これから冬に向って行く北半球。食べ物も当然冬ものです。
冬野菜、冬の海の幸、冬は冬で色々な食材があります。
一方南半球はこれから夏に向っていく。
冬の食べ物を目前に控えて北半球から来ると、これから夏の食べ物が手に入るなんて、とついつい羨ましさを感じてます。
夏の食べ物の筆頭は、何と言っても果物でしょう。
その中でも極め付きは、最近日本でも手に入りだした「マンゴー」。
日本で出回っているマンゴーの質もだいぶ以前よりは上がっていて、甘さもあり、ずいぶんと美味しくなりました。
ただ、値段はまだ高めかな。
で、オーストラリアでのマンゴーって、あるの?
と聞きたくなりませんか?マンゴー好きであれば。
あるんです。
産地は主にオーストラリア大陸の地図でいうと右上のほう、クイーンズランド州です。
やっぱり、気温が高いところですね。
数はあまり出回って無いため、オーストラリア産マンゴーは日本ではお目にかかれません。まあ、ほとんどは国内にまわされているんでしょう。
日本にでまわっているのは、大きさにして手のひらに収まるくらいのもの。
ですが、ここ、クイーンズビクトリアマーケットに出回っている写真のマンゴーは、
全く手のひらには入りません。
とっても大きい。
だから、大味なのか、というととんでもありません。
もう甘くて甘くて。舌と脳みそがとろけそう。
試食だけでは決して満足できないので買ってたべたいところですが、旅行者の身にとって、調理器具がない、1人では食べきれない(食べれるけど、そうすると他の食べ物が食べられなくなる。大きいのでお腹が一杯になっちゃうよね)。
ああ、こういう時は集団がいいなあ。
1個3.5ドル、約350円。
薄い味のマンゴージュースが日本だったら同じ値段だったりするので、いかにお得か、お分かりでしょうか?
クイーンズランドだったらもっと安く買えるそうです(最近は物価があがってきましたが、1個1ドルの時もあったそうです)。
夏に長く滞在し、一杯食材を試したくなる。
これは本当に奥が深い「美食大陸」なんだろうと思います。