18日の土曜日、オーストラリアで選挙がありました。
結果は、与党(保守連合)が接戦を制し、6年ぶりの政権交代にはなりませんでした。
選挙結果はともかく、日本では考えられないのが世界の選挙。
ここオーストラリアでも選挙は日本と全く違います。
それも、少子化を迎える日本にとっては、とってもお手本とすることだらけ。
行かないと罰金
選挙は義務、どころではなく、半ば強制的に。
投票しないとどういうことになるか。
なんと、罰金20ドルを払わなければなりません!
義務投票制度というんだろうですが、1924年に導入され、それ以降投票率は90%が続いているとか。
罰金を払うんだったら、投票したほうがいいですよね。
政府にとってはなかなかうまいやり方だと個人的には思います。
会場に行ったらソーセージが食べられる
さて、半ば強制だからといって、全くつまらない日を過ごすのかというとそんなことはない。
選挙会場は、急遽バーベキュー(BBQ)会場にも変身。
選挙に行ったら、実はそこは週末のマーケットに早変わり。
ソーセージにカップケーキに飲み物にと、縁日気分に包まれています!
しかも日本と同じように学校などの公共の施設。
こんなことをオープンにできるのがオーストラリア。
日本だってまねできないはずはない!
楽しい半日を送るために、是非全国の投票所をお祭り会場にしたいですよね!
因みに、オーストラリアの選挙は土曜日にやるんだそう。
土曜日の学校へ送り向かいをするパパ、ママがそのまま投票できるように仕組みができてるのかな?
実は、前回2016年7月の総選挙の時に、たまたまゴールドコーストで投票所の前を通り過ぎる機会がありました。
(遠目でしか見えませんでしたが、多分どこかの公立の学校のようでした)
周辺は駐車しようとするクルマで道路は渋滞!
学校らしく建物からは賑やかに何か歓声のような、子供たちの声が!
まるで地元のイベントが企画したような、地元民のためのお祭りにしか見えませんでした。(観光客を当てにするならもっと派手な宣伝や、アドバルーンとかがありますよね!)
これは一生に一度、間近で見てみたいうちの1つです(笑)。
そして、日曜日は家族で一緒に過ごせるのでした。
さすが、「国民ファースト」、オーストラリアでした!
こんなことがオーストラリアで生活していて随所に登場します。