世界遺産ブルーマウンテンの観光ポイントは主に切りった崖、遠くにある山々を見下ろす(ロープウェイなどの乗り物やエコーポイントから)風景がガイドブックやネットにあふれている。
だから、てっきり山の山中、遠く離れた麓(ふもと)に町があるんだと思っていました。
次の写真を見てみてください!
これ、ブルーマウンテンを拠点とする、(以前、軽井沢のようだと紹介したことのある)カトウーンバの町だと思いますか?
軽井沢は言い過ぎだったかな?
全然違います。
ここは、スリーシスターズが見える観光ポイント「エコーポイント」からクルマで1分。普通の住宅街でしょ!
どちらかというと伊豆高原とか、清里のふもとのような雰囲気ですね。
個性的な家々が勢ぞろい。
中には絶景を提供する、ホテル、ペンション、B&B(ベッドアンドブレックファースト、寝床と朝食のみを提供、けどこれが個人が提供しているので、意外にサービスが良かったりする)もありますが、ほとんどは写真のような、普通の家。
麓に行けば、オーストラリアのどこの町に行っても目にする大規模スーパーマーケット、ウールワースやコールズもあるので、生活に全く困らない。
ということで、普通に生活している人がとっても多いんですね。
なんだかのんびりしている感満載なので、引退後に移ってくるかな?
歩いている住民らしき人に聞いてみたかったけど、だれも歩いていない。
人もクルマの少ないから、信号なんて必要なし!
シドニーからはとても遠くて・・・
と思っていますが、クルマであればシドニーのシティーまで1時間半。
ラッシュが心配、クルマでは疲れる、という方は、シドニーのセントラルから先ほどのカトウーンバまで約2時間。
東京と比べてはいけないけど、通勤できない距離・時間ではない。
現に、シドニーまでの帰り道。
シドニーからやっている電車は、東京郊外の通勤電車よろしく、乗客が多かったこと。
それぞれの駅から通勤していることが良くわかりました。
ラッシュ時以外の電車は少なそうですが、クルマがなくても生活に支障は無さそうでしたよ👍
カトウーンバ駅入り口。電車の来ない時間帯は人もいない。
それにしても晴天時は空の青いこと。
カトウーンバの街並み。
生活していくにはたいていのものが揃いそうですね。
のんびり生活するには困らないところがこのようにオーストラリア中にあります。
だから、オーストラリアって奥が深いんですよね。
一度は泊まりたい、(しかもB&Bとかに)カトウーンバ。
だから個人旅はやめられません。
写真:2019年8月13日