本当は予定が無ければいくことのない場所だった。
その時は、参加したメルボルンマラソンのゴールした後。
運動後で腹ペコで、ランチタイム中。
食べたら市内を散策するか、宿に戻ってお昼寝でもしようか、身体を休ませないと持たないような。
あ、そういえばこの3日間の間に会いたい人がいたんだっけ?
とにかく休みたいモードで、手元のスマートフォンからメールしたばかりでした。
すると、速攻で返信が。
「明日の朝にはメルボルンを発ちますので、お会いできるのは今日しかありません」
なにー。これじゃ休むどころではなくなった。宿で寝てしまったら、彼とは会えなくなるじゃないか!
だったら大至急合いに行かないと。
「じゃあ、これから行きます。どこにいますか?」
またしても速攻で返事が来ました。
「どこで、ランチしているんですか?」
「中華街です。もうすぐ食べ終わります」
「そこからだったらすぐですね。ではお待ちしてます。近くに来たら連絡下さい」
では、早速向かいますか!
歩いて、いや、かなりの急ぎ足で(ただしハーフマラソンとはいえ、足元はフラフラですよ!)若干信号無視もして、約7分で現地到着。
「その現地では」ストリートミュージシャンが勉強しなくてはいけない人達に歌を披露してますが、良いんだろうか?
いいだろうなあ。
アコースティックじゃないから、少しボリュームが大きいですが。
さすがやることが自由の国、オーストラリア。「高いレベルで」やることが許されるんだなあ。
立ち止まっている暇はない。
と言ってるそばから、またもや行く手を阻む誘惑がありました。
(飲食関係でつられたんじゃなくて)
これって、見た目、すごくないですか!
見てのとおり、チェスです。
さすが、元イギリスの植民地。当時のヨーロッパの伝統を名残として、今に引き継がれているのか。それとも、注目を引くために最近設置されたのか。
そんな推測はどうでもいいですが、それにしても、どう見ても赤の他人同士が試合を
行なっているようにしか見えません。1人はスマーフォンにかじりついているので、楽しくないのかな?
立ち止まっている暇はない(2回目)。
早く彼に会わないと。
どうもこの中にいるらしいです。
ものすごい立派な建物ですね。
これもヨーロッパの風格をそのままに今に引き継がれています。
さて問題ですが、ここはどこでしょうか?この建物は何でしょうか?
とっても広いです。
まるでキャンパスみたいなので、てっきり大学かと思いましたが、違います。
博物館でもありません。
コンサートホールの類でもありません。
実は、「図書館」だったのです。
かっこいい!
そして、なんと開放的空間。
これぞ、市民のために用意しました、どうぞ使ってください。
と言っているように見えます。
だから、たくさんの市民が使ってます。
120%、有効利用されてました。続く。
取材:2014年10月12日