航空業界からみる、観光の大きな流れ。
かつて、日本から行ける近場の海と言えば、グアム・サイパンでした。
特にサイパン。ファミリーや社員研修など目的は様々ですが、渡航先の筆頭だったことがありました。
それに、近いし、安いし、安全と3拍子揃っていました。
ところが、今はどうなったか、知っていますか?
唯一飛んでいた直行便が今年5月6日ゴールデンウイーク最終日をもってなくなることと決定しました。
今後はグアム経由か、直行便の飛んでいる韓国(ソウル)を利用して飛ぶことになるんだそうです。
一方のオーストラリア。
こちらも一時カンタスの直行便撤退などがありましたが、この数年、ジェットスターが就航したり、カンタス便が復活したり、極め付けは全日空(ANA)が就航したりと活況を呈しています。
しかも、そのほとんどの便が埋まっているとか。
なぜなら、オーストラリア人がたくさん日本にやってくるから。
今後も日本が渡航先の1つとしてますます注目されていくので、この傾向は当分続くとみられています。
(まあ、オーストラリアの人口も増えてますしね)
そりゃ、サイパンは島だし、人口も少ないので、日本に観光する人が多くなっても、飛行機の便数が大幅に増えることはないでしょうから、比べること自体フェアではないでしょう。
ただ、これが現実です。
オーストラリアへの直行便がこれだけ飛んでいて、しかもインターネット時代。人が行くところの情報がますます増えてゆく。行った先での思い出や出来事が良ければ良いほど、相乗効果も増えていく。
こんな時代が来るとは思いもしませんでしたが、これを機にオーストラリアの魅力がもっとアップされるといいなあ。
よし、夏休みはオーストラリアに行こう!!