パースから北800キロの、シャーク半島の先端にあるモンキーマイア・リゾート。
多くのガイドブックや世界遺産の紹介、またテレビでも幾度も放映されているので、リゾート施設で何がそんなに人を引き付けるのか、いったい何かいるのか?
(答えはイルカですが、それも後ほど)
といったところで紹介されることが多いので、モンキーマイアの知名度はそれなりに高いと思います。
その魅力は多くの人が語っているので、一般的な話はここではちょっとしないでおきます。
地図がしめしているように、半島の先端にありますね。
これがポイントです。
上空からではわからないと思いますが、先端に至るまで、パースから延々と800キロのドライブ。
そして、最後に辿り着いたのが半島の先端のリゾートって、なんだかわくわくしませんか?
但し、クルマでそのまま海岸まで行くことはできません。
一旦駐車場に下りて、そこから徒歩で1,2分あるかないと超きれいなビーチにはたどり着けません。
それでも、やっとのとでたどり着いた、その先に広がるビーチ。
今までひたすら何もないアウトバック、赤茶けた大地しか見えなかったのは、いきなりマリンブルーが眼下に広がる光景。
これがまさしく、 「楽園」と呼ぶにふさわしいポイント。ではないでしょうか?
(そうなんです、写真にしてしまうとただのビーチの写真になってしまうんです)
リゾートのつきもの、芝生も広がり、それまでのアウトバックとの対比がますます顕著に。
桟橋に停泊していたレジャー用ボートや観光船は、とっくに沖合いに出て行ってしまいました。残された人々は自分たちの時間でのんびりと過ごす。
これがまた最高。
陽が高くなるにつれ温度も上昇してきましたが、日陰のある席には誰もおりません。
ということで、我々が陣取ってしまいました。みんなどこに行ってしまったんでしょう。
リゾートの半分はコテージになっているので観光に行っていない皆さんは戻って昼寝でもしているんでしょうか?
このビーチ、ところどころは沖合いから木屑とかがやってきますが、それ以外は全般的にものすごいキレイ。
欧米の幼児たちがビーチで、若者が沖合いで泳いでます。
ああ、私たちも水着を持ってくれば良かったなあ(ですが、他に行くところがたくさんあるので、泳いでいる時間は無かったので、実は持参しなくて正解だったりして!(^^)! 次回は絶対に水着必須ですね!)
ところで、さっきから写っているのはペリカン。
幼児と比べてその大きさがわかると思いますが、世界最大級のペリカンだそうです。
多分、餌もたっぷりとれて、外敵もいなくて悠々と暮らしているからだろうね。
それにしてもでかい。羽を広げたら2メートルはあるんじゃないかな!
ということで、こちらのリゾート、単にイルカがいるだけではありません。
1.子どもたちにとってものんびりできる。
2.天候はだいたいいつも晴れ。高温のためいつでもきれいなビーチに入れる。
3.基本的には自然がベース。のんびるするしかない、ということを体験できる。
こういう環境であれば、子供たちを放し飼いにできますね。他の国から来ていた幼児つれの観光客もみな幼児は放し飼いにしてました。
リゾート地にありがちな、一通り必要なものが贅沢に「手に入らない」ところが、他のリゾート地とは違うところ。
どうです、行ってみたくなりませんか?
私は3回目の旅行として、「死ぬまでには絶対にまた行っておきたい」ところです。
写真:2007年8月