先日、ゴールドコーストで昨年新しくトラムが開業。ゴールドコーストはサーフィンのメッカでもあるので、サーフボードも持ち込みやすいようにサーフボード専用置き場があることをお伝えしました。
サーフボードは小脇にも抱えられるし薄いので、置き方さえ間違わなければ他の乗客にあまり迷惑は掛からないんじゃないかな(個人的な見解ですけど!(^^)!)。
それより大きなものを電車で運ぶことなんて、そもそもあるの?
それがあるんです。
パースのシティを走るトランスパースに乗っていて、何度も経験しました。
トランスパースは「自転車も運ぶ」のです。
パース駅発、フリーマントル駅行きのフリーマントル線の電車です。
始発駅なので、ちょうど扉も開いているし(広いですよね!)、なにやらたくさん大きなものを持ち込めそうですが、そもそも許可されているんでしょうか?
はい、許可されています。
電車の手前に駅舎を支える柱が電車の手前に1本見えていますが、その左側に白い自転車を表すマークが見えますか?
自転車のマークが本当か、もう少し拡大してみましょう。
子連れ中で、赤ちゃんをだっこしたままで写真を撮ったこともあり、ブレブレですみませんが、自転車のマークが確認できましたね。
バッテンマークではないので、自転車持ち込みOKですよね!
この時の旅行期間中、パースとフリーマントルの間を2往復利用させてもらいました。
なぜかパースからフリーマントル駅に向かう最中は自転車を持ち込む風景は体験しませんでしたが、帰りのフリーマントル発パース駅に向かうときにはたくさん遭遇。
2007年の時はまだまだSNSやスマートフォンが盛り上がる前の時でしたので、なんでも間でも写真を撮れるような環境ではありませんでした。
(子連れ中でもあり、そもそも両手が自由に効かないし、タイミングを逃しまくりでした(^_^;)
日本でも最近車両の改良が進んでいますが、車イススペースを確保している電車がありますが、それと同じように、自転車が置けるスペースがあるんですよね。
まあ、利用しているのは見た目学生か若いオーストラリア人で、ほとんどが男性。ごくたまにカップルで2台で乗り付けてましたが、その後はエコブーム、マイカーからの脱却と、世界で自転車通勤ブームなども起きているので、利用者は更に増えているんじゃないかなあ。
(ああ、見に行きたくなってきました)
なぜ、ここまで憶えているかというと、見た目インパクトがあったことももちろんですが、自転車の乗り方もインパクトがありました。
駅について電車から降りる時、なんと電車の中で既に自転車にまたがっていて、扉が開くとそのまま駅のフォームに出て、改札を出て(らしいものがなく、一般道路までほとんどが緩い)スロープを降りて、そのままどこかに行ってしまいました。
あっという間の出来事ですが、自転車乗っている人達は日常の一コマなので、慣れたものです。
そんなの写真に撮れないよ。動きも早いし。
今はスマートフォンでの写真もビデオの起動も速いから、取り損ねることはないでしょうが、あとはモラルの問題ですね。
日本人にとっての非日常生活ですが、オーストラリアの日常を是非体験してみませんか?
一度は電車に自転車で乗り付けたいと思って、パースの旅行を夢見ています。
取材:2007年8月