2021年のメルボルン大会は、コロナの影響を考慮して、12月に開催(すでに夏!)。
感染対策として、大会日程を2日間に分けました。
昨年12月は、まだ国境が再開しておらず、入国できる人が留学生に限られるなど制限付きでしたが、今回は無制限。そりゃもりあがるわ(^^)/
前日夜までに、当日の服装の準備は終わらせておく。
特に最重要なゼッケンはあらかじめ安全ピンで留めておくと、慌てないですみます。
・しっかり食べなきゃ
10月2日(日)の朝は、普通の朝とは違う。マラソンランナー以外も。
なぜなら、この日からサマータイムが始まる。
そのため、1時間の時差が発生。朝3時に起きようとしたら、勝手に朝4時になっていた。だから、お仕事する人も(しない人も)誰もが1時間の睡眠不足となる。
前日、日本からオーストラリアにやってきた私は、2日続けて1時間の時差を経験することに。当然2日続けての睡眠不足に。
ちなみに、この日の朝、目覚まし時計が鳴る前に目が覚めた。原因は、あろうことか「右足のふくらはぎを攣った」ためである。オーストラリアは乾燥大陸。
前日、移動移動の連続でこまめに水分を補給することなく1日を過ごし、ホテルでもエアコンなくても十分乾燥していたんだろう。今となっては後悔でしかなない。
文句は言っていられないので、朝食。おかげで時間も出来たので、ゆっくり摂ることができた。
巻物は、前日セブンイレブンで買ったシーチキンの手巻き。
ここ最近セブンイレブンでおにぎり類を売り出す店舗(まだ全店舗ではない)が出てきたが、残念ながらおにぎりは売り切れのため買うことができず。それでもご飯が食べられるだけでも良しとしよう。
これに、フレッシュなオレンジジュースとバナナ。日本から持参したスポーツジェル。
本当は日本から持ってきたお餅を食べるつもりでしたが、このホテル、電子レンジがついていると聞いていたのについていない。仕方なく電気ポットに個包装ごとお餅を入れましたが、柔らかくならず、残念な結果に。
ま、お餅を食べなくても十分満腹のため、却って食べなくて良かったかも(^^)/
・スタート会場まで
スタート会場となる、ロッドレーバーアリーナ前。その前に荷物を預け(トイレにも寄って)るためにMCGへ。
フルマラソンスタートは7時のため、1時間前の6時には会場入りしたい。
タクシー以外の交通機関は動いていないため、徒歩で会場まで向かう。
どうも日本人参加者の中では遠方に宿を取っているらしく、徒歩35分を見込んで5時20分には宿となるサザンクロス駅近くのホテルを出た。距離にして2キロ。
ホテルを出ると早速似た格好の人がたくさん歩いている。
間違いなく、目的は同じと分かる。そもそも朝5時台に朝から歩いている人は、街を清掃している人、配送関係者、それに週末飲み明かし、朝帰りの若者(これまたたくさんいるんですよね!泥酔者が)
マクドナルドはいつでも若者の心強い味方。
あ、私たちの仲間じゃないか(^^)/
こちらが我らの仲間。夫婦なのか恋人同士なのか、仲良く、しかもかなりのスピードで会場に向かう(^^)/
・1時間前でも大混雑
6時。予定通りMCGに余裕で到着したと思ったら甘かった。
すでに会場は、フルマラソン以外のコースの参加者(ハーフマラソンは8時スタートだというのに)が溢れかえっていて、準備体操やトイレ待ちに参加している。
え、トイレがすでに行列?これはヤバい!
それよりも着替えと荷物預けが先。
だが、会場が広く、前日に下見をしなかったため、探すのに時間が掛かる。
フルマラソンの荷物預け場所は、MCG正面から数百メートル離れているので、往復だけでも10分は掛かっている。すでに時計の針は6時20分。
陸橋を走る。みんなで走る。
荷物預けまであと少し。終わった人はさっそく急いでスタート会場かトイレへ。
・驚愕のトイレ待ち
今まで、2016年ゴールドコースト、2018年シドニーのマラソン大会に参加して、どこの仮設トイレ会場でも混雑していたのは経験してました。
だけど、今回ほど大混雑で全く進まない光景は初めて。明らかに足りてないぞ!
特に男性向けにもっと簡易なものを用意してくれれば、混雑は半分解消するでしょう。実際ゴールドコーストには男性用小用が用意されていました。
たった1個にこの混雑
並ぶこと25分。
後方の女性たちは「男性は1ミニッツ(1分以内)ね」の声で爆笑に。
こんな状況でも楽しく過ごそうとしているなんて、さすがオーストラリアだなあ。
と、悠長なことは言ってられない。
自分が用を済ました段階でスタート7分前。会場まではまだ数百メートルも先。
トイレを終えた集団が一斉にスタート地点に向かって走り出し、もちろん自分のその集団に加わる。
もしかしたら、フルマラソン中、「一番速度が速かった区間」かもしれません。
スタート会場へ急ぐ人々。
後方摩天楼の上空に気球が舞う。観光用だろう、いつかはあっちに乗りたい。
スタートまでいよいよです。
写真 2022年10月2日