ホントに楽しい!オーストラリア

~楽しいからには理由がある~

厳格 vs 要請

 さて、この対決、なんとのことかわかりますか?

要請という文字があるのでなんとなく想像できますね?

そうコロナ対応のこと。

 

そして、厳格についてもコロナのこと。

これは厳格に対応している外国のことですが、その中でもオーストラリアは厳格な対応をしているグループに入ります。

どれほど厳格かというと、ロックダウンがすごいですね。

 

特にメルボルン周辺のコロナの新規拡大はすごいことになっています。

一番人口の多いシドニーを有するニューサウスウェールズ州の9月3日の新規感染者が12人だったのに対し、メルボルンを有するビクトリア州では113人の新規感染者が出ているとのこと。

その結果、厳しいロックダウンが実行されることになりました。強制巣ごもり命令ですね。

どれほど厳しいかはここでは詳細は延べませんが、ロックダウンを破れば厳しい罰金が待っています。

感染者が減らないので、どうも再延長になりそうですな状況です。

7news.com.au

それも6週間。6週間というと1か月半。最初のロックダウンと合わせると約3か月になってしまいます。

同じことが日本でも起きたら、みんな発狂してしまうかもしれません。

 

一方で、日本でも第二波が押し寄せて、多くの感染者がでています。

日本では第一波の時と同様、ロックダウンとはいえ厳しい罰則は特になく、要請にとどまっています。だから、クローズしないお店もあるし、遊びに出歩いている人も多数。

さて、ここで比較したのは、どちらが対策としてよかったのか。

現時点で結論を出すことは不可能なので、1年後に判断できるかな?

 

ロックダウンしたのに感染は防げなかったといわれるのか?

 

要請しか出さなくても、コロナ拡大の山を越せることができたのか?

(これはまだ全然わからない)

 

その間に、ワクチンが出回れば、もっと明るい話がたくさんできるかもしれません。

 

 

 

夏に走る? アウトバックマラソン

このブログの3分の1はマラソンなのに、最近マラソンについて全く触れてませんでした。

猛暑が続くと、なかなか走る話題に書く気力がなくなってしまい(・・・)

で、涼しい部屋にいるんだから、書くくらいはできるでしょ!

と自分にむちを打ち、今まで全く書いてなかったマラソンネタを一つ。

(あ、昨日鞭打って10キロは走りましたが、暑さで体温が上昇してしまい、途中で何度も歩いてしまいました)

 

アウトバックラソン

アウトバックと名前がつくくらいですから、ノーザンテリトリーのどこかで走るのかと思った方、正解です!

ウルル(エアーズロック)近くのルートで走るのが、このアウトバックラソン

runnet.jp

残念ながら2020年はコロナウイルス蔓延により中止となりましたが、すでに2021年開催が決定し、募集要項(英語)が出ています。7月31日(土)開催ですね。

australianoutbackmarathon.com

場所は、ウルル(エアーズロック)を遠くに見ながら、赤土の未舗装の道路をフルマラソンの場合は周回するコースになります。

さて、南半球の7月は日本と反対なので冬なんですが、ノーザンテリトリー州の場合、この法則がそのままあてはまりません。

ようは砂漠なので。

もう何年も前になりますが7月にウルルを訪れたときの日中の喉の渇きといったら、もう半端じゃない。

 

冬といえども気温は30℃。ただ乾燥しており、まとわりつくような暑さではなく、肌にもさらっとしたぬくもりだったことを覚えています。

それでも、喉はすぐにからからに。

一度、ウルル近郊の観光地、カタジュタ(36個の巨大な岩群)のツアーに参加したときも、「2リッターの水を用意してください」と言われました。

さすがに飲み切ることはないだろうとたかをくくってましたが、ツアーで歩き切る前に飲み切ってしまいました!

それほど乾燥して、日中30℃を超えるようなツアーは、よほど世界中の海外マラソンに挑戦している人以外にはあまりお勧めはしません。

 

景色もさほど大きな変化もありません。

また、日本からの直行便も飛んでいません。

一度シドニーなど他の都市に飛んで、乗り継いでからになります。

(もちろん帰りも)

これではまるでに日本の夏の時期に開催される国内レースに参加するのとあまり変わりませんね。

ということで、自分自身も過去に一度も走ってませんし、たぶん今後も走ろうとも思わないでしょう。

(ボランティアでお手伝いに回ることがもしかしたらあるかもしれません)

 

やっぱり走るなら、移動が便利で、アフターマラソンに楽しみがあり、体に優しい温暖な気候のゴールドコーストシドニーメルボルンがよいですね。

 

 

 

タスマニア 3大かわいい動物

今朝の情報番組で、たまたま再放送のタスマニアを見ることができました。

遠かったけど、行ってよかったなあ。

そしてもう一度会いたい動物たち。

同じことを何度も子供たちからも聞いています。

やっぱりオーストラリアというと、動物なんでしょうね。

 

オーストラリア本土とは違って、タスマニアならではの動物がいるものも、また魅力のひとつ。

そんな動物たちを紹介します。

 

1.パディメロン

 いやあ、改めて見ると本当にかわいいです。

あの毛並みとモフモフ感。そして、ワラビーよりも一回り小さいのも

ぎゅっと抱え込みたくなります。

tanoshiiau.hatenablog.com

 そういえば、カンガルーのように俊敏に走っている姿もみたこともなく、といってエミューのように優雅に歩くのでもなく、そそーっと走っていくのが脳裏に焼き付いてます。

野生でも見れますが、ワイルドライフパークで、もし小さいお子さんがいたら一緒に餌やりに参加してみてくださいね。

tasmaniandevilunzoo.com.au

我々行ったのは、タスマニアンデビルズ・アンズー。

あとで紹介するタスマニアデビルと餌付けショーを見るためでしたが、ここにもカンガルーをはじめ多くの動物たちが放し飼いに。

その中に、ひときわ目立つパディメロンを発見した時には、可愛さに夢中になってしまいました。

餌もかわいく食べてくれるので、子供も怖がることもないですよ。

(その反対に、カンガルーは餌を求めて群れてくるので、大人の私でも閉口してしまいました(笑))

 

2、タスマニアデビル

さて、タスマニアと名前がついているくらいですから、絶対に見ておいて欲しいのがタスマニアデビルです。

病気の蔓延により絶滅危惧種にも指定されているので、現在いろんな場所で保護・治療が行われていますが、個体数が少なくなってきているので近い将来が非常に心配です。当の本人(あ、人じゃないですね)は、餌を求めて肉の引きちぎりあいをしていますが、絶対に忘れずに見ておくようしましょう。

f:id:tanoshiiau:20200822114210j:plain

ちなみに、野生のタスマニアデビルは、夜間動物の死骸を頬張るときは、仲間と喧嘩しながら肉を食いちぎっています。その時の鳴き声「ぎゃーぎゃー」が悪魔のように聞こえることからデビルの名前が付きましたが、誰も悪魔の鳴き声なんて聞いたことないけど。

それはともかく、日中、ワイルドライフパークにいるタスマニアデビルは、餌がキチンと割り振りされているため(隔離もされているデビルも多い)ギャーギャー鳴きながら餌を取り合う姿を見ることはできませんでした。

写真だけ見ているとかわいいんですよ

もっと写真撮っておけばよかった。

 

3.ウオンバット

さて、オーストラリア本土(大陸)にもいますが、野生での遭遇率はタスマニアが一番多いんじゃないの?(統計取ってないのでわかりませんけど!)と思えるのが平べったい鼻の持ち主・ウオンバット

 

もう何度みても、かわいい、が我が家の合言葉になっています。

「次回オーストラリアに行ったら、何したい」と聞くと、必ず

「ウオンバットに会いに行く」と言われる始末。

f:id:tanoshiiau:20200822114847j:plain

一番多く見かけたのは、なんといってもクレイドルマウンテン国立公園内でしょうか。

特に夕方になれば、晴れていようが大雨が降ろうが、餌を求めてあちこちにやってきます。もう何頭に出会えたか、というくらい。

(そのかわり午前中には会えませんでした)

 

ずんぐりむっくりの動きもかわいいですが、個人的にはもぐもぐとひたすら餌を食べ続けるために、口以外は微動だにしない姿が印象に残っています。

在宅ワークで目と手首以外動かない自分の姿と重ね合わせているわけでは決してありません)

f:id:tanoshiiau:20200822115154j:plain

もっとかわいかったのが、子供のウオンバット

毛並みもきれいで、ちょこまか動き(大人よりも何とか足を動かして親についていこうとしているからか)機敏に見えるのもかわいいようです。

この写真は、クレイドルマウンテン公園入口のインフォメーションセンター近くにある、デビルズ@クレイドル(DevilsQcradle)の園内に住み着いた(?)野生のウオンバット

どこから入り込んだのか、そして係員も気にすることなく、ほとんど放置状態で園内に住み着いているようです。

(とその時の係員は言ってました)

 

いやあ、こんな出会いってあるんですね。

 

しかも、餌をやるわけでもなく、我々の後についてくるのもかわいかったため、その記憶が子供たちの脳にしっかりと焼き付いてしまったのかもしれません。

f:id:tanoshiiau:20200822115952j:plain

「いやー、勝手についてきちゃったよ。しかも一緒に階段上っている!」

 

たったこれだけですが、かわいい実体験の、超貴重な思い出。

オーストラリアであればできること、オーストラリアでしかできないこと。

是非、タスマニアには動物めがけてきてくださいね。

 

写真:2017年3月

 

パイナップルの日

f:id:tanoshiiau:20200817155434j:plain

オーストラリアにはスイカもあります

 

8月17日はパイナップルの日ということを知っていましたか?

で、オーストラリアと何の関係があるの?

 

と強引な結びつきのように思えるかもしれませんが(笑)ちっとも強引じゃないですよ。

 こちらは、クイーンズランド州ゴールドコーストからクルマで北上すること約1時間のところにある、巨大なパイナップルのモニュメント。

単に観光用に目を引いているんじゃなく、なんとクイーンズランド州文化遺産になってしまったので、国としても後押ししています。

いわゆる永久保存版ですね。

 

ところで、オーストラリアでパイナップル。サンシャインが降り注ぐんだから、当然あってもおかしくない南国系フルーツですが、国内産は結構出回っています。

 

あまり有名じゃないから、食べる機会がないかもしれません。

 

昔某番組のオーストラリア旅番組で、これまたオーストラリア大好きな神田正樹さんがパイナップル畑で、刈ったばかりのものをくいついて「冷えていないのにこれだけおいしパイナップルを食べたのは人生初だ」と言っていたのを記憶しています。

 

パイナップルだけではありません。

特に南国系フルーツで、海外まで出回っていないのに、バナナ、パパイヤ、マンゴーなんかもあります。

フルーツ好きにとってもオーストラリアは天国ですよ。

季節ごとにフルーツを楽しめるのは日本だけじゃありませんよ。

食品マーケットに行ったらいくらでも置いてますので、次回は冷やかしではなく、是非買ってみてくださいね。

f:id:tanoshiiau:20200817155536j:plain

こんな感じで置いてます。

まあ、みるだけでも是非!!

 

写真:2014年10月