98年以来およそ18年ぶりのゴールドコースト。
到着したら真っ先にしたかったことがありました。
それは、「ライトレールに乗ること」
何、それだけ?
と言われそうですが、そうです、その通りです。
ステーキを食べることでも、サーファーズパラダイスのビーチで泳ぐことでもない。
シーワールドやシーフードを食べることでもない。
あ、いずれは食べたいとは思いましたけど!(^^)!
何はともあれ、ライトレールです。
なんたって、公共機関で旅するというのが、旅の楽しみですね。
そして、生活感が漂っている中にどっぷりはまるのも好き。
本当はマーケットに行くのが一番面白いんですが、ゴールドコーストには
ないので、そこまで高望みはしません!(^^)!
シドニーやメルボルン、そしてアデレードではお馴染みで、歴史もありますが、
ゴールドコーストはそもそも街ができて真新しいので、交通機関としては
マイカーが第一優先でした。
しかし、昨今の世界的な環境保全運動の高まりで、エコな環境を推進する方向に
シフトしており、脱石油燃料から始まって、ライトレール、いわゆる路面電車を
走らせる都市が世界中で増加しています(日本であれば、富山が有名かな)。
ゴールドコーストもライトレールを導入してまだ2年程度しか経ってませんので、
真新しい、だからキレイなうちに乗っておきたかった!
それが実現したからわくわくしてしまいました。
で、さっそくカラフルなこのライトレールにゴールドコースト到着日に乗ることに。
といっても、観光として乗るのではなく、用事があって乗ることに。
最寄りのゴールドコースト空港からは、まずは路面バスにより、一旦
ブロードビーチサウスまで。
そこはライトレールの始発駅。早速乗り換え。
初ライトレールです!(^^)!
青い空に合った、とっても風景にマッチしたデザイン!
そこかれはコンベンションセンターまでの約5分の道のりです。
早速いろいろと写真に納めました。
しかし、なんといっても興味深かったのは、住民の「誰もため」に力を注いだのか。
驚きなのは、さすがゴールドコースト。
サーファーが多い。
だから、サーフボード専用の置き場があるんですね。
サーフボードはそこまで大きくないですが、各車両にコンパクトに置き場が設置されているので、気にならない観光客は、その場所に何があるのか、気が付かないかもしれません。
*以前、西オーストラリアのパースを走る電車について紹介したことがありました。
その時の電車の特徴としては、自転車専用の置き場があること。
ちょうど日本のベビーカーや車いすが乗降りしやすいコーナーがあるのと同様の
配慮です。
ところで、使い方は簡単。
バーを手前に引くだけ。
少々かさばるサーフボードが動かないよう、バーは少々固めにできています。
このあと、バーを手前に引いたり戻したり。
(お子さんにはくれぐれも遊ばせるようなことはしないように!(^^)!)
一人で一体なにやっているだろう、とまわりの人は思っていたかもしれませんね。
各都市で特徴があるライトレール。
ここではオーストラリア、しかもゴールドコーストならではの特徴を発見して、大満足の第一回めのご搭乗となりました!(^^)!
写真:2016年7月2日