これから南半球のオーストラリアは夏に向かいます。
それは、海水浴シーズンでもあります。海好きのオーストラリア人にとって、海の無い夏は考えられないでしょう。
と同時に、最近多くなってきたのが、サメに襲われるニュース。
ワニに襲われるももともとありましたが、こちらは生息地域が限られていて、そこに入らなければ襲われる心配はありませんが、サメはそういきません。ビーチまでやってくることがあるからです。
といっても、確率はとても低いので、そんなに心配には及びませんが、それでも年間⑩数件の被害報告があるので、ちょっと目立ち始めていますね。
特に、今年は日本人の方も1人襲われているので、ニュースを憶えている人もいるでしょう。
オーストラリア人ですらサメには「歯が立ちません」。あ
そんな中、オーストラリアでは、勇猛果敢にも、というか、無茶を通り越してサメに反撃しようとしているニュースもあります。
シドニーの北部、ニューサウスウエールズでのニュースですが、他にもあります。
西オーストラリア州パース近郊のビーチにもサメがあらわれ、サメに馬乗りになってぼこぼこにしたと言うニュースもありました。
日本人だったら、いや、他の国の人でも、こんな反撃はしないでしょう。
なぜ、こんなことをオーストラリアの人ってやってしまうんでしょうか?
それは、自然を恐れない勇気を称えること、力強いことが賞賛される国の文化があるからです。
といっても、それも限度がある話。普通、これはいくらなんでも無茶ですよね?
という線引き(やめ時、引き際、ともいうかも)の位置があまりにも違いすぎます。
どうしてこうなってしまうんでしょうね。
私の考えだと「後先考えない、今起こったことに対する対処だけを考えて行動する」ことが根付いているんじゃないでしょうか。
日本人の大人だと、結果がどういうことになるか、あれこれ考えるでしょう。それも、1つの方法ではなく、様々な観点から、着地点を見つけ出そうとします。
そういう着地点を見出すという発想は無いように見受けられます。
なんといっても、「当たって砕けろ」をそのまま行ってしまうから、後悔とか、後戻りとか、そういう事がそもそも念頭にないんだろうと。
だからなのか、オーストラリアの人が優しく感じるのは、打算もなく、思っていることをそのままストレートに言って来るから、「ああ、いい人達だ」とこちらも瞬間的に感じ取ってしまうのかもしれません。
(そこまでは考え過ぎでしょうかね?だって、私は日本人ですから!(^^)!)
本日は少々抽象論になってしまいました<(_ _)>