ホントに楽しい!オーストラリア

~楽しいからには理由がある~

タスマニア 一味違うオーストラリア  ホバートで民泊にチャレンジ3

やっぱりオーストラリアの一戸建てって、すごいね。


道路からみて、それほど大きいと感じなかった建物も、中に入って大きさ(奥行き)にびっくり。
リビングとキッチンだけでも30畳以上はあっただろうが、それとは別に15畳以上の洋室は2つ。
(そのうち1つが、先ほど登場した、彼の部屋のようだ)


それにしても広いと思ったのは、我々が宿泊させていただく2階の部屋だった。
1つの部屋には大きなキングサイズのベッドがおいてある。
もう1つの部屋にはシングルベッドが2つおいてある。
これで4人(それぞれの部屋に追加のベッドが1つづつ置けるので、最大6名泊まれる規模)泊まれるが更に2階にも1階よりも小さいリビングがある。
ここだって、12畳くらいあるから、日本の今風のリビングと比べて大差ない。
(断っておくと、ここはあくまでも2階。セカンドリビングといったところか)
その上部屋は今風。
3人がけソファや、ルームライトは、イケアに行ったことがある方は想像できるかと思いますが欧州風(北欧風)。


で、その高級版


テレビは、普通にも見れるが、モニターの裏には小さな白いボックスが見える。
そうだ。これはApple TVだ。
お店以外では初めて見たぞ。

「このテレビにはネットに繋がっているから、何でも見れるよ」
「本当?」
この言葉に相当飛びつきましたが、直後には大きながっかりに繋がりました。
「なんでも見れる」のはあくまで全て英語のものだけ。
ああ、子供たちが見たかったのは、日本の番組だったのね。


更に、この話には続きが。
大人である私も、色々とリモコンを色々と触ってみましたが番組は出てこない、音声の強弱は使えない。
原因は、リモコンが壊れているか、ネットに繋がっていないか、有料の契約はされてなく、無料の番組もほとんど選択できないか。
最終的に民泊のオーナーの女性に来てもらって、取り扱いの説明をお願いしてみると、なんと、彼女自身も取り扱えなかったのでした。


結局宿泊中は、2階のリビングではテレビも見れない。

 

家の外観はTRADITIONAL、中は最新のELECTRICAL。

しかし、完全ではないところがオーストラリアン??

 

これも民泊ならではの出来事でした(笑)。

 

記事:2017年3月26日

タスマニア 一味違うオーストラリア  ホバートで民泊にチャレンジ2

今回民泊するお宅は、ホバートの港を一望できる、ナイスなロケーション。
しかも天気に恵まれて、港から海に向かって太陽が反射し、きらきらと輝いてます。

それも、坂道に家が建っているからですね。
最初に出迎えてくれたのが、若い男性。
あれ、確か(AIRBNB経由で予約した)、オーナーは女性で、一人暮らしだったはずだったんだけど、どうして男性がいるのかな。

 

そういえば、われわれがホバートの空港に着いたときにメールが入っていて、

「ちょっと帰りが遅くなる」
ようなことが入っていたっけな。
全てが鷹揚なオーストラリア。気にしてはいけない
(2014年にメルボルンで民泊したときも、待ち合わせ時間を確認したのに、やっぱり来なかった、というよりも30分も待たされた)

 

呼び鈴を押すと、若い男性が玄関でお出迎え。
早速お互いの自己紹介をして、早々にリビングを通されました。
さすがオーストラリアの一戸建て。
昨今、オーストラリアの新築は、過去20年で、敷地面積が約半分の大きさになったと聞いてました。
しかし、タスマニアの建物は古いものを大事にする州。
今回お邪魔したお宅も、赤いレンガ造りで、明らかに年代もの。けど、しっかりと整備されている。


高台に立つ家のリビングからは、下のほうに向かって景色が広がる。

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レンガ造りの煙突がありますが、現役で使えるらしい。


事前に住所を確認するため、グーグルマップで場所を確認していたが、やっぱり2次元の地図上の情報と実際では、全然違います。いかなきゃわからないことだらけ。
特に、玄関からは全く見えない、広い庭には驚き。
恐らく敷地面積の3分の2は庭だろう。
間に用意されているウッドデッキは約10畳のスペースはあるだろうか。


先に庭のお話
この季節、1本あるりんごの木には実がなっていた。今は3月末。これから秋に向かうので、早稲みかんならぬ早稲りんごか。
他にもサマーオレンジか、柑橘系の木が数本生えいている。
これをもいで朝食にしている。なんともヘルシーな食生活です。
それ以外にも、直径1メートルくらいのクラシック且つヨーロッパの伝統を感じる噴水、雨宿りが2人くらいでそうな
東屋、何を作っているかわからないけど、約20畳分はありそうな、家庭菜園。
色々と置いてあるのに、飼い犬がいて、自由に庭を走り回っている。

飼い犬のお話
後ほど登場するが、3日間過ごしたこの家で、次男がほぼ毎朝早起きしていたのは、飼い犬と遊ぶため。
オンバットタスマニアデビル、カモノハシと同じくらい、飼い犬と思い出ができたらしい。
毎朝、庭に向かって、犬が好きな骨を投げてあげたり、じゃれあったいただけなのに。

「また、きたい」
次男が帰国後にまた行きたい、と訴えた。
「どうして」
パフィーと遊びたいから」
パフィーは犬の名前だ。

 

記事:2017年3月26日

タスマニア 一味違うオーストラリア  ホバートで民泊にチャレンジ

 

これまで、世界遺産2箇所、加えて風光明媚なフレシネ国立公園について長々と書いてきました。
タスマニアに行ったら大自然、はもちろんですが、都市(シティ)だって楽しめますよ

 

今回のタスマニアの旅のスタートは州都ホバートから。
土地勘が無い場合は、とりあえず一通り揃っている州都からが何かと安心です。
旅に不足な食料品、衣類、旅の情報は一通り入るからです。
といっても、困ったので買い込むようなことは1つもありませんでしたが。

州都でのお楽しみは、すでに登場したタスマニアならではの食材もその1つですが、それだけではありません。

 

個人的には三回めですが、家族では今回は初!民泊に挑戦!


日本だって、実家に泊まるくらいしか人のうちに泊まったことがないのに、海外でやってしまうんだから、我が家も大胆な取り組みです。いや、海外のほうが大胆過ぎなので、逆に前向きになるしかありません。あとがないんだから。

そんな親の心配をよそに、子供たちはホテルと一般家庭との区別もなく、どんどんと入れるから、不思議なものです。

 

ホバートは坂道だらけ
ホバートの中心部の地図をガイドブックで見ると、きちんと碁盤の目で整備されていて、とても歩きやすい設計になっています。
(他の州都、特にアデレードでもそうです)
ただ、ホバートが他の州都と違っているのは、平地のエリアがとても狭いこと
一歩出るともう大変。いや、シティ内でも坂道の多いこと。しかも急な坂道が至るところにあります。
サンフランシスコの坂道に匹敵するくらい(笑)、と思えるほど。


メルボルンからホバートの空港にやってきて、そこからタクシーでシティに向かい、住宅街に入り込んだとたん、坂道を上るタクシーがいきなりうんうん言いながらエンジンを廻さないと上らないほど

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広い幹線道路でさえ緩やかな長い長い坂道が続く


そんなタクシーが苦労して上っていた、坂道の中腹に、今回お世話になる一軒家がございました。

そうなんです。今回は一軒家。我が家が4人もいるから、大きめのスペースが必要だったこともありますが、そもそもホバートで民泊を探すと、実はほとんどが一軒家になってしまいます。
ホバートは古いものを大事に使う伝統がしっかりとできていて、どんどんと新しい高層ビルが建設される東京、大阪、シドニーメルボルンなどとの都市とは明らかに違いました。
これはこれで非常にいい経験ができそうだ。

 

そんな一軒家に民泊できるなんて、いい時代になったものです。

 

2017年3月26日

タスマニア 一味違うオーストラリア 王道の世界遺産 ポートアーサー 当時を偲ぶ

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ポートアーサー流刑所跡の見学も、いよいよファイナル。

というか、2時間近く歩いていて、かなり疲れました。やすみたい~!

 

流刑所の独房を再現した部屋。

独房といっても個室に近く、ここはまだ恵まれたほうの受刑者向け。

左の桶もようなものがトイレ代わり。

壁が今風に白く塗られてますが、当時はもっと寒々とした色だったはず。

 

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独房の入り口には番号が振ってありました。

 

この付近は結構きれいにされてますので、夜主催のゴーストツアーで待ち伏せして脅かす場所? と思われます。

 

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こちらは、どういう意図で三角に区画を分けたのか、なぞ。

壁も落ちてしまい、雨風に野ざらしになっています。

解説が何もないので、用途がまったくわからないけど、きっと重要な役割があったんでしょうね。

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さあ、アイスクリームでも食べて、見学はおしまい。

巨大なエントランスから出て、駐車場に向かいます。

さすが随一の世界遺産

規模を感じました。

 

写真:2017年3月26日