天候が変わりやすいのは春ではなくてもオーストラリアではよくあることです。
サンシャイン○○ という名前が付く地名もあることから、晴れる日が多いことを期待しますよね。でも、天気は人間が選べない。
晴れている日も多いですが、雨の日もあります。
雨の日に当たってしまったら諦めるしかありません。
ケアンズの郊外のリゾート地で有名な「パームコーブ」に行ったときもそうでした。
午後2時過ぎまでにケアンズといえば(子供がいればなおさらの)トロピカル・ズーという動物園で子供を遊ばせたあと、パームコーブに向いました。
パームコーブとケアンズの中間地点に動物園があり、せっかくここまで来たのならもう少し足を延ばして、パームコーブまで行こうよ。
「空も青空で天気もいいし。」
午後2時過ぎはそうでした。
天気予報は1日曇りか雨でしたが、今は雨が降っていない。
だったら、今のうちにリゾートビーチに行こう。
子どもたちを砂浜で遊ばせよう。午後3時までに着けば天気も何とか持つんじゃないかな?
という想いは木端微塵に砕け散りました。
(自分が甘過ぎました。)
オーストラリアの天候の変化は、都市部であっても大自然が広がるアウトバックでも同じなのか、女心のようにあっという間に変わってしまいました。
写真ではまだ日差しが木漏れ日の中から差し込んでますが、この後に天気が急変!
あっという間にスコールになりました。写真を取っている暇なし。デジカメがぬれると使えなくなる!
まずは雨宿り先を探すのが先でした。
そういえば、沖合いの波が既に高く、黒く、嵐の前触れが如く荒々しいですね。
天候に合わせて生活するのがオーストラリア流。
この日、オージーたちは、おとなは風を利用してのグライダー、
子どもは何人かしかいませんでしたが、凧揚げ。
海沿いでこの強風だったら、凧揚げしたら空高く飛ぶよなあ。
しかもビーチには人がほとんどいない。4家族くらい。
凧が落ちいても多分被害者が出ることもないだろう。と考えているんだろうか。
大自然と人の少なさを大いに利用した、「好きなことができる」「自然と一体になる!」このたくましさを生活の一部にしている彼らの強さを見た気がしました。
時期:2013年7月