家にこもっている生活があまりに長期に及ぶと、その反動で思い切り、「超」が付くくらいの大自然に浸りたくなります。
それも、絶景は当たり前。「超」が付くような絶景で、迫りくる地球の規模感、底知れぬ大自然で、「ここまで広いのか、まだ先があるのか!」と感じれることができれば、家のこもっていたことがあってよかったなあ、と思える時がくるかもしれません。
さて、そんな「超」が付く大自然といえば、オーストラリアは大宝庫です。
正直、オーストラリアの大都市を抜けて、クルマで1時間も走れば、どこに行っても大自然と思えるところばかり(東海岸を走るハイウエイの一部期間は、町から町となり、自然が垣間見えないところもありますが)。
さて、大自然に対するとらえ方は人それぞれですが、あるテレビにこんな表現がありました。
「豪州のグランドキャニオン」。
はて? アメリカのグランドキャニオンにも行ったことがあるので、そんな似たところってオーストラリアにあったっけな。まだまだ未開拓なロケーションの多いオーストラリア。もしかしたらあるのかもしれないし。
と、淡い期待をもっていたら、そこはなんと、
ブルーマウンテンでした。
なるほど。ちょっと似ているかもしれないけど、違う気もする。
そんな言われ方、あったっけなあ。
ということで、ブルーマウンテン。世界遺産に指定され、しかもシドニーからクルマで2時間。電車も通っています。遠距離通勤が得意な(?)日本人であれば、通勤可能な範囲といっても過言ではありません。
で、どんなところかというと、1年前のブログに詳しく書きましたので、こちらをご覧ください。
アメリカのグランドキャニオンと全然違うのは、緑(主にユーカリ)が見事なこと。
次にバラエティーな観光に浸れること。
最後に、町が近いこと。
この町は、観光の拠点であり、いろいろなお店もありますが、シドニーやどこかからやってきたリタイアした人たちも住んでいたり、普通に町の仕事をしたりしており、いろんな顔を持っています。
以前、日本人のアーチストが住んでいたことも聞いたことがあります。
ちなみに、バラエティーな観光の1つ。
世界最大級の傾斜をもつ観光用トロッコや
有名なスリーシスターズを遠くから見るだけではなく、
実際、スリーシスターズに渡れます!
時間があればいろんなトレッキングコースを回りたかったなあ。次回の楽しみだ。
しかし、わすれてならないのは、2020年年初まで続いていた、大規模な森林火災。
もう世界中のコロナ感染拡大で記憶が遠くなってしまった人も多いかもしれませんが、ブルーマウンテンでも火災の被害がありました。
こんなに緑豊かなのに、火災が迫るなんて、まったく想像できません。
話は戻って、グランドキャニオンと同じなの?違うの?ですが、私は
「違う」に一票。
なぜなら、ブルーマウンテンのほうが全然楽しめると思っているからです。
行ったことはない人。シドニーに観光で訪れる人。ぜひ行ってくださいね。
実は、私たちファミリーも、2003年に一度行こうとして別のところに行ってしまいましたが、再訪を誓って実際に行くのに16年もかかってしまいました。
旅行中に1日あれば絶対に楽しめます。
是非、ブルーマウンテンをお忘れなく!
写真 2020/8/13