特設ライブスタジオから音楽がガンガンに流れる
もはや子供たちの影は全く感じられず、これからは自分のペースで走る・歩くことにしました。
・コース紹介
ここで、改めてコースの紹介。
CITY TO SURFは14キロの1種類のみ。
CITYと名前が付くくらいですので、シドニーの街中を走ります。
ホント、良くど真ん中を選んだものだ。
コース詳細は以下になります。
一見するとぐにゃぐにゃ道が曲がっているだけのように見えますが、実際は思った以上にアップダウンの繰り返し。
シドニーは起伏の激しいところに開拓してしまったので、至るところに坂道があるんですよね。
しかし、坂道があるからこそいろんな風景を目にすることができるんです。
実際に街中といっても、本当に建物がたくさんあるのも最初の1、5キロまで。
それを過ぎると絶景だらけ(高級住宅を見られるのも1つの絶景です)。
既に写真で紹介したハイドパークをスタートして夜は繁華街になるキングスクロスを通過。
ヨットあふれるダブルベイとローズベイまでくると、シティーの景色は一遍。
一気に自然豊かな環境に突入。
その後、6キロを過ぎて「ハートブレイクヒル」と呼ばれるゆるやかな坂道を2キロ弱登り、シドニー屈指の豪邸が立ち並ぶワトソンズベイの手前でUターンして太平洋側に。
9キロ過ぎ、ドーバーハイツと呼ばれる少し標高の高いところにある住宅街を通り抜け(そのかわり景色が良い)、シドニーっ子が近場のリゾートとして訪れるボンダイビーチまで坂道を一気に下ればゴール!
ということで、まずはヨットが停泊するダブルベイまであと2キロの地点を通過中の私たちである。
・ダブルベイは1つの町
オーストラリアのどこの町にもあるショッピングセンター・コールズ前。
レゴブロックの着ぐるみ。かなり重たそう。
ダブルベイのメインストリートを埋め尽くす人・ひと・ヒト。まだこの人数!!
ここはシドニーではなく、郊外にあるこじんまりとした田舎町に見える。
シドニーは広いようで、このような街が点在していて、ここにいるだけでものんびりできそう。でもバスでシティーから15分くらいのところです。
この界隈では有名らしいレストラン「SHEAF」の2階。
激しいサウンドとダンスで、観客であるランナーたちからは手拍子も。
企業の広告もいたるところで宣伝活動。お疲れ様です(^^♪
こちらも軍人さん(元?現役?)。やはりレベルは高く、写真待ち。
・給水所
4キロを超えて、初めての給水所が現れました。
今日は涼しい天気のため、汗💧をかくこともありませんでしたが、日差しが強くなってきたので、のどが渇かなくても水分は必ず摂るようにしてください。
WATERと書いているので、文字通り「水」です。
残骸はボランティアによってきれいに片づけられます。なんせ8万人分ですからね。
どうしてもこうなってしまう。
ダブルベイがみえてきた。
ヨットが日差しで眩しく見える。
対岸にみえるのは崖にへばりつく高級住宅群?
一度はヨットに乗りたいな。沖合いに出なくてもいいので、ヨットでみんなで寝そべったり、食べたり飲んだり。
日本人が苦手なことだけどね(^^♪
道路の向かい側にある高級住宅地。これでもまだまだ序の口です。
私はもうこれで十分なんですけど・・・
1人のパフォーマンスもあり。
1人ギターを弾く彼。全部自分で巨大なスピーカーセットを作り上げたのかな?
・トイレ休憩
2キロおきに簡易トイレが設置されていますが、ダブルベイにある公園当たりを走っているときに、ちょうど行きたくなったので、初めてのトイレ休憩。
同じことを考えている人が多いのか、そもそもランナーの数が多いだけか、見よこの行列。
前方は男子、後方は女子、に分かれているはずですが・・・
私は用を済ませて、ふと列を振り返ると、男子の列に女子が。
アジア系の女子は他のトイレでもこのような光景は見ましたが、欧米系のおばさんが並んでいるのは今回初めてです。
勇気よりも切羽詰まっているのか。でもよほどの理由がない限り、マナーは守りましょうね。良い子はまねしちゃだめだよ!
トイレ休憩中に、ガス欠にならないようチョコバーを食べる。
公園にゴミ箱があって助かった。
休憩に30分もかかっちゃいました(^^♪
もう子供たちはゴールしているかもしれません。待ちくたびれさせちゃうね。
・ローズベイ
コースに戻るやいなや、なにやら大きな音が。
中国人の大演奏隊。そして「法輪功」の旗。
今までみた演奏では人数にしても最大規模。3,40人はいたんじゃないかな?
ローズベイのコーナーに入り、2度目の給水。
今度は黒い紙コップが用意されてますが、これはエナジードリンク。
enのマークがある。
もちろんスポンサーの提供です。ありがたく頂きます。
着ぐるみ。どうやってふかふかな空気を保っているのか。気になる。
なんと、アイスクリームのキッチンカー発見!しかもピカチュー。
ランニングに提供するなんて、ありえない。
と思ったら、多くのランナーが買っている。有り得ない。この寒空の中。
これが世界最大のランフェスの一面なんですね!
間隔空けずバンド演奏も。バックは日本でもおなじみのスポーツジム「エニータイム」
少しみんなの歩きが遅くなってきたように感じるのは・・・なぜ?
ローズベイの繁華街をぬける。
どうも最大の長い坂道「ハートブレイクヒル」に入ったようです。
ここからがいよいよ正念場のようですね。
でも、皆さん、とても楽しそうな顔は変わらずです。
6キロを超えました!
写真:2019年8月11日