コロナウイルスの影響で自宅にこもっている人も多いと思います。
仕事や買い出しでやむなく外出する人も、心無しかうつむいていたり、他の人がマスクしているか気になって前や横を見ていることもあるでしょうが、上を見ている人はとても少ないと思います。
最近、人目を避けるように、早朝か夜に散歩に出かけているという話を多く聞きますが、自分もそんなグループの一員。そして「夜の散歩派」です(笑)。
街の現状がどうなっているかの説明はここブログのメインテーマではないので説明しません。
お話したいのは上→空の話。
天気がいい夜、ふと見上げるとスーパームーンだけではなく、星が良く見えます。
しかも、きれいに。
クルマの数も減り、人の移動も激減したためなのか、空気が澄んでいるように感じます(1週間以上外出されていない方はわからないかもしれませんが)。
空気が澄んでいるのは何も首都圏だけではありません。
早々に緊急事態宣言を解除した中国だけではなく、ロサンゼルスに至ってはこの20年で一番空気がきれいになっているとも報告されています。
まあ、ロサンゼルスにいないので、自分には恩恵はありませんが。
首都圏も、大阪でも愛知でも事情は同じかと思います。
ただ、これだけ空がきれいになっても、(多少明かりが街中から少なくなっても)どうしてもオーストラリアの夜空には敵(かな)いません。
一つには、日本の大都市ほど明かりが灯っていないのもあるでしょうが、それだけではないようです。
では、いったい何が?
一つあるとすると、オーストラリアの大気は、日本と比較にならないほどきれいだといいこと。
そりゃそうですよね。
日本の人口の4分の1程度しかいないし、国土は日本の22倍もある!
人の移動による大気汚染は、日本よりも低いに決まっている??
更に、南極に近いエリアでは、世界一キレイといわれる南極の空気が(南半球ですので、北風並みに寒い)南風がきれいな空気と一緒に運んできます。
特に南極に一番近いタスマニア島は、もっともきれいなに空気に満ち溢れています。
だからかあ、星空がきれいに見えるのは。
更に、忘れてならないのが、南半球だということ。
実際、星の見え方が違うため、比較したことがありませんが、南半球、特に光の無い大平原の田舎のオーストラリアからみるミルキーウェイ(天の川)の星のきれいなことは、筆舌に尽くしがたいです。30分眺めていると川になってどこかに流れていくようにみえるんです。
普段は上向いて、空を30分眺めているなんてことしませんよね。
でも、オーストラリアでずっと星空を眺めていたい気分になります。
コロナウイルスも、いつの日か収まるでしょう。
そのあとは、是非羽を伸ばしに、オーストラリアへ。
それも、「星空を見る」という目的で、オーストラリアに行ってみませんか?
今回は、散歩中の空を見て、ふと星空輝くオーストラリアに行きたくなってしまい、思わず走り書きしてしまいました!!
写真:2017年3月27日