皆さん、こんにちは。東京は台風一過、風がとても強く、暑かったです!
さて、今回から、世界最大のランニングイベント、CITY TO SURFの紹介をしたいと
思います。
スタート地点のハイドパークには、CITY TO SURFのバナーがはためいている
大会の盛り上がりを感じます。
マラソン大会ではない
マラソン大会とか書かないで、ランニングイベントと書いたのには理由があります。
1つには、フルマラソン、ハーフマラソンのような距離ではないからです。
距離は統一されていて、14キロのみ(ちょっと半端な気がしますが)。
2つ目には、楽しむことが最大の目的だからです。
もちろん、記録を目指すために本気で走る人もいます。今年2019年のイベントでは新記録が生まれました。
ですが、ほとんどの人は記録よりも楽しんで走って(歩いて)ます。楽しむ=ファン。
だからファンランなんです。
さて、このCITY TO SURFというイベント、どのくらいの規模でしょうか?
誰もが知っている、東京マラソンと比較してみましょう。
東京マラソンについてWikipediaにもありますが、現在の規模は3万5千人ほど。
テレビ中継を見た方は、「あ、たくさん走っているなあ」。
それを東京都内の主要な名所を制限時間7時間で駆け抜けることになります。
東京は世界の主要都市ですし、首都圏だけでも数千万の人口を抱えていますから、参加したい希望者は多いでしょうね。
一方のシドニーで開催されるCITY TO SURFの方はというと、8万人がエントリーされます。8万人ですよ、満員の東京ドームの2倍の人が一斉に走る(笑)。
これは、東京マラソンの2倍以上。距離は14キロで短いとはいえ、たくさんのいう人数を超え、遥かに大規模なことがお分かりになりましたか?
オーストラリアの人口はおよそ2200万人。1億3000万人を切っているとはいえ、オーストラリアの人口はずいぶんと少ないのに、どうしてこんなにも参加者がいるのか?
オーストラリアの人はそんなにマラソンが’好きなのか?
その答えが、世界最大のファンランです。
多くの参加者が世界中からやってきます。だから8万人以上にも膨れ上がります。
どうしてこんなに世界中から人が集まるんでしょうか?
それよりも、そもそもシドニーのCITY TO SYRFって、いったいどういうファンランなの?
世界最大という割に、多くの日本人がその存在を知りません。
良く知っている人はオーストラリア在住の日本人か、陸上関係者、海外で走ることが好きなランナーくらいでしょう。
そういう自分も、耳にしてはいましたが、今一つ情報がなく、どんなファンランなのか、他の大会とどう違うのか(例えば、有名なシドニーマラソンや、ゴールドコーストマラソンと比べて)よくわからない。
CITY TO SURFはいったいいつやっているのか
調べてみると、8月2週目の日曜日であることが分かった。
これって、日本だとちょうどお盆の休みの時じゃない!
お盆休みのタイミングで海外旅行をセットして、ついでにこの日だけCITY TO SURFに参加すれば、いい体験になるかも。
というか、こんなベストなタイミングがあるのに、どうして旅行会社やガイドブックには何も書いていないのか(儲からないから?)。
それなら、自分が走ってみて、ファンランを楽しんでしまえばいいんだ!
と、ほんとはこのために行きたいくせに、あたかもお盆休みを利用して家族旅行を計画したら、たまたまこの日にファンランのイベントがあるから参加してみよう、となかば強引に家族を説得、さっそく申し込みを検討してみることにしました。
お盆まで遥かに遠い、ゴールデンウイーク前のまだまだ肌寒い3月でした。