メルボルンやゴールドコースだけじゃないぞ!
とばかりに、資源豊かで発展著しい、西オーストラリアが目覚ましい発展を遂げているのをご存知でしょうか?
パースのシティーはメルボルンに負けないほどもっとコンパクト。
お店もメルボルンほどたくさんは無いので、1日あればあっという間に回れてしまうほどです。
西オーストラリアの魅力は、シティではなく、郊外、いやもっと遠い距離にある広大な自然だと自分は思っているので、いずれ自然の素晴らしさについては書きますが、シティの行動範囲を市民がもっと広げられるようにするために、公共交通がとても充実しています。
トランスパースは、シティ近郊の電車だけではなく、バス、船まで一括で管理しているため、とても効率的に発展してきました。
その中でもシティ近郊を走る路線は2007年に5路線まで拡大しました。
マップを見れば一目瞭然。
前回パースに行ったのは2007年8月なので、ずいぶんと間が経っていますが、ちょうどその時に5路線目のMandurah(マンジュラ)線が開通前の最後の工事をしておりました。
オーストラリア旅行から日本に戻った、2007年10月に開通。
今までパースから南の方へ延びる路線は1本もなく、特に海岸沿いの街に行くには、バスを乗り継ぐかクルマ(レンタカー)しかありませんでしたが、トランスパースができたおかげで安く、渋滞知らずであっという間に海岸まで行けるようになりました。
(もっとも、海岸までは、フリーマントル線に乗って、フリーマントルの方からインド洋沿いの海岸に行けばよいわけなので、あまりマンジュラ船に乗る機会はないかもしれませんが)。
それでも、マンジュラ線と、北に延びるジューンだラップ線ができたので、郊外に延びて開発している住宅地の住人にとっては、シティまでとてもアクセスしやすくなりました。
2007年のジューンダラップなんて、造成中の土と道路しかありませんでしたので、観光客が行くところはビーチ以外ありません(今もないかな)。
でも、子連れファミリーなら安心して移動もできますよね。
トランスパースの車内も他の都市同様、とても広いので、ベビーカーも全く邪魔にもなりません。
まあ、観光客用に路線を作っているわけではないからね。
それでも、パースが済みやすい都市の上位にいるのは、こうした都市計画がしっかりしているからでもあります。
観光ではなく、じっくりと滞在してのんびりしたい、して欲しい都市。
シドニー、メルボルン、ブリスベン、ゴールドコーストの市民も、パースは田舎だというくらい、他の都市よりも時間がもっとゆっくりと流れる。
そんなところで、何もせずにプラプラして、心を洗うのはいかがでしょうか?
最高の贅沢な過ごし方ですね。
ご質問、ご要望があれば、是非コメント下さいね!(^^)!