さて、今度は確実に「地ピー!」確実に住人である。
こんな人が町中いたるところにいる。そう、スケボーライダー。
バイクのライダーではない(^^)/
スケボーであれば、なんとなく若者文化ですよね。
年間晴天300日以上のゴールドコーストなら、アウトドアで存分に楽しみたいのも理解できるでしょう。
けど、それもT.P.O。
時と場所によりけりです。
スケボーはこういう人通りがおおいところでは、肩に背負ったり、電車に乗ったら人に迷惑が掛からないようにきちんと収納して。
とやることやっていれば目立たないし、お咎めもなし、と思っていました。
ちなみに関係ないけど、ドアの左側にサイドバーが用意されていますが、これはサーフィン用。下の黒いスポンジみたいなところにサーフィンの角をひっかけて、ずり落ちないようになっていました。
話を戻して。
そう、時と場所を選ばなければスケボーだろうがサーフィンだろうが、何やってもいいよ。
ある日の夕方。
食料品を買いに巨大スーパーマーケット、ウールワースに行ったときのこと。
ウールワースは、イオンやイトーヨーカドーのように、そこにいけば必要なものがすべてそろっている。しかし、規模が半端ではない。
とにかく、大量買いするオーストラリア。
(クルマではるばる1時間掛けてくる、7人家族など割と普通にいるため、必然的に大量に買うことになる)そしてみんなが大量に食べる。
そんな雑踏の中、外の通路からスーパーの入り口目掛けて、スケボーに乗って最高速度超過を目指さんばかりのスピードで疾走するちびっこ!
年のころ、8歳。日本人よりも大人びているので、10歳くらいに見える。
身体も160センチはあり、スケボーに乗ったちびっこが突っ込んできたら、こっちが重症を負うこと、間違いなし。
だから、なるべく関わらないようにしてほしい。
ケガがあったら、こちらの旅は、半分以上楽しみ半減。
でも、興味はそこではなくて(^^)/
いったい、人で混雑する夕方のスーパー目掛けて、スケボーに乗っても何も注意してこなかった親の顔を見たい。
いったい何やっているんだ!
と思って、ちびっこがやってきた方向の後方から「ガラガラガラガラ」ときしむような想い音。
嫌な予感と、この後の展開が想像できますかね?
鈍い音は、体重の重さに負けて、スケボーの車輪がきしんでいる音。
さて、正解は、「ちびっ子の父親」でした。
親の顔を見てみたい。
と思っていたら、見えました。
いや、そういうことじゃないぞ。
実際、繁華街をスケボーで疾走する姿は、あちこちの街中で見かけるそうです。
親が人の迷惑を子どもに先導してどうする!
子どもの教育に関しては、大自然と同様、奔放なのかもしれません。
ここはアップダウンの激しく、長い坂道が多いですが、朝のラッシュ時に
坂のトップから一気にスケボーに乗って下りてくるビジネスマンを見ることができました。
なぜビジネスマンかというと、スーツとネクタイを着用していたから。
しかも、ダークスーツ。
東京のど真ん中丸の内で、ビルに入るまで遊歩道をスケボーで出勤する日本人っていませんよね。
それが当たり前の感覚で生活していると、子供が成長してスケボーで出勤するビジネスマンになってしまいました。やれやれ・・・
「街中の疾走スケボー」に遭遇すると度肝を抜かれるかもしれません。
あ、でも、2回目に遭遇すると
「あ、またか」
となり。度肝は10分の1に減りますが。
オーストラリアに行ったら、必ず街中に繰り出すでしょう。
そこで、よーく目を凝らしていてください。
遭遇率??うーん、わかりません。
でも、いつかそのうち出会えますよ。
写真:2016年7月