少々個人的なことになりますが、走ってます。
朝の通勤電車に間に合うため(笑)にも走ってますが、そうではなくて週末健康維持のため、ですが。
この時期はマラソン大会のピーク。全国の至るところで大会が開かれてます。
実は私も先週の4日(日)、神奈川県のハーフマラソン大会に出場してきました。
ちなみにこの大会、来週25日(日)に控えている東京マラソンの準備運動(ウオーミングアップ)を兼ねて参加している人が多かったとのいうのが印象です。
日本人は見る人も多いですが、マラソンが結構好きな国民性なんでしょうか。
とにかく真剣。
実際にテレビ放映されているのが先頭集団を中心とした、駆け引きやタイム争いが中心なので、「より速く、より強く」
というのが幼い時から脳みそに刷り込まれているような気がします。
(いわゆる競争社会の1断面)
先週走ってわかりましたが、(場所が工場隣接地であったこともありますが)、住民の応援はほとんどなく、ランナーの関係者からの「激励」の応援が目立ってました。
もちろん声援を頂くことは走っている最中のなによりも励みになりますので、とってもいいことです、嬉しいです。
ただ、いいタイムで走ること、最後まで頑張って走りぬくことが最優先された応援。
ランナーもそれを目指しての参加がほとんど(中には仮装して楽しむことを念頭にしている人もいますが)なので、真剣勝負な要素が満載です。
その一方でまったく雰囲気が異なるのが、オーストラリアでのマラソン大会。
過去2回参加しましたが、こちらは記録よりも、「楽しみこと」を優先にしているんじゃないの?と思わずにはいられないような場の乗り上がりに、日本との差を大きく感じました。
なんせ、レース中に飛び込んでくる応援は、「がんばれ」はもちろんありますが、
「参加しているだけであなたはチャンピオン」
「神も共に走る」などなど、およそタイムを意識して速さを煽(あお)るような声援の少なさがとっても目立ちました。
ランナーもそうです。
(というか、国民性なのかもしれませんが)
2,3人で参加して、おしゃべりしながら走ってるのはどこでも目につきますが、8-10人の集団でお揃いのユニフォームで、大声でおしゃべりしているのにびっくり。
話をしたりして呼吸が乱れると苦しくなるので、スピードが落ちる、というような教育を受けた身には超びっくり!
裏を返せばスピードや順位にこだわっていないってことですね。
とにかく、仲間や1人でも、その時に参加して、走って、楽しめればいいんですよね。
そんな体験をしてしまった以上、日本の大会に参加して、競いあってゴールするのはもちろん目指したいですが、ただ単に走って、いい思い出を作りたいことも事実。
半年後に冬を迎えるオーストラリア。
あちらの大会に参加したくなってきました。
で、最後に宣伝。
ファンランという名前の通り、走って楽しむ大会がこれ。
今年は8月12日シドニーで開催される、CITY 2 SURF
14キロのコースオンリーですが、毎年約8万人が参加するお祭り。
仮装して走る人がいるのはもちろん、ママさんがベビーカーをおしながら(おしゃべりしながら)歩き通したりと、それぞれが(勝手に?)参加して楽しむイベント。
「走る」というイメージが変わりますよ。
興味を持ってくれたら、是非一生に一度は経験してみよう!
と思ってくれたらうれしい限りです。