ホントに楽しい!オーストラリア

~楽しいからには理由がある~

タスマニア 一味違うオーストラリア 王道の世界遺産 ポートアーサー2

ポートアーサーの世界遺産まで、ホバートから日帰りコースなので、とても近いようなことを言ってしまいましたが、広いオーストラリアのこと、タスマニア島といえどもやっぱりそれなりに遠いです。
(オーストラリア本土の広さを経験したことがある人にとっては近い距離かもしれませんが、初のオーストラリアでいきなりタスマニアだと、やっぱり遠い、それに広い)
首都ホバートを基点とすると、空港方面に向かい、通り越すまではそれなりに都会な感じ(クルマが多い、家が見えるなど)ですが、20分も過ぎればとたんに田舎な感じ(木々や広い敷地が見渡せるなど)のエリアに入ります。


その後、アップダウン、左右流れる道を幾度と無く走ると、東海岸を北上するルートとの分岐点・ソレル(sorell)、わりと大きめな街ですが、を南下して、いよいよタスマン半島に入ったところから、本格的にタスマニアらしい自然の世界に突入。
人口の少ないタスマニア州。それも郊外に出ると街のサイズも一段と小さくなります。
街と街の間にはとても人が住んでいるようなところはありませんが、それでもたまーに一軒家があったり、牧場の入り口(のような脇道)があったりと、住んでいる形跡もちらほら。


ソレルを出たあと、通過する街といえば、copping,Dunalley,eaglehalk neck(イーグルホーク ネック)、そして以前タスマニアデビルで紹介したことのあるタスマニアンデビル&アンズーのあるtaranna

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(zooの看板。といっても敷地の半分は放し飼いと自然の林なので、ワイルドライフパークです)

 

そしてポートアーサーまで。


といっても、途中の街は小さいだけではありません。タスマン半島沿いにあるということは、海岸線に沿って街があるということ。小さいながらにヨットが浮かんでいたり、ボートがあったり、一軒家のカフェやレストランがあったり。
外観がおしゃれなので、立ち寄りたい気持ちを抑えて通過しなければならないなんて、心が痛む。
それくらい、立ち寄りたい個性的な小さな街が続きます。

お時間作れる方、是非立ち寄ってみてください!


だからなんでしょうか。オーストラリア本土で暮らしてきたオーストラリア人が、老後に住みたい街にタスマニアを選ぶ人が増えているのは、そんな小さい街でゆっくり暮らしたいと思っているんでしょうね。
(日本人の自分から見ると、シドニーメルボルンからクルマで走らせれば十分田舎なんですが、オーストラリア人からみる
そうではないんですかね。)
特に、クルマで通過しただけですが、eaglehalk neck(イーグルホーク ネック)はすばらしい景色。
道路の右側に沿って、ずっと海岸線を見つめていたら、いくつめかのカーブでいきなり左側にも海が現れる。
ネック と言われるだけあって、道路の両方に海が出現するんですから。
半島といわれるだけあります。
ここを抑えておけば、その先に控えているポートアーサーの刑務所から逃げれたとしても、このネックを通過するときに見つからずにホバート方面に向かうことは難しいと思えました。
それだけ厳しい地形をよくも見つけたなあ、そのあたりは合理的なイギリス人。恐るべしです。

 

あ、それだけ運転しているだけでもいろいろと楽しめますよ、現代のドライブは。
ということを言いたかったです(笑)。 


記事:2017年3月28日