先日、日本企業の頑張りで、現地(メルボルンが話題の中心ですが)でユニクロがガンバている姿をお伝えしましたが、他の企業も番場っています。
ファストファッションという切り口でいうと・・・
少し話がそれますが、メルボルンやシドニーでは19世紀までのヨーロッパ文化を色濃く残した建物がたくさん残っています。
それをきちんと保存しつつ、内装はきっちりと現代風に装飾、じゃなかった、きれいにリフォームして、利用価値を高めています。
(東京駅の駅舎のようですね)
そんな中、メルボルンのシティの中に、きれいに改装された、まるで豪華絢爛なショッピングセンタかのように生まれ変わったところがあります。
それは、GPO。かつての中央郵便局です。
1864年に郵便局としての建物が建てられ、その後取り壊されることなく、現在はショッピングセンタに生まれ変わりました。
とても素晴らしいことです。
観光スポットとしても脚光を浴びているため、人も絶えません。
ショップも洗練されており・・・
あれ、見たことのあるロゴが正面入り口に見えてきました。
入口の左側にはGPO(中央郵便局)の文字が、柱に埋め込まれています。
みるところはここじゃない。入口の上に、
の文字が派手にでかでか。
確かに洗練されたファッションだし、今売れているお店だし、集客にも事欠きませんが、せっかくの歴史的な重要文化財のような場所なので、せめて入口ではなくても。
と思うのは日本人で、外国人だからでしょうか。
更に正面入り口を入ると・・・
いきなり美女たちがお迎えに。
あ、いや、、マネキンでしたね。
これも、白亜のショッピングセンタ内と色合いを考えたら似つかわしいのかな。
と考えるのは自分だけ。
ユニクロが入っている同じショッピングセンタ(シティの更にど真ん中)、エンポリウムに同居しろとまでは言いませんが、もう少し似つかわしいところがあったんじゃないかな。
(地元オーストラリア人にとっては余計なお世話かもしれませんが)
残念ながら急いでいたため、ここは通過。
店内を通り過ぎるだけでしたので、次回はしっかりと店内のショッピングセンタを回り、客層を見極めたいです。
(客のうちの1人になって、ショッピングを楽しんでいたりして(笑))
取材時期:2014年10月13日