美食大陸、響きがいいな。日本だと、美食諸島、東南アジアだと美食半島。
ネーミングはともかく、オーストラリアの美食への想いは年々深まっていると思っています。
行きつくところ、「食の進化」を良しとする文化が根付いているからだと思いました。
具体的な話をいくつか。
オーストラリアを代表する、ワイン。今や世界への出荷第5位です。
最初にヨーロッパの移民がワインの苗木を持ち込みました。
ヨーロッパだとワインは伝統的な文化です。
異機種配合なんて伝統が許しません。
ところが、オーストラリアのワイナリーでは伝統にとらわれず、いろいろな種類を配合させたりして、新しい味を誕生させています。
2014年のブドウの出来は、過去最高だと聞きました。
一方で、アレンジについても革新性があります。
日本人の多くも大好きなカキ。
カキを美味しくたべるなら、生ガキに限る。その次はカキフライか、牡蠣鍋かなあ。
と自分なりに順位を付けたりしてます。
ところがオーストラリアのカキ料理はもっと多彩です。数えきれないくらいあるそうです。
(後日詳細に書くので、ここでは省略でーす!)
肉もそうです。
なぜか門外不出の和牛もオーストラリアの牧場で育てられてます。
そばもそうです。
日本とは季節が真逆。
日本の新そばは年に2回で回っているらしく、そのうちの一回は南半球産。そして、オーストラリアからそばが輸入されるほど。
オーストラリアでの日本食ブームはまだまだ伸びると思いますが、そば屋さんが案外なかったので、いずれ健康食の1つとして、たくさんお店ができるんじゃないでしょうか?
料理のラインナップを上げたらキリがありませんが、こうやって新たに料理を作り出す。それも革新的に。
自由に好きなように振る舞える、オーストラリアの国民性によって、今後もますます美食エリアが拡大していくものと思われます。
その一方で、自分はB級のグルメも大好き。
素材がふんだんにあるので、B級の世界も充実してくれると嬉しいなあ。
ファミリーで旅行するときには、お財布にやさしい方がいいからね!