ホントに楽しい!オーストラリア

~楽しいからには理由がある~

タスマニア 一味違うオーストラリア いきなりの出会い

 

f:id:tanoshiiau:20171126194323j:plain

まだホバートに到着したばかりの初日。
シティで家内の買い物に付き合って、トイレ休憩していると、偶然にもトイレの隣の隣にワインショップが。
(たいてい、ショッピングセンタにはアルコール飲料が別店舗で併設されている)
家族がトイレにいっている間に、早速ワインを物色。


当たり前ですが、ここはタスマニア地元州内だからタスマニアワインがたーくさん。どれを買っていいのか、目移りしてしまいます。
タスマニアのワインは全体的に品質もよく、しかし大量生産していないため、オーストラリア本土よりも少々高め。
と聞いていました。
それに、大量に生産されていない(難しいから)ピノノワールピノ)と呼ばれる品種のものが人気でかつ高価とも聞いており、ぜひそれを地元タスマニアにいる間に「たんまり飲みたいなあ」。
しかし、やっぱり高い。それなりに低価格帯を狙っても20ドル前後(2017年3月時点で1800円相当)。
他の品種も含め、全体的に5ドル程度本土よりも高い感覚でしょうか。

 

このとき、特売の(赤い)札が目に入った。しかし、隣に人が立っているのは目に入らなかった。


偶然にも自分と隣のオージーの女性(たぶん40代前半くらい)の手が1つのワインを取ろうとしていた。
ということは、隣の方も、私のことが目に入っていなかったってこと?

 

それはさておき、お互いに手が伸びたワインボトルの名は
「Devils Corner(デビルスコーナー)」。

デビルはあのタスマニアデビルから名づけたんでしょう。


「このワインはタスマニア内では有名だし、とってもおいしいから買って損はないわよ。しかも今日は15ドルでとってもお得だし。」
と隣の女性は私に言い残すと、早々にレジに向かってDevils Cornerのピノを手に取っていた。
買い慣れている感じでしたね(あくまでも個人的にそう見えただけです)


そう言われてしまうと、買わざるをえない。じゃなくて、買いたくなるもの。


のちのちのワイナリーで経験しましたが、ピノの品種で、しっかりとした味を味わえるワインで15ドルは破格のお値段だったのです。

 

では、Devils Cornerのワインはどこで作っているの?


事前のチェックでは、タスマニアワイナリーで一番有名なエリアは、第二の都市ロンセストン周辺に広がるTima vallay(タマリバーとか、ティーマリバーとか言われる)にあるものだと思っていましたが、全く違いました。


ロンセストンはタスマニア島の、どちらかというと中央部より北東寄りにありますが、なんと中央から南東寄り。
しかも数日後にホバートを出発して、フレシネ国立公園を経由し、その後東海岸に位置するビチェノという町までの道中にありました。


「このあたり、ワイナリーなんてないじゃない?」
そう、ワイナリーがない地域でも、最近はワインが盛んな地域があるんですね。
もともとロンセストンに着いたら1日かけてワイナリーを巡る予定でしたが、もっと近くにあるんだったら寄らないわけには行かない。


ということで、せっかく最初に手にしたタスマニアワイン。
Devils Cornerに行ってきます。

 

写真:2017年3月26日