今日は昨日までの豪雨と一転。午後からは猛暑がぶり返し。
そんなときは無理して仕事するより、アルコールでも飲んでゆっくりくつろぎたいところ。
オーストラリアでトロピカルというとケアンズ。
ケアンズで暑い日々を過ごすとなると、ビールを思いつきますが、ワインじゃダメ?
例えば、他の州だとワイナリーがたくさんありますよね。
シドニーからだとハンターバレー。
メルボルンからだとヤラバレー。
アデレードからだとバロッサバレー。
パースからだとマーガレットリバー。
それぞれ50から70のワイナリーがひしめき合って生産を競い合っています。
けど、クイーンズランドは。
ブリスベンの近郊、グラナイトベルトというところが最近脚光を浴びて、良質のワインが評価を上げているそうです。
でも、トロピカルなケアンズ近郊で、ワイナリーなん望めませんよね。
だって、暑いし。
ところが、です。
実は、ワイナリーが存在することをご存知でしょうか?
その名も
字を見てわかるかと思いますが、マンゴーから作られるんですね。
フルーツワインがメインです。
場所は、これまたハイウェイ沿い。
ケアンズからマリーバに向かう道路で、このような看板が見えてくる。
看板を頼りに10分ほど走ると、もうワイナリーです。
建物に入ると中はこんな感じ。
種類もたくさん。
どれか買うことをお約束すれば、無料で試飲させてくれます。
嬉しいじゃないですか?
但し、ドライバーはダメですよ。あくまでツアーか、レンタカーの同乗者だけです!(^^)!
どこまでも延びる影、じゃなかった、ワインの木々。
既に25年以上のワイナリーの歴史を持ち、1万ヘクタール以上の敷地の中には、1万7千本以上の木が植えられています。
普通ならブドウの木ですが、こちらは「マンゴーの木」。
ブドウを収穫するのは大変な、今季のいる作業ですが、マンゴーの収穫も大変なのかな?
マンゴーって、1個1個は重いですからね。
収穫の時ではないため、マンゴーの実を見ることはできませんでしたが、生い茂った緑を見て、圧巻なスケールを感じることはできました。
なんせ、クルマで数分(かなり高速で)走っても、延々に続くんじゃないかと思えるほど木々が生い茂っているんですから。
このスケールだけでも、ため息ではなく「とっても広いんだねえ」と子供たちが感想を述べてくれただけでも、連れて来た甲斐がありました。
2013年8月