ピナクルズは絶景中の絶景だと確認を持って言えますが、これほどの光景にも関わらず世界遺産(自然遺産)に指定されていません。
なぜでしょうか?
ピナクルズは激しい雨や風により、侵食が激しい場所。
自然遺産に登録するためには現状を維持することが義務つけられていますが、
間違いなく無理でしょう。
毎年行っても風景が異なっていくと言われるほど風雨によって変化が激しいそうです。
それがピナクルズの良さでもあるので、自然遺産には指定されることは無いでしょう(よほどのルール変更があれば別でしょうけど)
逆に、ピナクルズが世界遺産に登録されなくて良かったです。
もし登録でもされたら、それこそ世界中の旅行者がこの地を訪れて、朝昼晩とずっと人がいることになるでしょう。人が多くなれば奇岩に登ったりする人も激増するでしょう。そうなると崩壊する奇岩も増えるし、危険も増える。その上静寂もあったものではないし、子どもたちも放し飼いにできずに、迷子になってしまう?そもそも好きなだけいることが出来ずに、入場時間の制限が設けられてしまうかもしれませんね。
(他のオーストラリアの世界遺産、例えばウルルやグレートバリアリーフでは人が集中しないのは、行きにくいことと、広くて人が分散するため、制限されるようなことは今後も起きないと思います)
それにしても、崩壊の危険性のあるピナクルズはあちこちに点在して、驚きました。
写真は危険を示す看板。いくつかのポイントで確認できました。
(それも日々かわるではないでしょうか)
一応注意しながら登ったりしてますが!(^^)!・・・
でも、何かあればもちろん自己責任ですね。特に海外ですから。
ということで無事に帰ってきております!(^^)!ので、ご安心を!
写真:2007年8月