来週の17日、18日、オーストラリアのモリソン首相が来日します。
こんな顔なんですよ!
ところで、最近のオーストラリアのコロナの状況です。
感染状況はこちらから。
ニュースなどでご存じかもしれませんが、7月に第二次とも思われる感染者急増(特にメルボルン)が見られ、一時1日800人を超えるほど増えました。
その後ロックダウンの緊急措置を経て、10月16日以降は全土でほぼ10数人以下を今日まで続けており、コロナ対応では優等生の国といっても過言ではありません。
しかも、欧米と同じように、日々生きるのはそれぞれ自由を貫く国民性。本来であれば政府にあれこれ言われたくないお国柄は、アジア諸国とは全く違います。
にも拘わらず、ここまで国民生活のために思い切った行動を貫けるのも、リーダーシップあってのことだと思います。
欧米では、自由(な生活を基盤とする人の考えで生きてきた)を貫いた結果、感染数は惨憺たる状況になっていますよね。
人口が日本の約4分の1の約2500万人とはいえ、感染者約28,000人(日本は11万人)、死者907人(日本1,854人、いずれも11月13日現在)はさすがです。
リーダーがしっかりと国民を見て、やることをやっていれば防げるお手本ですね。
どこかの国のリーダーのように、お友達だけ良い思いをして、あとは知らない(これは日本だけではなく、世界中にいくつもあります)ではないですね。
政府も国民も一体となれる国で暮らしてみたいなあ。
ところで、確かオーストラリアと日本の間は行き来が制限されているんじゃなかったっけ?
日本では、コロナ対策を十分にした国から、順次海外からの受け入れを表明していますが、オーストラリアのほうは厳しい制限をしています。
2021年12月末まで、一部の例外を除き、観光客の受け入れは禁止。
オーストラリア国民と永住者は海外への出国の禁止。
やれやれ。ワクチンを待ちましょう。
そんなコロナ拡大中のやばい状況でも、あえてテレビ会議ではなくわざわざ来日するなんて、今後の日本とオーストラリアの結びつきはかなり期待できるものがあり、非常に楽しみですね。
それでも、モリソン首相は、帰国した日から14日間、きちんと隔離すると言ってます。
さすが、国のリーダーがこう言って率先するなんて、うらやましい。
必ず逃げ道を作って、すり抜けようとする日本の政治家とは対応が雲泥の差ですね。
これぞ民主主義国家、開かれた国。
とこれだけでは全く言い切れませんし書ききれませんが、その一端を垣間見た気がします。
カンタスでもジェットスターでもなんでもいいので、早く乗りたいなあ!
写真 2016年7月