ホントに楽しい!オーストラリア

~楽しいからには理由がある~

メルボルンマラソン2022年 詳しい解説

10月2日に開催された、メルボルンラソンに参加してきました。

コロナ明けといってもいい2022年。

ラソン当日に向けスポンサーをはじめとして各企業の宣伝も盛り上がっている

 

本格的な大会としては、オーストラリア国内でも最大だったそうです。

人数でいうと、シドニーラソンが圧倒的な人気(なんといってもシドニーオリンピック後に開催されるようになった大会ですから、知名度も違いますよね)

なんでも公式発表ではメルボルンラソン参加トータルは4万人を超えていたとか!

これって、ピーク時の東京マラソンの参加者より多いので、いかにスケールが大きいかわかるでしょう!

 

・日本人参加者は小規模

といっても、日本人の参加者は、例年(コロナ前)に比べ、小規模だったそう。

以前は100名近く参加されていたこともあったそうですが、今回は半分以下。

まだ日本でもコロナが完全に収まっていない事もありますが、航空需要が復活しきっていないため、飛行機のアレンジが非常に難しい。

特にサラリーマンにとっては、ダイレクト(直行便)に毎日飛行機が飛んでないと、スケジュールが非常に組みにくい事情があります。

加えて、需要が少ないことによる飛行機代の高さ。

往復20万円越えは覚悟しなければならず、以前の倍に近い。

それもあり、ちょっと手が出ないサラリーマンをはじめとした日本からの参加者が激減したらしい。ちなみに私も日本からの参加者の1人ですが、なんと10名程度だったそうです。

・強硬スケジュールを組む人はいない

メルボルンが初めてという人がいたのに、皆さん余裕なスケジュールを組んでいたので驚きでした。日本人のみの打ち上げパーティーで、いろんな人にお聞きしたので、現状を十分把握できました。

まず、メルボルンラソン前日に、日本からやってくるなんて人はいませんでした!

なんと、私一人だけ!金曜の夜まで仕事し、終わってから羽田に向かい、夜行便でオーストラリアへ(しかも直行便がないため、シドニー経由。更にツアーもなく個人手配のため、シドニーで危うく乗り継ぎ損ねるところだった。詳細は後日!)

メルボルン空港から市内に向かう空港バスskybus

前日寝不足、食事の乱れ、体調管理が難しいのも当然ですね、特に中高年にとっては。

2日前、早い人は4日前にはメルボルン入りしていたのには驚きでしたが、その間に観光もされていたので、暇ではなかったようですね(^^)/

私の行動は最も避けるべきだったかもしれませんが、サラリーマンをやっている以上、出発日まで仕事ができることは非常に効率的。2023年以降はメルボルンまで毎日就航することでしょうから、今後はもっとスケジュールに余裕が持てると思いますので、参加希望の方はご安心を!

 

・前日から盛り上がる会場

出発5日前、日本でメルボルンの天候を見てたら大会のある週末(土日)は雨。

あちゃ😵こりゃ楽しめないかな?と思っていたら、神様が天気にしてくれました!

前日会場入りし、ゼッケンを取りに行ったときは、春だというのにTシャツ👕1枚でも全くだ異常なほどの好天に恵まれました。さすが天候がよく変わるメルボルン

(ちなみに、大会一週間後の先週は大雨によりメルボルンの一部が冠水するほどでした)

空の青さが伝わりますか?

 

さて、会場周囲は大音響でバンドの音楽が流れ、どこかのスポンサーの商品が紹介されたり、時間がクローズの時間に近づいているにも関わらずたくさんの人出に。

「ああ、レースというよりもお祭りなんだな」

と毎度のことながら思う次第。

「毎度」と書いたけど、そんなに参加しているのか、と言われるかもしれませんが、いえ、メルボルン以外でも、レース前日は、どこもお祭りのような賑わいだったんです。

2014年 メルボルン

2016年 ゴールドコースト

2018年 シドニー

2019年 シドニーファンラン

まあ、オーストラリアの人は本当に楽しむことが皆さん上手なので、マラソン大会もその一環なのかもしれません。

 

・無料の数々・・・

コロナ禍の影響なのか、今回はスポンサーが少ないという話があった。

けど、我々ランナーにとってはあんまり関係ない話だよな。

(のちのちちょっとだけ関係あることが判明するが、それもまた後日)

以前は、無料でいろんなものをもらえた記憶がある。

バナナとか、バンダナとか。

会場入りした時間が遅かっただけなのかもしれませんが、無料で手にすることがほとんどなかったなあ。

いや、ありました、ありました!

リカバリードリンクの類は、どこにいっても必ずあるねえ。

他の会場、例えばゴールドコーストでは、試飲用のミニサイズジェルが配布されていましたが、ここでは、なんと500mmのペットボトルほどの大きさ(350mmと書いてあるけど、実際はもっと大きい)の、紙パックに入ったドリンクが大判振る舞いされてました。

1人が2種類、2本配っているが、別の場所でも2本配っていて、結局4本もらう。

更に同じ場所に戻って、更に2本いただけそうでしたが、荷物も重くなり、今回は圓居させていただきました(^^♪ 恐るべし、お・も・て・な・し

 

・おさえておくべきだった荷物預かり場所

前日に会場入りしたのに、確認しなかっために心残りが。

それは、荷物預かりの場所。

大会当日。1日で、フル、ハーフ、10キロ、5キロ、3キロと5大会が開催され、それに伴い、荷物預かりも、コースごとに分かれている。

こんな赤い看板が至るところに。多すぎで見落とした。😢

 

前回も紹介した、こちらの会場はMCGと呼ばれ、ラグビーの決勝戦が行われるなど、10万人が収容できる巨大な施設。

各コースによって分かれている荷物預かり。その差100メートル以上は離れていたかも。

特にフルマラソン(私が参加したコース)は、いわゆる正面ゲートから半周ほど回った裏手が「荷物預かりの入り口」で、そこから更にB1Fに向かって数十メートルあることを当日知った。その場所を探すため、5分以上人に聞きまくったという無駄な作業をしてしまいました。こういうことは前日に済ませておくことをお薦めしました。

 

・いつでも悩みのトイレ

そして、なんといっても最大の確認事項は、トイレ。

なぜなら、行きたいときには混んでいる。どうでもいい時は空いている。

生理現象のため、こればかりは完全にコントロールできないので、困ってしまいます!

公園内に仮設置

公園内に仮設置2

一応水洗だが、すぐに枯渇する。

当日、大勢の人がすぐに汚すから、清掃スタッフが都度清掃作業に追われていた。

仮設トイレの真隣りがライブ会場

まあ、みんなの悩み(時間をコントロールできない)が同じだから、トイレに並ぶんだようなあ。万国共通ですね(^^)/

 

・お楽しみはいろいろ

会場では、ランチサービスも。

スポーツ施設だからか、常設のスポーツショップもにぎわう

スポンサーの1社、BMV

リカバリーコーナー。

明日の開店の準備中でした(^^)/

気持ちがだんだんと盛り上がりますね。

明日、当日が楽しみになってきました!

 

写真 2022年10月1日