「看板」というと、2つの言葉がどうしても浮かんできます。
「看板倒れ」か、
「看板にウソ偽りなし」
カモノハシをケアンズ郊外で見に行く場合は、だいたいがツアーに参加することがお勧めだ、とどのガイドブックにも書いてあります。
ただし、そこには注釈も書いてます。
「もしカモノハシを見れなかった場合は・・・」
野生動物だから、絶対見れると言い切れることはありませんが、それでも、カンガルーだったら高い確率でみれますよね。
ところが、カモノハシに関しては、見れる確率がかなりさがるため、見れればラッキー!くらいに考えておいた方が良いそうです。
そんななか、「地球の歩き方ゴールドコースト&ケアンズ編」で見つけた見だし
「カモノハシを個人で見に行くなら」 ターザリーレイクス
場所はケアンズからクルマで1時間から1時間半のところにある、アサートン高原内。
マランダという地域の近くにあります。
ここでは、高確率でカモノハシが見れる池があります。
と書いています。
本当か?本当に野生なのか?
飼っているんじゃないの?
15年に渡り、見れないのが当たり前になっているため、ガイドブックに書いてあることも、にわかには信じることはできません。別に恨んでいるわけではなく、そういう運命なんだろうというくらいの気持ちです。
そんなところに、冒頭の「看板」が目の前に出てきたら、やっぱり信じられない、アン ビリーバボー(と心で叫ぶ)。
その看板は
看板は普通客寄せですから、多少オーバーな表現をするものです。
先進国であれば、競争も激しいので、尚更です。
しかしここは競争は激しくないオーストラリア。
国全体がのんびりしているのに、更にのんびりした田舎町。
「別に無理してこなくてもいいよ!」
くらいにどっしりと構えているところ(そんな風に思えたには自分だけ?)にわざわざオーバーな表現をするだろうか??
なんてことも考えていました。
しかし、自分にはもう選択肢がありません。
ツアーに申し込んでいなかった。
あと3日で帰るけど、2.5日は予定を入れている。
どうせダメでも目の前に来てしまったので、あとはお金で解決。
そうだ。ダメもとで行ってみよう。
と時計を見ると、既に16時になろうとしている。
ここ、営業時間は16時までになっているじゃないの?
そもそも間に合うのか??
ここまで来てなにもせずに日本に帰る人はいないですよね?
まあカフェというか、湖のオーナーにでも話をしてみるしかないですね!
個人旅行の醍醐味と大変さを味わうことで一生の思い出になる。
帰国してから思いめぐらせた次第です(結果オーライともいう)。