昔、北海道の観光キャンペーンに、「でっかいどう、ほっかいどう!」
というキャッチコピーがありましたが、なんか似たようにみえます。
カンガルー島は南オーストラリアの州都アデレードから飛行機で45分。クルマとフェリーで乗り継いで約3時間。それほどめちゃくちゃ遠いところにあるわけではありません。
けど、この島はオーストラリア国内で3番目に大きな島。
東京都の2倍以上。
島内は緑豊かで舗装された道はそう多くはない。
道は左右の大きなカーブに加え、標高差が手に取ってわかるほどアッダウンが激しい。
たった10キロの道でも、舗装した場所ではあっという間。
舗装していない道はとにかく時間がかかる。
それほど予測が難しいからか、カンガルー島は1日で見て回るには時間が足りないと言われる所以(ゆえん)です。
ここでは見て回れるところはだいたいパターンが決まります。
1.動物をはじめとした生き物
2.大自然の景観
3.アクティビティー
特に3.については子連れの場合、動物への餌やりくらいしか考えられません。
それはカンガルー島でなくてもできることなので、1.2. に絞れるでしょう。
観光ポイントも大きな島の中をクルマで移動しなければなりません。
隣のポイントまでの移動に、ざっと30分掛かることはざら。
だから、一部体力勝負のところもあります。さてホテルで腹ごしらえです。
ホテルの部屋で、朝食。
この風景。どこかのコンビニで買い出ししてきたみたいですが、違います。
既に夜寝る前から、ホテル側が用意しておいてくれたものです。
つまり、ホテルの朝食なんです(サンドイッチは手作り感は満載ですが!(^^)!)
簡素ですね、さすがオーストラリア。
カンガルー島は人口がもともと少ないし観光客も大挙してくるわけではないし。
大量の食糧を仕入れて、用意すると無駄になりますからね。
ホテルのある小さな街、ペネショー。
今朝はいい天気(昨夜は大雨だった!)
さあ、レンタカーで出発だ。時間もないし。
そう心に言い聞かせ、子どもの遅い支度に目を細める余裕も必要ですね。
今日の空はどこまでも澄んで、青かったです。
写真:2011年7月