするのが正解ですね。

ちょうど離れたところで談笑しているアジア人女性2人が同じものを注文していました、やはり2人でシェアしておりました。

日本の男性でも、1つは無理無理!

ショートブラック

この日1杯目のコーヒーとなりました。

 

・客層は様々

先ほど紹介したアジア系の女性2人

 

人気店なのか、ひっきりなしに人が来ている印象でした。

それもいろんな客層。

写真にもあるとおり、観光客(あ、自分だ(^^)/)や子連れ、1人で来る人。

お目当ても、おいしいと評判のブレックファーストメニュー(あ、自分だAgain)、コーヒー、

そして、パン。

それぞれが好きなものを買って、多くの人はテイクアウト。会社か自宅か、公園とかで食べるのかなあ。

 

ああ、もう1つ胃袋があればパンも食べたいだけどなあ。

エッグベネディクト全部食べ切れないくらいだから、すでに限界。

こういうところはみんなが来るときっと楽しいのかもしれませんね。

1店で3度楽しめるお店。もう一度訪れたいところです。

更に、、、近隣はカフェの激戦区なのか、これまた個性的なカフェが点在

(そして、やはり雑誌に掲載されていないんですよねぇ

あり過ぎるカフェ。でも絶対自分好みのお店も見つかることでしょう。

まるで掘り出し物を探しに行く感覚。

今回のBlickLane Cafeは決して穴場ではありませんが、こんなお店はまだまだたくさんあります。

さすがはパリを超えるだけある、メルボルンのカフェです。

 

写真 2022年10月3日

カフェの街メルボルンは健在

メルボルンはカフェの街、と言われてることをご存じの方が多いと思います。

以前から言われているのは、カフェの数はパリよりも多いんだとか。

パリに行ったことがないので、映画の世界でしか知りませんが、パリでカフェって、なんだかおしゃれですよね。

 

でも、その上を行くのがメルボルンだったら、パリのかわりにカフェに行きたくなりませんか?

 

実は、10月にメルボルンに行ってきた目的の1つにカフェ巡りがありました。

2014年にも一度カフェ巡りをしていますので、今回が2回目です。

また、2019年にもシドニーでもカフェ巡りをしています(一説にはメルボルンよりもシドニーの方がカフェの数が多いとか。

 

気になるのは、いったいどんなカフェなんだろうというので、まずはどのガイドブックに載っているんじゃないかというほど人気のハイヤーグラウンド(Higher ground)から。

 

・シングルオリジンコーヒーからブランチコーヒーまで

さて、カフェ専門家でもなんでもないので、深く語るほどの知識は実は皆無に近いですが((._.))、現地でカフェを体験して、実感としてよくわかることがあります。

本当はいくつかジャンルがあるようですが、独断と偏見で2つに分けてしまいます。

1つは、コーヒーの味を求めて、自分好みのカフェを探す人。

2つは、生活の一環で、食事を兼ねてカフェを楽しむ人。食事も、ブレックファーストからランチタイム向けにメニューが用意されているところもありますが、今回初めて知ったのが「ブランチ文化」、つまり朝昼兼用の食事ですね。

このブランチ文化を支える1つにカフェがあり、そのうちの1つに数えられるのがハイヤーグラウンドかもしれません。

場所はサザンクロス駅からすぐ近くにあるので、このエリアに宿泊されている方は、朝早くからブレックファーストに行くのもアリですね。

 

・お店はリノベーション

いかにも古い建物だったということがわかりますよね。

この建物は歴史遺産にも指定されている発電所だったそうです。

どうりで頑丈そうに見えたわけだ(^^)/

2階席もある

夜もディナーが提供されるため、ドリンク類は豊富。

 

・パワーフードなのか、巨大なリコッタパンケーキ

この店の人気にメニューの1つ、リコッタパンケーキ🥞

他のカフェにも同じメニューがある(BILLSとかにもありますよね)が、ここのボリュームは半端ではない。

女性2人なら1個頼めば十分と書いてあるが、まさにその通り!

インスタ映えするトッピングも、人気の1つかも。

(特に女性)

具だくさんですね。約1700円ほど。

ここまで食べてギブアップ

カフェラテもおいしくいただけました(^^)/

 

・セレブが集う場所なのか

訪問したのが月曜日。食べ終わったのは10時半くらい。

朝からビジネスの話で盛り上がっているテーブルがあったので、見ていて面白い。

自分より先に入店していて、私が会計を済まし店を後にしたときにもまだいた!

こんな集団があちこちにいる。さすがカフェの街メルボルン

もしかしたらこういうところの方がアイデアが湧くのかもしれませんね。

 

ピンボケ。1人で仕事しているビジネスマンも。

会計は席の場所を自己申告。面白い😨間違えないのか?

それ以外にもベビーカーで来ているセレブぽい主婦とか、お金のありそうなマダムの集団とか、観察していて飽きないです。

 

あ、他のカフェにいかなければいけないので、このへんでさようなら。

 

写真 2022年10月3日

絵画ビジネスの話

3日続けてアボリジナルアート。

今回は絵の素晴らしさではなく、珍しく(もしかしたら初めて)ビジネスの話です。

といっても、ワーホリとか、オーストラリアで就職とか、ショップでアルバイトとか、そういった話でもありません。

 

昨日お会いしてきた、アート出展者に絵画ビジネスについて、実際の絵の買い付けもしているので、リアルな話になります。

 

ここ数年、オーストラリアのアボリジナルアートは、目覚ましい発展と共にビジネスも急速に広がっており、年々規模も拡大しているとか。

 

最大にのびているのが取引金額だそうです。

昨今のインフレと関係はなさそうで、いわゆる文化コレクター、大金持ちの美術品収集の拡大(更に背景には金持ちの拡大)があるようです。

 

具体的にアボリジナルアートの絵画がどうなっているか。

それは、世界中に売れているということ。

たとえば、日本だと机の上に、スタンドを置いて、お気に入りの(家族とかの)写真を入れたりすることがあるかと思います。

同じように、スタンドの代わりに絵を置くこともありますよね。

それは、日本の居住スペースが狭いため、あまり大きなものが置けないから、やむなくスタンドになっているだけ。

 

しかし、ここ10数年で住宅環境も変わったのか、大型家電製品が我が物顔で家庭に進出しています。

とても分かりやすい例で、液晶テレビ

液晶テレビが出てきた、2005年ごろ。

薄さの魅力も大きいサイズはとっても高い。

20インチを中心に、32インチ、37インチサイズがはやっていたころがありました。

1インチ1万円の時代。同僚は40インチの液晶テレビを40万円で買っていました。

ところが、狭いはずの日本の家屋なはなずなのに、今では40インチどころか、50インチ、60インチ、70インチ、ついには100インチなんてテレビも発売されていますね

いったい誰が買うのか?買う人がいるから売っているんですよね。

まあ、以前よりも安くなっているだろうから、きっと割安なのかもしれません。

それに、壁全面にテレビにして、満足している人もいるでしょう!

 

これと同じ現象が絵画でも起きているそう。

以前なら壁掛けで30インチの絵画でもものすごい大きさだったのが、欧米のバイヤー(の先にいる大金持ち&小金持ち)がより大きな絵画を集めて、高値で売っているそうです。

そうなると、絵を描くほうも安い、小さい絵ではなく、50インチ、100インチ級の超大型の絵を描いて、儲けたいと思うんでしょうね。

おかげで小さい絵を描く人が減ってしまい(しかも安値)、日本人が買いたいサイズと価格に合致する絵画が集まらなくなっているそうです。

 

アートのビジネス規模は世界的に拡大していますが、まさかこんなに身近に接しているアボリジナルアートですらこんな状況になっているなんて、ちっとも知りませんでした。

 

ちなみに、過去オークションに掛かったアボリジナルアートの最高額ってご存じでしょうか?

 

なんと落札額9800万円だそうです。

しかも、絵画ビジネスが拡大する今ではなく、10年前の話。

今だったらいったいいくらまで値段がついているんだろう。。。

 

簡単に買っていく欧米の金持ち。

それに引き換え、、、うーんなんだか安い国日本。ますます貧乏になっている気がしてきました(^^)/