先週2月3日の週の情報で、オーストラリアの森林火災の規模が、日本の国土の約半分。
犠牲になった動物も、12億匹を数えるところまで広がったとのこと。
一方、先週末から、シドニーを中心に南東海岸沿い(地図で右のしたの方)では数日豪雨が発生し、これがめぐみの雨で、ニューサウスウェールズ州を中心に少し森林火災が収まったという情報もあります。
一方で、首都キャンベラを含む内陸部では雨がちょっとしか降っていないこと、
森林火災で焼けた地面に直接大雨が降り注いでいるため、今度が洪水が発生しやすくなっていることなど、いいことづくめではないようです。
なぜ、ここまで書いているかというと、最近はどうしても新型肺炎コロナウィルスの方にどうしても目が行ってしまい、報道されなくなってしまったからです。
もちろん、人の命が掛かっているので、非常に重要であることはわかっています。
ですが、オーストラリアの森林火災も(南米アマゾンの火災と合わせて)他人事ではありません。
アメリカ西海岸、カリフォルニア州でも大規模な火災が起こっていますが、こちらも乾燥から発生した火災が毎年発生し、しかも大規模化しています。
つまり、地球の北半球と南半球で大規模火災が続けて発生し、しかもだんだんと長期化しているので、ますます地球温暖化が加速しているともいわれています。
私は素人ですので、このあたりは研究されている専門家にお任せするとしても、やはり人間の勘で「やっぱりなんかおかしい」と思います。
たぶん皆さんもそう感じているでしょう。
実はこのブログでも毎年書いてますが、「南半球の猛暑は半年後の北半球の夏」だと言ってきました。
しかし、今年の北半球の真夏を考えるのは、とても恐ろしいです。
ですが、事実と向かわないと、今後何が起きるか予想もできないし、原因究明にもなりません。
非常に重い話ですが、これだけは皆さんそれぞれが自分の頭で考えて、今後の行動に生かせてくれたらと思いました。