・ハートブレイクヒル
お店を改造してこの日のためだけにライブミュージック仕様
絶景だったローズベイの町を通り過ぎる6キロ過ぎ。
ここからCITY TO SURF最大の難所と言われている、長い上り坂「ハートブレイクヒル」に入る。
入口といっても目印があるわけじゃないので、なんとなく「あ、上り坂に入ったかも」
というくらいスタート地点は非常にあいまい。
いずれにしても、この後だらだらと約2キロ続く。
実は、日本にある我が家は多摩丘陵付近に住んでいるため、2キロくらいの長い坂道には普段の生活で見慣れており、あまり苦労を感じることはありません。
なので、頑張って走り切ることはできそうですが、まだ残り8キロありますので、ここは無理せず「絶対に走らない」と決め、歩くことにしました。
着ぐるみ?訓練? まあ、目立つんならいいんではないしょうか?
登坂を走り抜けていく人はもはや誰もいない!
出た!オーストラリアのイクメンたち!
こんな姿は当たり前のように見られたので、風景に既に馴染んでいる。
日本も当たり前な日常になってほしいと思った瞬間。
同業者(?)に出くわしたので、思わず声を掛けてしまいました。
多分同僚のために応援していたはずなのに、ありがとうございました!
今回は明らかに素人。でも何時間も踊り続けているので、サービス精神はプロ顔負けです!遠くにシドニーのシティーの街並みが見える。いい景色です。
真下にテニスコート、ローズベイの湾をはさんで遠くにシドニーのシティーを高台から眺める。みんなここから写真を撮ってました。
夜景がきれいそうですねw。
ボランティアの支援団体によるアピールが増えてきた。
残りが少なそうだったので、ちょっと遠慮してしまいました(^^♪
坂を上り切ったかな。
8キロ付近に構える医療ポイント。
ここでは救急で担ぎ込まれるというよりは、マメができた、転んで擦り傷作ったとか、心臓がどきどきするので、心拍数を測るなど、こまめなサポートを行うところでしょうか。
このようなポイントが4キロ以降ゴールまでの間に7カ所あります。気持ちは安心しても、なるべくお世話にならないよう心がけましょう。
ここにも豪邸あり。
またアイスクリームキッチンカー。明らかに間食を楽しんでる!
2回目のエナジードリンク給水ポイント。もちろん、普通の水もあります。
だいぶランナーもばらけたので、トイレ待ちも少なくなった。汗をかいたのかトイレに行く必要もなく、先を急ぎます(走っていないけど)。
年齢層ばらばらだけど、腕前はかなりのものでした。
明らかに地元セレブのパーティー。朝から始まったのか、徹夜で続いているのかわかりませんでしたが、やたらテンションは高かったです。
久々に目にした、普通の家並み。ちょっと安心。
・ターンしてドーバーハイツへ
この先8.5キロで、ワトソンズベイに向かう道と分かれる3又路でVターンして大きく右折し、太平洋側に面するドーバーハイツ方面へ向かう。
本当はまっすぐ行けば、シドニー屈指の豪邸がたくさんあるワトソンズベイですが、コースから外れるわけにもいかないので、指示した道を進みます(ちょっと心残りですが(^^♪)。
ランナーは全員、ボンダイジャンクション方面へ。
日曜の午前中は散歩中の人も多い。
近所の犬連れや、子連れなど思い思いに過ごしているのもシドニーの風景。
ここからは左側から遠く太平洋からの風を感じることができる(あまり風は吹いていなかったけど)。
このあと3キロ弱は細かなアップダウンが続くが、少しの下り坂でギアチェンジし、走ってみる気になりますね。
アップダウンも少し収まり、フラットな道を急いでいたら、きれいな墓地。
はやり天に一番近い、高台に設置されているのはどこの国でも同じですね。
すこーしだけアップを繰り返したのち最高地点と思われるところを通過したら・・・
ふと、みんな同じ方向を見ているのに気が付いた。
さて、何を見ているんだろうと進行方向右側をふと目をやると・・・
なんと、いきなり開かれた公園。そしてその先に広がる景色はまさにシドニー全景。
滅多に見れないハーバーブリッジとオペラハウスのセット。
ここは、ドーバーハイツにあるダッドリーページリザーブ(Dudley Page Reserve)。
このあたりでほぼ10キロ。
残り4キロ。いよいよゴールを目指します。
そういえば、子供たちはとっくにゴールについているはず。特に連絡もなく・・・
一体なにをしているんでしょうか。20$を渡しているんだから、何か食べているのかな?
写真:2019年8月11日