ホントに楽しい!オーストラリア

~楽しいからには理由がある~

タスマニア 一味違うオーストラリア  ホバートで民泊にチャレンジ10 生活を垣間見るのは面白い

民泊の面白いところはオーナー次第で、いくらでも面白いネタがあります。
そうでない場合もあるかもしれませんし、滞在日数や、曜日、その方の滞在でかかわり合える時間を持てるか持てないかにもよります。


今回、我々家族は、たった3泊でしかも午前中から観光で外出で夜戻り、遅い夜にはオーナーも寝てしまうしで、実は接点はあまり無かったほうです


それでも、瞬間瞬間で話をしたり、家の中を教えてもらうだけでも、普段の日本の生活では絶対に経験することを経験できるのは本当に貴重な瞬間です。それがたった1秒の出来事だったとしても。
そんな1秒で出会った貴重な体験を少し(もちろん、1秒というのは大げさですが、それだけ一瞬でも感動しちゃうんですよね)


・朝シャワーが一般的?
夜夕食の片付けが早々に終わったあたりで一旦出くわし、しばらく我々がリビングでくつろいでいたら、「good night」といきなり
言われたので、あれ、シャワーは?
と思っていたら、毎朝シャワーしてした(我々は2階の部屋でシャワー、バスルームがあるが、1階にはバスルームが無い)


・趣味はダイビング。洗ったら干しっぱなし
ホバートは、3月末は秋とはいえ朝晩とっても冷え込みます。
週末、ダイビングをするそうですが、終わったら外に干しっぱなし。
我々も一度洗濯機を借りたことがありますが、「どこに干すんでしょうか?」
「あ、あのダイビングスーツの隣でも干しておいて?」
「え、いいんですか?でも夜寒いから(湿気もある)すぐに乾きますかね?」
数日干しておけばそのうち乾くわよ
うーん、さすがに1日で乾くことがないんだあな。というか、盗難の心配も何もしていない。さすがだ。


・昼食は葉っぱと果物?
最終日に判明した、オーナーの出勤。
自分用のクルマで出かける直前。なにやら庭に行って、それからジップロックに袋つめして。。。
テレビ番組で見た方はご存知かもしれませんが、オーストラリアの子供たちのお弁当って、日本の母親たちからみると「すさまじく手抜き」している様子がうかがえます。
バナナ1本とか、スーパーで売っている缶詰1缶(ふたをパカっと開くとお弁当のおかずになる仕組み)だけだったり。
オーナーのお昼がまさにそうだったのだ。
出勤前、そのお弁当はキッチンのカウンターに、無造作に置いてあった。
冷蔵庫に入っていた(残っていた)サラダ、庭から取ってきたりんご1個、それに種類はわからない、大葉のようなものが3枚ほど
これをジップロックに入れて出勤。オーストラリアで育った子供たちが大人になると、こういうお弁当になるのね。


・ごみ捨て
一戸建て住宅街だと、通常面している道路に、約1メートルの高さほどある、各家庭に1つはあるごみ箱
この箱に、分別のいうことばは存在しないのか、プラスチックやガラス、紙(包装紙など)をお構いなくがんがん入れる。
生ごみは庭の菜園の肥料にしているのか、ごみだししている形跡は無かったけど。
ごみ箱がおおきいだけに、何を入れても入ってしまうため、ええ、ダンボールは潰さずに、そのままの形で捨てるの~!
日本であればありえない、宅急便でいうとみかん箱よりも大きな箱そのままごみ箱へ


ここでもやっていることがワイルドであった。

タスマニア 一味違うオーストラリア  ホバートで民泊にチャレンジ9 ホバートならでは

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さすがに変なことを書いてばかりいると、民泊を検討している方々にネガティブなイメージを与えてしまうので、もちろん、「普通に」いいことも沢山ありますのでご安心を。


特に、古い建物を昔から大事にしているホバートに宿泊するとき、高い確率で戸建てになる可能性が高いと思われます
そして、戸建てになったら、こちらも高い確率で広い庭がある、そこでそれぞれの家庭の想いを感じることができるでしょう。
以前にも紹介しましたが、今回泊めていただいた、マデリーンさんのお宅も、かなり広い庭がありました。
単に犬が喜んで庭駆け回るだけではないです(笑)。
景色を堪能するだけでも、お茶をするためのスペースを設けているだけでもありません。(と私が勝手に空想しているだけですが)


それは、2日目の朝食時にわかりました。
既にオーナーのマデリーン(会社員かもわからない)が早々に仕事に出て行ってしまったあとのテーブルの上に、色とりどりのフルーツがお盆の上に
全部ではないけど、庭で取れたフルーツもたくさん


そうか、朝食の彩りを与えてくれるだけでも、十分に豊かになりますが、その上沢山あればわざわざ買いに行く必要もなく、時間も節約、お財布にもやさしいですね。
もちろん前回までに紹介したシリアルや、スーパーで購入された3斤もの大量の食パンなどもあるので、全ての朝食を庭になっている果物で補っているわけではありません。
それでも、色々と選べること、もっとも新鮮である産地直送であること(しかも、タスマニアはもっとも空気と水がきれいな島とも言われている)、もういいことだらけですね。

事前に、勝手に食べてもいいときいていたので、りんごをひとつ頂きました。
まだ熟れきっていなかったのか、それとももともとそういう味なのかわかりませんが、多少酸味を感じたものの、新鮮さを十分に満喫(そういえば、数10年前の日本で食べるりんごのほとんどが酸っぱかったですよね。甘いりんごは高級品のみ。だから少し懐かしさを感じた世代です)。

 

都会のシドニーメルボルンのホテルや民泊でも多分体験できないでしょう
タスマニアならではの民泊の良さの紹介でした。

タスマニア 一味違うオーストラリア  ホバートで民泊にチャレンジ8

キッチン周りではびっくりすることの連続でしたが、まだまだありました。


最近日本の朝食でもかなりの市民権を得てきた、シリアル。
もともと欧米では一般的なようですが、ここホバートの民泊のご家庭でも置いてありました。
「置いてあった」ことがすぐにわかったのは、本当に床に「置いてあった」から。
あ、すぐ近くには猫のえさがあるじゃない。

パフィーのしつけがきちんとされていることを祈るのみ!)

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シリアルは普通紙の箱のパッケージの中にビニールに入れてあります。
日本だと湿度が高いと湿気てしまうので、普通ビニールに蓋を閉めますが、なんとここでは全くのオープン
蓋をしていないだけじゃなくて、ビニールが完全に開いている!
これじゃ、上のほうで何か作業していたら、そのまま穴において、シリアルの中に入ってしまうほど。
オージーは何かにつけオープンですが、ここまでオープンだともう笑ってしまうしかありません(笑)。


シリアルの真横には、日本と同じようにビニールに入った、スライスされた食パン。
日本だと大きくても1斤から2斤(最大12枚くらいのサイズ)。
ところが、オーストラリアのスーパーマーケットで買うと、3斤か4斤くらいのボリューム。
大量のパンの入ったビニールは、やっぱり封がされていない・・・
真横にはトースターがあるので、焼いてしまえば問題ないでしょ!といわんばかり。


シリアルコーナーとパンコーナー。相思相愛なキッチン関係でしたね(笑)。

 

タスマニア 一味違うオーストラリア  ホバートで民泊にチャレンジ7 キッチン

 

ホバートでの民泊で、個人的には3回目になりました。
オーストラリアの旅行だけで3回目なので、もうほとんどプロの領域かな?(笑)

 

日本でもそれぞれ家庭に特色があるように、オーストラリアでも家庭に特色があります。
といっても、3回お邪魔したどの家庭でも子供がいないため、多少大人の嗜好、生活感に偏りはありますので、その中でもちょっと共通的に感じたことをピックアップしてみます。
それも普段なかなかお目にかかれない、キッチン系


・冷蔵庫
いきなりですが、もうぶったまげたのが冷蔵庫でした。
家族が少ないので(最大2名)、大きい冷蔵庫といっても、日本で過ごす我々4人家族のものとほぼ同じか、ちょっとだけ一回り大きいだけ。
民泊する場合は、キッチン周りは共有するため、自分たちが買ったりした食材を利用するため、冷蔵庫などはどうしてもあけないといけない。決して覗き見しているわけではないので、念のため。
ただ問題は中身。
日本では当たり前の「開封後はお早めに」お食べください、のマークのついたものは、タッパーに移し変えたり、冷蔵品は冷凍にしたり、「普通に」工夫します。
ところがオーストラリアで見たものは?
開封した果物を入れたビニールはそのまま封もされずに、冷蔵庫に入れっぱなし
肉を入れたプラスチックの容器も、(蓋が外れたんだと信じたいけど)蓋無しの容器がそのまま。
冷凍庫も同じにように(これまた信じたいんだけど)蓋なしの容器に入ったアイスクリームがそのまま。
まあ、冷凍品だったら問題ないような気もするんだけど。でもびっくりの連続。

 

・自動食器洗い機
こちらには日本の我が家にはありません。
だから、使い方は正直わかりません。スイッチなんかもわからないので、使いことは無かった。


問題はそこではありません。
私たちは、お借りしたお皿は、これまたお借りした洗剤はスポンジを使って、流してから水切り置き場に置かせてもらいましたが、オーナーはどうも違うみたい。
最初、水切り置き場にも食器が一切なかったので、
「あれ、お皿を拭いて、とっとと棚にしまっているんだろうなあ」と関心したものですが、2日目の夜に関心も遠くのお空に飛んでしまった。


夜のデザートにりんごを切って食べる機会がやってきました。
たまたまスプーンが3人分しかなくなってしまい、どこかに1本ないかな、とたまたま夜リビングに通りかかったオーナーに
「すみません、もう1本スプーンありませんか?」
「ありますよ」
といって探し出したところが、なんと先ほどの食器洗い機。
なんと、食べ終わったお皿やなべが中にたんまり置かれていました
しかも、スイッチをいれてないので、全然うごいていない
その扉をあけ、1本スプーンを取り出し、わざわざ流しで洗い出したじゃないですか!!
これにはびっくりしたけど、もっとびっくりしたのは、扉の中にあるお皿がところ狭しと載っているところ。
しかも、かすかな異臭が食器洗い機から飛び出してきた。
いったい何のための機械? それをこともなげにスプーンを洗い出すオーナー。
このミスマッチ。どうすればいいの?

 

翌朝、キッチンには人間ではなく、猫のパフィーがこともなげに陣取ってました。

(猫の真下にあるボックスが食器洗い機)

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