ホントに楽しい!オーストラリア

~楽しいからには理由がある~

日本一詳しいゴールドコーストマラソン2016 最大の壁 35㌔ サイクリングおばさんのパワー

沿道の応援や、ランナーなど、不思議な人がたくさんいましたが、大会運営関係者にも
変わってるなあ、と思える人がいました。
最初に目撃したのは7キロを過ぎた地点くらい。
自転車にまたがり、沿道からメガホン片手に、
「がんばれ」「ゴールを目指せ」
とか言っていた記憶がありますが、うっすらとしか覚えていない!(^^)!
更に、バーレーヘッズをUターンしたあとの25キロ付近。
サーファーズパラダイスを突き抜けて走っている最中に、またも同じ人(多分)が
メガホン片手に叫んでいました。
さすがに2回目だったので、「なんだ、この人!」
と目を凝らして、何ものなんだとじっと見てしまいました。
大会関係者を示すゼッケンをTシャツの上からまとってました。サングラスをしていたので風貌がわかりませんでしたが、おばちゃんでした。ポニーテールの金髪をまとめて。
途中、交通整理しているのか、ハグしにきたのかわからない、ボランティアおばちゃんに勝るとも劣らないいでたち。
それでも、自転車で先回りしながら、ポイントポイントに現れて声援を送ってくれましたが、こんなことしているの、この人しかいないなあ。

と、30㌔を過ぎたところを走っている最中に、3度目の遭遇でした!(^^)!
心の中で一瞬笑ってしまいました。その精力的な活動に。
いやはや、いろんな人がいるもんです。

だからといって普通に応援してくれる人がいないわけじゃないですよ!(^^)!

沿道で何度も画用紙の応援ポップを見せられましたが、やっぱり一番多いのは

「Never give up(ネバーギブアップ)」と「fight!(ファイト)」

に混じって、

「Good Job(グッドジョブ)」と「welldone(ウエルダム)」

こんなときに使う言葉なのかな。あちこちで見ました。そういえばメルボルンでのマラソンでも見た記憶が・・・(そろそろうろ覚え)。

 

反対側を見渡すと、海。そして海の向こう側にはリゾート地の1つ、
砂の島 サウスストラドブローク島
が見えて気ました、ゆっくりみる余裕は一切なし。
それよりも沿道でゆっくりしているランナーの方が目に留まってしまいました。
何をしているの?
どうやら沿道では非公式ですが、果物か飴を配っているようです。
その方と知り合いか、それとも初対面かどうかわかりませんが、なにやら話し込んでいる様子。

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まるで休憩タイムみたいですね。
あくまでものんびり自己ペース。海からの風は自分がはしっているハイウェイまでは来ません。

沿道まで行くと感じられるのかあ?

と思っていたら、目の前に謎のゲートが出現。良く見るとミストが出てきます。

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通常、ミストを浴びると、一瞬でも身体が涼しく感じられるものです。
一方で、あまりたくさん浴びると、服が水分を吸ってしまう。うーん、どうしよう。
全てのランナーがここをくぐっていく。

よし、行こう!電子機器であるスマートフォンは、専用カバーに隠れているので、濡れることはないし。
腕時計だけ見ずにぬれないよう、もう片方の手で時計を覆いました。
じゃあ、くぐるとします! 

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あれ!なんだか水分を感じません。
しかも全く清涼感ないし。涼しさのかけらもない。暑いからか、水分が身体にまとわりついた感じもありません。
なんだ。これ。見せかけ??
レース中の不思議な体験でした。

 

これを過ぎたら35㌔。
信じられないことに、いまだに歩くことなく走って、ついにここまで来ました。

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時間 4時間8分。6分遅れのスタートだったため、4時間2分
残り7㌔。なんだか6時間の目標タイムが1時間縮まりそうな予感。

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問題は、35㌔を過ぎると足が止まること
優勝を狙うランナー、中距離からフルマラソンに転向したランナー。そして一般の市民ランナーも。
35㌔を超えられるかどうかがゴールできるだどうかの分かれ道だと良く言われます
まあ、ここから歩いても7㌔なら1時間半で歩けるかな。

未体験ゾーンのオンパレード!


心の余裕だけはまだまだ失いたくないなあ!(^^)!

いつのまにか、ちらほらと一戸建てが並んでいました!