またまた続報です。
でも大事な話なので。
6月16日まで羽田からシドニーまで週3便のフライトを就航していますが、
6月29日まで延長が決定されました!
多くの国とのフライトが今も休止が続いている中、約2週間の延長とはいえ、6月29日までつながっている感があり、なんだかうれしくなりますね。
コロナで大きく変わりそうな日本とオーストラリア。
少し違う視点で何か面白いことができないか考えてみたいと思います。
7月31日まで、カンタス・ジェットスター航空のフライトが運休なので、オーストラリアにも行けないし、もしかしたらダメかもなあ、と思っていたところに、今日ニュースが入ってきました。
(ニュースが入る前から、特別なルートで聞いていたんですが・・・)
えー。本当なの?
公式ホームページには、開催って書いてあるじゃん!
と突っ込みたくなりますが、ページを下に降りていくと、中止の記事がありました。
上のホームページと絵が同じですが、中身が違います。間違ってません。
そこには
ゴールドコーストマラソン大会本部による声明
ー ゴールドコーストマラソン2020中止決定
本日、41年という長い大会の歴史の中で、大会中止という最も難しい決定をしたことをここにご報告申し上げます。
約2か月前、大会の申し込み受付を一旦停止のご案内を発表した際には、7月のイベントが予定通り開催されることを純粋に期待しておりました。
しかしながら、集会や旅行の制限を含む新型コロナウイルス(COVID-19)の脅威に対処するためのクイーンズランド州政府の強力な施策と、2020年8月17日までクイーンズランド州公衆衛生緊急事態宣言が延長されたことにより、7月4日・5日の週末に予定されていた今年のゴールドコーストマラソンの開催は不可能となりました。
との記事が。
国内でも非常に有名な大会です。
海外からの旅行客を受け入れての開催は運営が難しいだろうなあ、と思っていました。
特に当日マラソンイベントに関わり、支援する方のほとんどがボランティア。
そんなボランティアに対して、海外からの旅行客(例えば自分)がボランティアスタッフにコロナウイルスを移してしまう、なんてことが発生したら、ゴールドコースト封鎖する、という事態だった発生するかもしれません。
しかし、国内だけで開催するのかと思っていたのも、結局は中止の判断に。
41年の歴史の中で中止になるなんて、重い決断だったろうと思います。
(本日、同日で夏の高校野球中止の決定があったので、日本でも重苦しい判断もあり)
一方で、2021年開催に向けての意気込みも語られています。
そして、キャンセルになってしまった今年、バーチャルランニングイベントの開発が進められていることも書いています。
ただじゃ起きないオーストラリアって、実にたくましいです!
是非バーチャルランニングイベントの企画、楽しみに待ちたいと思います!
楽しかった過去の大会の想い出とともに。。。
写真:2016年7月3日
まだ間もないですが、前回の「首の皮一枚―2」
からのアップデートです。
カンタス・ジェットスターの国際便運休は7月31日までで変わりませんが、その代わり
我等が日本の航空会社、全日空(ANA)が頑張ってくれています。
詳細はこちらから
5月31日まで、羽田とシドニー間を3週便飛んでます、とお伝えしましたが、なんと期間延長、6月15日までですって!
これってすごくないですか~!2週間の引き続きフライトがあるなんて。
その代わり、6月1日に再開かも!と期待していた成田―パース便については、当面見合わせとなってしまいました。
あちらを立てれば、こちらが立たず。
それでも、日本とオーストラリアとの就航が、この1便のみでもつながっているということ。
文字通り「日豪の架け橋」になってますね。
6月かあ。世界中でコロナウイルスが落ち着いているといいなあ。
そして、到着してすぐに観光ができればもっといいなあ。
やはり自由な空気を吸ってこそ、旅ですからねえ。
大地の緑のにおい、頬をそよがせる汐風の香り。
街なかに漂う各国の料理、カフェから漂うコーヒーの香り!
そして自然の中を駆け巡る動物たちの動きとにおい!!
どのにおいをとっても旅でしかかげないものなんだと、行けなくなった今になって、とっても大事だったんだなあと思う、今日この頃。
今後は首の皮が厚くなることを祈っていますよ!
デビルズ・コーナーのワイナリー。開店直後
タスマニア州内では1,2位を争うほど有名。日本ではほぼ手に入らない
赤ワインの魅力。
それはなんといっても芳醇でありながら、甘いタイプのものから苦みあるものまで、非常に幅広く、しかもどれも特徴があって、さらに味の選択肢が永久に広がるようで、「一体自分の好みとマッチする、最高のものはどれだろう」と探求し続ける楽しさも追加され、ますます楽しくなってしまう。
写真のタスマニアのワインでは、田園風景に、遠くには入江も見え、ドアセラーではワインの味見もでき、もちろんボトルで買うことができる。
ドアセラ―ではどのもだいたい同じようなパターンです。
・味見(テイスティング)できるワインは、通常4本程度。赤ワイン2本、白ワイン2本、または赤ワイン3本、白ワイン1本。さらに、ビンテージものとして、価格が3倍から10倍する、スペシャルなおいしさを用意し、最低5種類のワインを味わうことが可能。
・ボトルを買うことを条件に、味見(テイスティング)が無料。ボトルを買わない場合は有料となる場合がある。
・家族経営の場合だと、ワインのみの販売だが、規模が大きくなると休憩コーナーや、ちーズなどちょっとした軽食とともにワイン(もちろん買ったワイン。間違っても他のワイナリーで買ったものは開けないで)を飲める休憩スペースを設けるところもあり。
・ワイナリーが集まっているところでは、はしごができる。
・不思議なことに、どこに行って、味見(テイスティング)してもすべて別の味がする。
・といっても、ドライバーはほぼ飲めないが(場所によりドライバーでも飲めるケースあり)、飲めたとしても、そのうち舌がマヒして、だんだんとわからなくなる。
・オーストラリアだと気前がいいのか、ワイングラスの3分の1くらいまで並々と入れてくれるところも。これで1か所4杯も飲めば、私の場合、べろべろに酔っぱらう。
ハシゴなんてしたら。。。ああ、もう行きたくなってきた。
・レストランを併設しているところもある。ワイナリーによっては、市内の高級レストランよりも更に上のレベルのフルコースを出すところも。
・更に、チャペル(結婚式場)を供えているところ、宿泊施設をもっているところなど、付加価値サービスを付けているところも。
・親の付き合いに飽きてしまう子供のために、ちょっとした遊具を設けているところも。うちの子たちは、親が飲んでいる間、ラグビーボールやフリスビーで遊んでいた。
と、「ああ、ここで1日いたいなあ」と思わせてくれるサービスにたくさん出会えるんです。
これで、なにか行きたくなりませんか?
あ、赤ワインの話でしたね(笑)。
済んだ空気のもと、個性溢れるテイスティング、そのようなワイナリーが1か所に数軒から数10軒も集まっているところがあれば、まだ行ったことのないワイナリーのテイスティングに行きたくなります。
そして、一部の地域を除き、多くが赤ワインを栽培しています。
専門的な話なので割愛しますが、土壌、気候が優れた赤ワインを醸成できるんだそうです。
それに、赤ワインのほうがビンテージもの(ようは高い価値のあるもの)が作れるし、売れますしね。
実際、日本で見る外国の赤ワインで、低価格帯で飲めるのはイタリア、アメリカ(カルフォルニア州産)、そしてチリ産。
オーストラリア産で輸入しているものは、ちょっと上のランクで、1000円台から3000円台のもの。それ以上の価格帯だとフランス産登場。だいぶおおざっぱですけどね。
しかし、輸入されているオーストラリア産ワインは、価格とおいしさのバランスが取れているので、外すことはあまりないと思います(お高いフランス産のワインをたくさん飲んだわけではないので、断言できませんが(笑))。
しかし、オーストラリアのワイナリーと日本で出回っているワインと比べると、もっと少し安く、しかももっとおいしい赤ワインが手に入ると思ってよいです。これは断言できます!
ドアセラーで味見(テイスティング)できる手ごろなものでも20ドル(約1500円)。うまくいけば売り出したい側のキャンペーンで15ドル(約1200円)くらいで手に入れることができますが、仮に日本で買うとしたら、倍の2500円から3000円の価値はあると言われているほどおいしい、と聞いたことがあります。
それだけの価値があると知ったら、お薦めしないわけにはいきません。
中には、個人で1回のワイナリーツアーで50本以上も「大人買い」する日本人もいるそうです(あ、私も15本買ったことがありましたね。人のこと言えないかも( ´艸`)
更に、何軒ものワイナリーが集まるエリアが、オーストラリア国内に数10か所以上。
ドアセラーだけでも1000近く。しかもほとんど日本に入ってきません。
そして、同じワイナリーの作るワインも、年によっては味が違う。
ということは、いつまでたっても飲みきれないということですね。
ああ、なんという幸せなことなんでしょう。
だったら、まだ見ぬワインを求めて、探検気分で、ワイナリーに行ってみませんか?
大人のひそかなたしなみのために。
写真:2017年3月