ケアンズに訪れるのに随分と時間が掛かってしまった。
オーストラリアの旅行と言えば、シティだったらシドニーかメルボルン。
アウトバックだったらウルルをはじめとするセントラルかインド洋に面した西オーストラリアではないか?
日本から一番近くて、しかも観光都市ケアンズなんて、メジャー過ぎて本当のオーストラリアではない!
なんてことが頭にこびりついてました。
そんなことは妄想ですが、どこか自分にはひねたところがありました。
しかし、メルボルンから帰国する途中、ケアンズで1泊することになったときに、
と思ったのがきっかけで、ケアンズをいつかは目指したい!と思いは一気に加速したわけです。
前置きが長くなりました。ケアンズは観光の王道で、近いから最初に訪れる都市で全然良いと思います。しかも子連れであればなおさらです。
そして、決して侮れなかったのが今は観光鉄道として脚光を浴びているキュランダ鉄道。
電車が発着がないとあまりに閑散(もともとケアンズは人が少ないので、閑散と感じてしまう)としていて、田舎の雰囲気が出てますが、そもそもケアンズは田舎です。
でもそれがまたいいのです。
それをキュランダ鉄道が教えてくれます。
そして、時代が作った鉄道。まさに、このキュランダ鉄道があって、開発が進み、今があるのです。
だから、乗る価値は、知れば知るほど「外せません」。
キュランダは絶対に行くべし。それが、ケアンズに行っていた我が家の実感です。
観光前日のホーム。
夕方に電車は来ないため、誰もいない。
写真:2013年7月