ホントに楽しい!オーストラリア

~楽しいからには理由がある~

日本一番詳しいゴールドコーストマラソン2016 走らない、走れない、飛び出せない

 いよいよスタートしました。

ここで、どれだけのスピードや距離が走れるか、スマートフォンのアプリを起動し、wifiルーターの電源ボタンを押してランニングタイム計測開始(後ほど残念なことが発生しますが、それはおいおい)。 

スタート時点では気を付けること。前にも書きましたが、第三の矢「飛び出さないこと」。

どうしてもスタート時点ではまだ元気だし、脳も興奮しているので、どうしても飛び出してしまいがちです。ここは抑えて、ゆっくり走り「まだウオーミングアップだから」

と言い聞かせ、ゆっくりと走り出す・・・

 

 というよりも、あまりの混雑に唖然!

2年前にメルボルンラソンで一度ハーフマラソンを走ってますが、スタートして1分くらいでもう走り出していました。それだけ道路スペースが広かったですね。

ところが、ゴールドコーストラソンはそうはいかなかった。

確かにDゾーンというスタート時最後方のスペースにはいましたが、参加者が待っているスペース(幅)も少々狭く、しかも人数も多く、全く前に進まない。いや、「進めない」のでした。

これでは脳をだます前に前の人に「着いていく」しかないですね。

 

あ、そろそろ前方のペースが速くなってきました。

でも、まだスタートゲートをくぐってもいない。

約30メートルおきに置いてあるスピーカーからは「みなさんゴール目指して頑張ってください」「いってらっしゃい!」

と英語のアナウンスの合間に日本語が飛び交う。まるでここは日本のレースみたいだ(参加したことないけど)。流暢に聞こえるのは、当然日本人のフリーか何かのアナウンサ-だから。

 

 そんなことを考えていたら、ようやくスタートゲートをくぐることが出来ました。

ラソンがスタートしてから、6分以上が経過してました。

随分と時間が掛かったなあ。まあ急いでないけど!(^^)!

これもシティーラソンの醍醐味かもしれません。私、勝手に思ってます!(^^)!

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スタートゲートを超えたら、いよいよハイウェイに入ります。

ひ、広い。片幅4車線分を走っているから、当然余裕が出来て、走りやすくなったわけだ。

他の人はとにかく前に飛び出そうとしてエンジン全開の人がいっぱいいます。

トイレに行って遅くなったのか、いかにもタイムがよさそうな、とっても速そうなランナーがあとから来てあっという間に前方に。

そういった人に巻き込まれることないように、「とにかく焦って前に行ったらだめ!」

と心に言い聞かせ、ダッシュは抑えて・・・

それにしても、まだまだ前後左右にはたくさんのランナーが固まってます。f:id:tanoshiiau:20160729114725j:plain

沿道では、まだスタートゲートから離れていないせいもあり、ツアーガイドなのか、旅行業者が登りを持って応援に。

「がんばってくださ~い!」の日本語を連呼。

あ、私に言ってます?行ってませんね。ツアー参加者じゃないってすぐにわかるか!(^^)!

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 今度はカメラマン登場。

この後、至るところでカメらマンが登場します。

もちろん、腕にワッペンを付けた、レース公認のカメラマンが圧倒的に多いですが、沿道からレースコースには簡単に入れてしまうので、こうした「得体のしれない(?)」カメラマンがたくさんいました。あ、変な意味で怪しい人は見かけませんでしたよ。日本の海岸にいたり、レースクイーン狙いの日本のカメラ小僧みたいなタイプは!(^^)! 

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 走りながら半分後方を振りかえりながら、しかも走りながら撮影。

自分の方がよっぽど怪しいです!(^^)!

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 道幅が広くなっても、まだスタートして1キロも走ってません。

まだずっと後方まで人がいっぱい。ばらけるほど距離も走ってませんしね。

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 前方にカメラを向けると。

はるか前方ですが、摩天楼が見えてきました。

うそ、そんな摩天楼に見えるほどの建物は多くはないけど。

といいつつも、この摩天楼を走りぬけるんだなあ。などと想いにふけってましたら・・

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 少々下り坂。多少足早に駆け抜けてますが、慌てない。スピードを上げすぎないように。

これから橋を渡ります。左前方がゴールドコースト随一のリッチなエリアといってもいい、マリーナがあります。

その向こう左奥が海です。

あと数キロ走れば海を拝めます。  

 まだ見えてきませんが、最初の2.5キロ地点、給水ポイントは未だかなあ。

 

ふと時計を見ると、「結構時間経っているじゃない!」

 

スタート直後の7分が大きく影響しています。

いったいどのくらいの時間が経っていたのか。

驚愕の時間はこのあと5キロで!(^^)!

 

あれ。そういえばペースメーカーの、濃いピンクの風船を付けて走っているおじさん。気が付いたらすっかり前方に行ってしまいました!