世界最南端の歴史的なこの刑務所は、罪を犯した流刑囚たちを監禁するために、アーサー総督によって1830年に作られた。だから、
ポートアーサーと呼ばれたようですね。
(ポート=港、ありました)
タスマニア本島とタスマン半島をつなぐ幅が100mにも満たない「イーグルホーク・ネック」と呼ばれる細長い陸路と、サメが出没すると噂されたその両側の海によって囚人たちが脱獄するのを防ぎ、オーストラリア全土の中でも一番恐れられた「誰も行きたくない、辺境の刑務所」と言われても、確かにおかしくない。
実際、その日はまたしてもありえないほどの晴天に恵まれ、貴族の庭園のような気分になりましたが、曇りや雨の日だったら、きっと気持ちがふさがれることでしょう。
そのような天候だとどうなるのか、当時の様子をできるだけ思いをはせ、じっくりと見て回ってみました。
17時を回っているというのに、西日が高いことはわかりますか?
独房に住んでいた証です。
歴史を感じますね。
写真:2017年3月28日