ホントに楽しい!オーストラリア

~楽しいからには理由がある~

メルボルンマラソン2022 そして祭りは終わった!

長きに渡って(連載かって(^^)/)歩んできましたメルボルンもそろそろ最後です。

残り数キロだというのに、小刻みに続くアップダウン。

王立植物園。広さは東京ドームの何個分あるのかわからないほど広大ですが、今回はほんのわずかな数キロだけお邪魔しました。

公園が広いので、そろそろギブアップモードのランナーが道端でストレッチや、腰かけて休んでいる人など、あちこちで死にそうな顔・顔・😨

 

セントギルダストリートからフルマラソンランナーはしばらくハーフマラソンのランナーと同じルートを走っていました。

さて、この先が分岐点になっていて、ハーフマラソンのランナーは右、フルマラソンランナーは左に分かれます。

この時間帯は圧倒的にフルマラソンランナーだなあ(^^)/

 

ヤラ川を走り抜ける

とても地味な40キロポイント。

これを見つけたのは、10メートルほど行き過ぎてから。

この写真のためにわざわざ戻りました。まあ、これもお気楽マラソンだから(^^)/

この橋を渡ると?そう見えてきました。スタート1キロのところにある、メルボルン観光のランドマーク的存在、左側の建物がフリンダース駅。

その手前にはトラム。

日も高く、メルボルンっ子のさわやかな日曜の午後に向かっています。

いや、なんだかとても暑いんですけど。

あと2㌔もありません。もうすぐでゴール!

こちらは市内を流れるヤラ川をほとりから撮ったもの。

流れもゆっくり。人の動きもゆっくり。いいですね。落ち着いてます!

で、いきなりゴールのMCGの入り口です。

突然ワープしたみたいですが、疲労困ぱいで写真を撮る余裕もなく。

実は、MCGの周りは1956年に開催されたメルボルンオリンピック公園(1964年の東京オリンピックで整備された駒沢公園のよう)になっていますが、ここでちびっ子たちによる5キロマラソンと3キロウオークのレースが開催。

全てのコースのゴールが同じMCGとなっていて、同時にゴールできるんです!

しかも元気のあるちびっ子たち、の付き添いで来ている親やその他の大人たちがゆっくりとゴールしているんですが、そんなのんびりチームより私は疲れていて、どんどんと抜かれる始末。

あ、でも待てよ。

この競技場に入ってしまえば、ゴールして終了。

これはもったいないです。

なぜかというと、普段はトップアスリートしかこの競技場のグランドしか入れません。

観客として入ることはできますが、それも観客席にしか入れませんよね。

もしかしたら、MCGのグランドを走れるってことは、ものすごいこと?

 

振り返って、前日の日本事務局での申し込み手続きの時に聞いた話です。

「MCGのグランドに降りて、しかも走れるって、すごいことなんですよね?」

「オーストラリアの市民ランナーも、すごいと思っているようですよ!」

 

なんと、非常に貴重な経験なんじゃない!

ということで、ダッシュすれば1分以内で余裕で走れる距離を2分以上かけて、周りの歓声を聴きながら、じっくり走ることにしました(^^)/

だって、もったいないじゃない!この先一生来れないかもしれないんだし!!

天然芝なんだろうか、傷めないように敷き詰められたスポンジ状のすのこ

赤いコーンでフルマラソンハーフマラソン、10キロ/5キロ/3キロに分けられている

 

見えてきたのはゴールゲートではない。ややこしい~!

ゴールまであと250Mの文字(by NIKE)。

 

こちらが本物のゴールゲートです!

ゴールゲート付近に集まっている観客席から大勢の歓声がシャワーのように降り注ぐ。
このMCGのすごいところは、競技場内が反響しやすい構造になっているみたいです。

そのため、一か所の歓声がなんだか競技場全体から聞こえてきます。

これだったのか、MCG内でゴールした時に格別の感動が味わえることとは!

4時間45分のペースメーカーたち。最後に抜かれたが、最後に出会えて嬉しかった。
ゴール付近は特に混雑しています。

さて、そろそろ競技場をあとにしようかな。

お昼も過ぎたことだし。

地下通路を通って預けた荷物を取りに行きます。

その前に、完走メダルをここで授与されます。

ボランティアの皆さん、大変お疲れ様でした!

機会があればまたどこかでお会いしましょうね。

 

写真 2022年10月2日