カンガルー島の観光を9時過ぎに始めて、西の端、フリンダース国立公園の中の更に端、景勝地最大の観光ポイント「リマーカブルロック」で1時間を過ごしているうちに、午後3時を回っていました。
日本の7月はオーストラリアの冬。
既に陽が傾いています。
ランチを挟み、6時間。まだ3か所しか回っていない。
全然回り切れていません!
少なくともあと1か所は回りたい!
リマーカブルロックを後にして、クルマで約10分のところに、隣り合うようにして存在する、「カンガルー島の魅力 - South Australia
」という観光ポイントがあります。
こちらは子供たちが歩くだけでもうひょうひょ言ってます。
男の子だからか、多少危険を感じると、冒険心が出てくるのかもしれません。
なんといっても、断崖絶壁に観光用の通路を付けたようなところ。
悪ふざけしていたら崖から下に落ちてしまうんじゃないの?
・最初は崖の上から。とってもなだらか。
・そのうちに勾配がきつくなる。
・階段で上り下りが始まる。断崖の反対側は海!
・上段でじゃれ合っていたり、よそ見していて足を滑らしたら本当に下に落ちてしまいます。
それでも、遊歩道は広く、人と人がすれ違うことができますから、気を付けていれば子どもだけで歩いても大丈夫です。
途中、子供たちを見守っていたら、写真を撮る余裕が全く無かった!
断崖絶壁を登り切ったところで、一旦内陸に階段を数段下りたところに、アドミラルアーチがあります。
確かにアーチ状になっています。
それにしても暗い!(^^)! 暗い中から、をーをー、と叫び声が聞こえてきます。
これがアシカたちですね。
写真のとおり、こちらではリマーカブルロックと違って柵が見えます。
危険防止のために作ったというより、人間が勝手に下りて、アシカや動物との接触を避けるために作られたんだろうと思います。
あくまでも、人間側からの視点ではなく、自然からの視点で検討されてますね。
何人か観光客がアドミラルアーチに来ていましたが、皆さんキチンとルールを守っていました(当たり前か!(^^)!)
フラッシュ禁止だったかな?
そこここにアシカが寝ていました。食後なのかな?それとも・・・
アシカ以外は海鳥がいるくらい。
ここはアシカの聖地なのか。わがも顏です!(^^)!
アドミラルアーチの奥のほうで、日が傾いていくのが良くわかります。
もうちょっとここに留まり、自然を堪能したかったんですが、なんせ15分前までいたリマーカブルロックで時間を費やし過ぎたかもしれません。
そろそろアドミラルアーチを出ないと。
最終のフェリーが、島のちょうど反対側の東の端、ペネショーから出航するまでにまだ2時間はありますが、クルマでは端から端まで走りますし、夕食やトイレ休憩も取らないといけません。
子供たちはのんきに「次はどこ?」ああ、まだまだ遊びたいんだな。
子供たちに向って「次はフェリーに乗るよ!」
それを聞いて喜ぶわが子たち。
フェリーが船でなはく、遊び場だと思っている。
日が陰ってきたので、ちょっと寒くなってきました。
個人的には早くクルマに乗って身体を温めたい。
午前中早い時間から観光するのか、理由が分かってきました。
写真:2011年7月