オーストラリアの気候が大変なことになっています。
特にクイーンズランド。
オーストラリアの北東部に位置する、グレートバリアリーフにも近いロケーション。
もともと雨が降りやすいが、今年は特に「前例のない大洪水」が発生してしまった。
豪北東部の豪雨、ダム放流で「前例のない大洪水」 被災地の映像(AFPBB News) - Yahoo!ニュース
その中でも、ケアンズにも近いクイーンズランド州タウンズヒルでは、ヘビやワニが上流から流れてくるほど、街中が大変になっているとか。
しかし、洪水は今回、「たまたま」起きたんではありません。
2017年4月のときも、河川の氾濫が発生し、水位が1世紀ぶりの高さまで到達。
豪洪水、河川の水位1世紀ぶりの高さへ 2人死亡 4人行方不明 写真22枚 国際ニュース:AFPBB News
このときは州都ブリスベン郊外の街で浸水がありました。
さらに。
自分がオーストラリアでいろいろなチャリティーに関わるきっかけになったのが、2011年1月のクイーンズランドの大雨。
クイーンズランド州の大洪水、ブリスベンも!被害は拡大中 | On Time ~
この時も「50年に一度の洪水」で、オーストラリア初の洪水による死者が発生してしまたようです。
この年は、ニュージーランドのクライストチャーチで大地震が発生。
3月11日には、日本人の誰もが記憶している、東日本大震災が発生。
そのため、オーストラリアの大洪水に対するチャリティー支援どころでは無くなってしまった感がありますが、地球上で自然災害の猛威を振るった年であったかもしれません。
クイーンズランド以外でも、アデレード、メルボルン(全豪オープンテニスでも、優勝した大阪なおみ選手が、「暑いから早くロッカールームに行きたい」と言ったことを記憶している方もいるでしょう。それくらいの猛暑)、パース郊外で、史上最高気温を記録したり、南極に近く夏でも涼しいタスマニア島でも森林火災が発生したり、災害に見舞われています。
台風シーズンの日本の洪水も最近毎年のことになってしまいました。
とても残念なことですが、いずれも人間のわがままな行動によって引き起こされているとしたら、大いに反省しなければなりません。
南半球で起きていることは半年後の北半球(もしくはその逆も!)でも起きる。
そういう点でも、日本とオーストラリアの両方を見つめ続けて行こうと思います。