長きに渡って(連載かって(^^)/)歩んできましたメルボルンもそろそろ最後です。
残り数キロだというのに、小刻みに続くアップダウン。
王立植物園。広さは東京ドームの何個分あるのかわからないほど広大ですが、今回はほんのわずかな数キロだけお邪魔しました。
公園が広いので、そろそろギブアップモードのランナーが道端でストレッチや、腰かけて休んでいる人など、あちこちで死にそうな顔・顔・😨
セントギルダストリートからフルマラソンランナーはしばらくハーフマラソンのランナーと同じルートを走っていました。
さて、この先が分岐点になっていて、ハーフマラソンのランナーは右、フルマラソンランナーは左に分かれます。
この時間帯は圧倒的にフルマラソンランナーだなあ(^^)/
とても地味な40キロポイント。
これを見つけたのは、10メートルほど行き過ぎてから。
この写真のためにわざわざ戻りました。まあ、これもお気楽マラソンだから(^^)/
この橋を渡ると?そう見えてきました。スタート1キロのところにある、メルボルン観光のランドマーク的存在、左側の建物がフリンダース駅。
その手前にはトラム。
日も高く、メルボルンっ子のさわやかな日曜の午後に向かっています。
いや、なんだかとても暑いんですけど。
あと2㌔もありません。もうすぐでゴール!
こちらは市内を流れるヤラ川をほとりから撮ったもの。
流れもゆっくり。人の動きもゆっくり。いいですね。落ち着いてます!
で、いきなりゴールのMCGの入り口です。
突然ワープしたみたいですが、疲労困ぱいで写真を撮る余裕もなく。
実は、MCGの周りは1956年に開催されたメルボルンオリンピック公園(1964年の東京オリンピックで整備された駒沢公園のよう)になっていますが、ここでちびっ子たちによる5キロマラソンと3キロウオークのレースが開催。
全てのコースのゴールが同じMCGとなっていて、同時にゴールできるんです!
しかも元気のあるちびっ子たち、の付き添いで来ている親やその他の大人たちがゆっくりとゴールしているんですが、そんなのんびりチームより私は疲れていて、どんどんと抜かれる始末。
あ、でも待てよ。
この競技場に入ってしまえば、ゴールして終了。
これはもったいないです。
なぜかというと、普段はトップアスリートしかこの競技場のグランドしか入れません。
観客として入ることはできますが、それも観客席にしか入れませんよね。
もしかしたら、MCGのグランドを走れるってことは、ものすごいこと?
振り返って、前日の日本事務局での申し込み手続きの時に聞いた話です。
「MCGのグランドに降りて、しかも走れるって、すごいことなんですよね?」
「オーストラリアの市民ランナーも、すごいと思っているようですよ!」
なんと、非常に貴重な経験なんじゃない!
ということで、ダッシュすれば1分以内で余裕で走れる距離を2分以上かけて、周りの歓声を聴きながら、じっくり走ることにしました(^^)/
だって、もったいないじゃない!この先一生来れないかもしれないんだし!!
天然芝なんだろうか、傷めないように敷き詰められたスポンジ状のすのこ
赤いコーンでフルマラソン、ハーフマラソン、10キロ/5キロ/3キロに分けられている
見えてきたのはゴールゲートではない。ややこしい~!
ゴールまであと250Mの文字(by NIKE)。
こちらが本物のゴールゲートです!
ゴールゲート付近に集まっている観客席から大勢の歓声がシャワーのように降り注ぐ。
このMCGのすごいところは、競技場内が反響しやすい構造になっているみたいです。
そのため、一か所の歓声がなんだか競技場全体から聞こえてきます。
これだったのか、MCG内でゴールした時に格別の感動が味わえることとは!
4時間45分のペースメーカーたち。最後に抜かれたが、最後に出会えて嬉しかった。
ゴール付近は特に混雑しています。
さて、そろそろ競技場をあとにしようかな。
お昼も過ぎたことだし。
地下通路を通って預けた荷物を取りに行きます。
その前に、完走メダルをここで授与されます。
ボランティアの皆さん、大変お疲れ様でした!
機会があればまたどこかでお会いしましょうね。
写真 2022年10月2日