このところ、ワインに関するニュースが少-しだけ流れているので、このブログでもちょっとだけ紹介しておきます。
現在、アルコール市場は大きく変わっていて、以前のような国別によって消費形態が異なっていましたが、どうも最近ではその傾向が変わってきているようです。
例えば、ロシアだったらウオッカの消費が、ドイツ、アメリカ、オーストラリアではビールが、フランスではワインが、日本では日本酒が、といったように、かなりわかり易い別れ方をしていました。
最近は、細かく検証したわけではないですが、各国の嗜好が変わってきているとのこと。
その代表格がワインだそうです。
世界的に見て、アルコールの中でもワインは増加傾向です。
それは、ワインの消費量が伸びているからですよね。
こんなランキングがあります。
世界ワイン生産量ランキング。
ベストテンは以下の通りです(2013年)
1位 | フランス | 4,293,466 t |
2位 | イタリア | 4,107,370 t |
3位 | アメリカ | 3,217,000 t |
4位 | スペイン | 3,200,000 t |
5位 | チリ | 1,832,000 t |
6位 | 中国 | 1,700,000 t |
7位 | アルゼンチン | 1,498,400 t |
8位 | オーストラリア | 1,231,000 t |
9位 | 南アフリカ共和国 | 1,097,200 t |
10位 | ドイツ | 840,900 t |
以前は中国が圏外でしたので、7位以内にキープできていたのですが・・・
(それにしても、ドイツが低いことに驚いた)
では、このランキング通りにワインは日本で流通しているでしょうか?
今朝の朝日新聞で、あるソムリエが首都圏の37店舗のスーパーを調べたところ、
生産国のランキングが判明したそうです。
1位 フランス 19% 圧倒的ですね。
2位 チリ
3位 イタリア、スペインが同率
そして
5位 オーストラリア、アメリカが同率でした。
首都圏では既にかなりの量のオーストラリアワインが出回っているんですね!
全国にどれだけ消費量が拡大するか、今後が見ものだなあ!