オーストラリアの州都は、どこもビーチから近いところにあります。
シドニーだったらボンダイビーチ。
メルボルンだったらセントギルダ。
パースだったらフリーマントル。
アデレードだったら?
「グレネグル」というビーチがある街。
アデレードのシティを走っているトラムの終点。
空いて入れば15分で着いてしまいます。
いや、本当に近い。
でも、この時は焦っていました。
シティの中心でちょっと遊び過ぎたため、夕日が見れないかも!
ということで、急いでトラムに乗って。
急いで終点まで(と運転手に言いたかったが、定時運行だから言えるはずもない)
終点グレネグル駅からはもう海が見えてます。
あと数分で夕日も終わってしまう。
じゃあ、浜まで走れ!夕日を見るために!
ほんとぎりぎり!
とってもキレイです。
ビーチまでもう少し。
そこには海に突き出した桟橋があります。
ビーチ沿いにはおしゃれなカフェやレストランに混じって、高級住宅が海に向かって建ってます。
夕日を見ながら、ワインやビール片手に部屋で団らんしているのだろう(勝手な想像!(^^)!)
そういえば、ここでは魚が釣れるんだ。魚の案内板。
それだけ海がきれいってことですね。湘南ではこんな多くの魚釣れるのかな?
今日は天気が良かったです。
日本と季節が逆なので、7月はアデレードでは真冬。
日が消えかかるととっても寒くなってきました。
そろそろ日の入り。
家族連れは少ないです。小さい子どもは風邪ひいちゃうからね。
それでも大人の観光客の集団、地元のカップル(と思われる)、ランニングしている人。缶ビール片手に2,3人で語り合っている人。
皆夕日を見ながらそれぞれ楽しんでますね。
大急ぎで夕日が見れた我々も楽しめました。
寒くなってきたし、さあシティーに帰りましょうか。
時刻は6時を過ぎてます。とっぷりと日が暮れ、真っ暗です。
いや、ネオンが明るい。
帰りは乗ってきたトラムに乗ればいいし、終点からだから絶対に座れます。
寒くなってきたので、早く車内に駆け込みたい。と思っていたら5分と待たずにやってきました。
オーストラリアの真夏の1月2月にはグレネグルのビーチには人が溢れるそうです。
市民憩いのビーチ、なんでしょうね。
いつか夏に訪れるぞ、と心に誓って。
シティから往復約1時間の小旅行でした。
写真:2011年7月