ホントに楽しい!オーストラリア

~楽しいからには理由がある~

頬に風を受けて 4

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こんばんは。オーストラリア大好きなイトウです。

マラソンスタートまで、しばしお付き合いください。

スタートする場所って、よく考えたらもの凄いところなんです。

その前に、マラソンの前日から話はスタートです。

 

成田からようやくメルボルンの空港についてから、まずしなければならなかったことは、大会事務局のあるMCGまで行って参加申し込み処理をすることでした

これはマラソン当日の朝早くでもできますが、当日は何かと慌ただしく、事務局側もきちんと対応してくれる時間もないらしいので(事務局もボランティアのメンバーで成り立ってますから、当然です)、できるだけ前日に済ませる必要があります。

しかし、その受付時間は15時が終了。

メルボルンの空港の到着が2時間も遅れた自分にとっては、まったく時間の余裕がなくなっていました。

ランチを取る暇さえなくなっていたのです。

メルボルン市内にようやく着いたのも14時は過ぎていました。

そこからMCGまでタクシーで行けばいいのですが。。MCGというのは、1956年に開催されたメルボルンオリンピックのメインスタジアムでもあるため、ぎりぎりでも競技場の周りくらいはじっくりと見たかった。

そこで、覚悟して(何の覚悟なんだよ)タクシーはやめにして、メトロという電車に乗り、近くまで行って歩くことにしました。

距離感もわかっていないのに、まったく今考えると無茶でした(オーストラリアには何回も行っていても、初めての土地ではなかなか距離感をつかむのは難しいものなんです)。

まだ今日泊まるところにはチェックインしていないので、小さなサイズとはいえスーツケースをごろごろと足早に頃がし、日本人向け受付会場に急ぎました。

その結果、じゃじゃーん! 14時45分、ぎりぎりではないものの無事到着しました。

その後、そこでゼッケンなど大事な荷物の引換券をもらい、歩いて3分のところにある、大会グッズ引き換え所に行き、ゼッケンや、タオルやら、何やら付属品をもらい、無事手続きは終了しました(なんだ、これだけか、知っていればもう少し慌てずに済んだのに。初めての経験は何かとこんなものですね)。

 

これで、心は大分落ち着きを取り戻しました。

日本人向けの大会事務局に今一度戻り、明日のマラソン大会の概要をお聞きすることにしました。

既にほとんどの日本人参加者は手続きを済ましてしまったんでしょうか?ほとんどだれもいなかった。

そこで改めて、メルボルンマラソン日本事務局、組織的にはJSIE(NPO法人・日本市民スポーツ海外交流協会)が全面的に日本人の面倒を見ておりました。
どこの組織もそうですが、このようなボランティア組織の方々がいることで、個人でやらなければならないことを代行頂けるので、物事がスムーズに運ぶことができます。

なくてはならない存在です。

代表である保原事務局長には最初から最後まで本当にお世話になりました。

明日は、

7時にフルマラソンがスタート。

7時30分に10キロマラソンがスタート。

そして、8時に自分が出場するハーフマラソンがスタートする。

着替えなどの持ち物がある場合は、荷物預かりが込み合うので、できるだけ早く来て準備した方が良い、準備運動も忘れずに。天気がいいので、防寒については心配なさそう等のアドバイスを頂きました。

スタート(そしてゴールも)は、例年であればMCGのスタジアムからですが、今年は改修工事があるため、スタジアムの外からになります。

うーん、残念!

その外は、あの全豪オープンの決勝などで使われる、センターコートロッド・レーバー・アリーナの近くが今回のマラソンスタート地点となります。

「来年2015年の全豪オープンで、錦織圭選手があのセンターコートで優勝してくれるかなあ?」など勝手な想像をしつつ、そんなロケーションでマラソンを体験できるなんて、自分は幸せ者だ、いや、毎年参加できるオーストラリア人はもっと幸せ者だ。

その上、センターコートの周りにある、20ものテニスコートは市民が自由に使えるなんて、相当幸せだ、いいなあ!と妄想の世界に浸ってしまいますが、まさにスポーツ天国オーストラリア、人口の割にオリンピックでのメダルの多さを垣間た瞬間でした。

(MCG,全豪オープンテニス会場をはじめ、多くの競技場がオリンピック公園と言われるエリア内にあります)

明日はいよいよここ、ロッド・レーバー・アリーナ近くからスタートです。

周辺は既にお祭りムード。マラソンをスポンサーをする会社は各ブースを陣取り、グッズ販売に余念がありません。

一報、会場周辺は公園にもなっていて、赤ちゃん、子連れのファミリーも大勢いて日常を垣間見ることもできます。

こちらはなんだかのんびりしているなあ。

 

さて、自分は明日のイベントの参加する側です。

待ち遠しいなあ、早く宿に行って、明日の準備をしよう。

腕時計は14時過ぎ、現地時間は既に16時を回ろうとしていました。

(実はここでもかなり面倒な事態が起きましたが、それについては別の欄で)

そういえばランチは朝空港で買ったサンドイッチの残りでした。

 

そして、メルボルンマラソン当日です。