ホントに楽しい!オーストラリア

~楽しいからには理由がある~

日本一詳しいゴールドコーストマラソン2016 ゴール後の栄養補給

42,195㌔。
無事走り終えました。
もう時間を心配することもありません。
ゆっくりと身体をいたわるだけです。
その前に、ゴール会場は移動しなければなりません。後続ランナーの邪魔になりますので、移動します。


あ、前のほう、列をなしてますね。
なんでしょうか?
(前のランナー、今欧米で流行りのアンダーアーマーをきてます。全然関係ないけど。。。)

f:id:tanoshiiau:20160821160837j:plain

ここで、フルマラソンならではのサービス。
1.栄養補給食品をプレゼント
レース中にエナジードリンクがフルマラソンのみに提供されたように、
レース後に振る舞われる数々。
こちらもハーフマラソン、10㌔マラソンには提供されません。
列に並んでいるのは、プレゼントを受け取るためでした。
それにしても足取りが遅いのは、みんな疲れているからでしょうか。

待っていたプレゼントはこれです!

f:id:tanoshiiau:20160821161325j:plain

バナナ、オレンジ、水(ペットボトル)、そしてここでもエナジードリンク
レース中何度もお世話になっていていうのも失礼ですが、ちょっと飽きてしまったので!(^^)! バナナ、オレンジ、水を頂きました。

積んであるから自分で好きなだけ取り放題です!

レース終了後は、特にフルマラソンの場合、身体中の至るところがダメージを受けています。(心も、ね)
それを回復させるには、胃の吸収にやさしい食べ物をレース直後に摂るのが良いとされています。
その筆頭がババナをはじめとしたフルーツ類。
だから、バナナがうずたかく積まれているんですね。

(因みに、メルボルンラソンに参加したとき、フルマラソンだけでなくハーフマラソンでもバナナが配られてましたが、自分がゴールしたときは既に在庫が底をついていました。レースによって、選手への配慮が分かれるかもしれません)

前の列に並ぶこと5分。

f:id:tanoshiiau:20160821161220j:plain

バナナ2本やペットボトルを手にしながらふらふらと歩いていると、疲労困憊のランナーのためか、あちこちにイス(リゾート地によくある、簡易なチェアーですが)があります。
至るところに点在していて、結構空席がありましたので、そのうちの2つをゲット!
自分が座る用、食べ物を置く用。

f:id:tanoshiiau:20160821161542j:plain

気が付くと、地面に置いたものに手を伸ばして取る動作すらきつくなってきましたから。
なんだかレース終了後の方が疲れが出てきたなあ。

f:id:tanoshiiau:20160821161503j:plain


だったら疲労がこれ以上たまらないように、大急ぎでバナナ、オレンジ、そして水分補給のため(若干無理やり気味ですが)ペットボトルを3回に分けて一気飲み。
空になったので、もう一本ペットボトルを取りに行こう。
そう思って少し身体にも余裕が出てきました。
周囲に目をやる余裕も出てきました。

f:id:tanoshiiau:20160821161744j:plain

みなさん、思い思いにふけっているんでしょうか!

 

ふとみると、救急隊が目の前に到着。

f:id:tanoshiiau:20160821161630j:plain

イスに深く座り込んでいる女性ランナーがなんだか立ち上がれないみたい。
3人の救急隊隊員と共に、どこかに行ってしまいました。
足でもケガして、無理を押してゴールしたような感じでしたね。
もう少し周囲を見渡すと、今度は、街灯の柱に手をついて、寄りかかったまま動かない
(見た目日本人の)ランナーを発見。
前に足を出そうとしている様子とわかりました。しかし、その1歩の移動がかなり辛そう。
痛みと戦っているんだなあ。
そう思ったところで、自分にも起こりうること。早速簡単なストレッチに取り掛かりました。
まだエネルギーが身体に回ってきてないのか、せいぜい2分くらいしかやれませんでしたが!(^^)!

フルマラソンならではのサービス。
2.完走者への特典
完走Tシャツとメダルを授与されます。
Tシャツは面白いことに、サイズ別にコーナーがわかれています。
ゴールドコーストラソン参加時、事前に大きさを申請することになってましたが、どのサイズで応募したのか、まったく記憶にありません。
欧米人の体系に合わせたサイズなので、日本人のLサイズは、欧米人のMサイズと言われてます。
早速Mサイズコーナーへ

あれ、どうも人がいないなあ。

と思って、うろうろして(いたように見られたのか)いたら、
ボランティアの係員から
「完走おめでとう、どうぞこれを」
とTシャツとメダルをささっと渡されました。
この一言だけ。あれ、事前申請のこととか、何も聞かれませんでしたね。

ていうか、このTシャツ、MじゃなくてLじゃないの!

ま、いいか、もらえるだけ。
多分、Tシャツやメダルも多めに作ってあったことでしょう。
やることがとってもおおざっぱ。さすがオーストラリア人。

なんてここで感心してる場合じゃないけど。

この時間帯(5時間を超えてゴールしてくる)ランナーが少ないのか、ボランティアの係員はサイズ別に2,3人いましたが、とっても暇そうなんだけど。


せっかくなので、メダルを首にかけ、写真をとってもらったのが、これ。

f:id:tanoshiiau:20160821161926j:plain

おかげでほんの少し疲れが飛びました!(!(^^)!)