ホントに楽しい!オーストラリア

~楽しいからには理由がある~

日本一詳しいゴールドコーストマラソン2016 オーストラリア人たちとの触れあい

「とにかく明るい」イメージのある、オーストラリア人は本当だった。
レース前半、バーレーヘッズに向う15キロの間に、ファミリー総出の応援、
個人による演奏、高校生によるチアリーディングなど、数々の声援を送って
もらいました。


ここでは、それ声援以外にも、オーストラリアならではの光景をご紹介。
・いきなりインパクトありあり、道路整備するボランティアおばさん

ぴちっとした制服をまとっていないから、しかも中年のおばさんだからボランティアだろうと勝手に決めつけてしまってますが、本当は正社員だったかもしれません!(^^)!
ゴールドコーストは、サーファーズパラダイスを始め、多くの高層マンション群が南北に連なっていますので、観光地兼住人エリア。
そのため、多くのクルマがマンションの1Fから、一方でハイウェイからの出入りもブロックしなければなりません。
そこで、ランナーが走っているエスプラネードを中心として、そこに向う裏道を含め全ての道路はエスプラネードとの交差点手前で完全封鎖。看板があって道路に入れません。
「看板のおもり」と、クルマにUターンを促す仕事をしているのが、先ほどのボランティアらしきおばちゃん集団です。いたるところに立ってました。
しかし。この集団、どうも日本での道路整理とは様相が全く違います。
だって、その場にいる価値あるんだか、ないんだか。
まるで仕事そっちのけでランナーを応援したり、眺めたり
そこで一番の体験。
ハグされちゃいました!

最初、ハイタッチをしたいのか、右手を高く上げており、せっかくな機会なので、おばちゃんにハイタッチしに行った瞬間でした。近くまで行ったときに起きたハプニング。
もちろん、エールを送ってくれたんだけど!(^^)!
ハイタッチもたくさんしましたが、さすがにハグしてくれた交通整理のガードマンが存在するなんて。
これぞゴールドコーストラソン参加の醍醐味です。


・ハイタッチファミリー
先ほども書きましたが、ハイタッチ。
これがまたたくさんいるんですよね。
総勢何人がわかりませんが、自分としてはわずか20人くらいしかやれてません。
20人?? それでも結構頑張ったんですが、ハイタッチするために手を出したり、コースから外れて沿道まで行く必要があったりと、少々ペースが乱れそうだったので最小限にしました。

そうそう、左側が50肩なので、ハイタッチがツラかったです!(^^)!

(赤ちゃんを抱っこ&高い高いをし続けるパパさんの努力に脱帽して、止む無く(笑)赤ちゃんのお手にタッチしに行ったり、いろいろやってしまいましたけど)
このハイタッチ。通常は沿道にロープが張ってあって、
「はい、それより前に出ないでください」
と交通整理しに来るのが日本の場合。
しかし、オーストラリアの場合は、沿道にロープなんてありません
堂々と横切る住民をはじめ、沿道からぎりぎりランナーの走っているコースまで出てきて、ハイタッチさせるために、幼児、小学生をずらりと整列させて、ハイタッチさせる親がいたりして、日本の様相とまるで正反対です。
沿道の応援する人とランナーがスタートからゴールの間、どこでもいっしょになれるのがオーストラリアのマラソンなんですね。たまりませんねえ。


・メッセージボード
ボードといっても、A3かそれよりも大きい画用紙にマジックペンで手書きで何か書いただけのものです。
しかし、そのメッセージに心を打たれたランナーも多いんじゃないかな。自分もその1人ですけど!(^^)!
「がんばれ」「ベストを尽くせ」などはたくさんありました。
中には
「今日という日はあなたのためにある」
「参加しただけであなたは勝者」
など、コピーライター顔負けのキャッチフレーズがずらり。
ほんと、読んでいるだけでも嬉しくなってしまいます。
中には、画用紙を何枚も繋げて、長い文面にして、まるで横断幕のように書いている子供たちも(走っていることと、字が汚いこともあり、何が書いてあるかわからず!(^^)!)。
こんなにランナーたちを応援しているなんて。ますます嬉しくなります。


・コースに乱入
といっても、邪魔しにきたんじゃあありませんよ。
ランナーと友達(参加登録もしていない)だったり、息子娘だったり。
いきなり沿道から現れて、一緒に走り出し、5キロくらい走っていなくなったり。
中には栄養ドリンクやフルーツを持ち込んで一緒に食べたり。
ペースを確認しているのか、ランナーに指示したりする乱入者。
ママさんランナーには、赤ちゃんと触れ合いたかったのか、家族(パパかおばあちゃん)が赤ちゃんを抱きかかえながら沿道に駆け寄り、そこでママとスキンシップしてました。
これも日本ではまずお目に掛かれませんね。


・コースで営業?
いえ、冗談です。売っているんじゃなくて、配っているだけです。
イカを配っている人、レモンの切れ端を配っている人、そして飴を配っている人はたくさんいたなあ。
なんて公認じゃないから、どこで現れるか分からないし。
自分も用意した栄養補助食品があったため、今回は受け取りませんでしたが、次回参加したときはゲットしたいたあ。
それにしてもランナーたちのために、家で準備してきたんだろうな。
1万人近く走るので、一体どれだけ準備したのか、想像しただけで頭が下がります。

これぞ市民のフルマラソンの醍醐味ですね。

あ、公認のマラソンレースだったっけ!