ホントに楽しい!オーストラリア

~楽しいからには理由がある~

タスマニア 一味違うオーストラリア いたるところが絶景地 随一クレイドルマウンテン12 晴れた日の夜もすごい!

タスマニア最後の夜。おかげさまでクレイドルマウンテンを望むウオーキング・ハイキングは一滴の雨が降ることもなく、完璧な天気で終わることができました。

おてんとさんよ、どうもありがとう!

 

いや、1日は終わっていない。
夜はこれから。クレイドルマウンテン国立公園は、夜の自然も楽しめる

 

晴れていれば満点の星
世界で一番空気がきれいと言われているタスマニア。その中でもクレイドルマウンテンが更に空気が澄んでいることが深呼吸してもわかります(うそ。そのように言われるとそう思ってしまうけど。東京より明らかにきれいだ)

さあ、晴れていれば上を見上げましょう。
オーストラリア全土で、シティから離れて、明かりの無いところに行けば、たいがい空を見れば満天の星。
南十字星をはじめ、ミルキーウエイ(天の川)や時折流れ星も拝め、圧巻の星たちの存在を改めて気づきます。
それをこのクレイドル国立公園内でみると、山々に囲まれた空間(空)にまるで星が集められたみたいに密集していて、
「空を埋め尽くすほど星ってあったっけなあ?」
と小学校の教科書に書いてあったどうかなんてどうでもいいですが、思い出せないほど。
ただし、防寒具を忘れないように。夕方から一気に気温が下がり、夜は身体の芯まで冷え冷えするほど。
我々はダウンジャケット仕様のものは日本から持ってきましたが、冬仕様の服はない。
「ねえ、寒いから、もう帰ろうよ」
と言われる始末。ああ、もっと天体観測したかったなあ。と心残りです。
もし連泊されるかたで、服を持参していない方は、ビジターセンタでも売ってますので、記念のお土産グッズの一環で買っても良いかもしれません。

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運転中は動物横断注意

f:id:tanoshiiau:20170901223946j:plain最初は冗談だと思いました!


多くの動物は夜行性。
夜の運転は、特に山道であれば尚更気をつけるに越したことがありません。
それもクレイドルマウンテン国立公園内なら・・・

そもそも霧が濃いため、せいぜい運転も時速20キロ程度。
ゆっくり走っていたら、目の前を横切る黒いもこもこの物体の影。
「あれ、もしかしたらウオンバット??」
クルマが近づいたからか、オンバットが気がついて、足を速めて草むらに消えていきました。
その間、せいぜい5秒。
あっという間の出来事でしたが、あのウオンバットが道路を横切る瞬間を見れるなんて。
それよりも轢かなくて良かったです。

 

後日聞いた話では、ダブ湖に向かう更に険しい道も封鎖されているわけではなさそうなので、クルマの運転に絶対大丈夫!というのであれば行けなくもないそうです。私はあまりお奨めしませんが。
たくさんのウオンバットが草むらから現れて食事している姿が見れるのかもしれませんね。

 

幻想感たっぷりの霧
日中晴れていれば、夜になってアスファルトが冷えると、霧となって地表が充満します。
(空は晴れているのに)
ロッジなどの駐車場であればアスファルトも広いので、天候がうまく合えば見れるかもしれません。
(逆に視界は全くふさがれて、運転はこの上なく注意が必要ですけどね)

 

以上、夜のお楽しみもお忘れなく!

 

写真:2017年3月29日

 

祝! 本日成田ーメルボルン JAL便就航

mainichi.jp

成田からメルボルンへ、JAL便が初就航しました

おめでとうございます!

 

これでますます充実のフライト。

 

あとは西海岸のパースへの直行便を頼みます。

カンタスさん、ジェットスターさん、ANAさん、JALさん!

 

タスマニア 一味違うオーストラリア いたるところが絶景地 随一クレイドルマウンテン11 驚愕の登山者たち

 ここまで、自分たちの見てきた景色を中心に書いてきました。
けど、クレイドル山を目指して登っている人たちのことを忘れてはなりません。
なんせ、千差万別、これほどまでいろんな人がいるのかと、びっくりするくらい。
見た景色よりも忘れられない思い出になりそうです(笑)。

 

多くを占めるアジア人
地元オーストラリア人を除くと、恐らく観光客の割合はアジア人が一番ではなかったかな。
前にも書きましたが、見晴らしの良いポイントで写真を撮ってくれたアジア系の若い女性をはじめ、たくさんの(どこにでもいる)中国人、韓国人、そして、最近は経済発展の著しいベトナム人パキスタンかな?西アジア系のグループも。
アジア経済の発展が観光客の割合にも関わっている?
その一方で日本人が少なかったのが残念でした。

 

サンダルカップル
どこの国でも無茶やる人はいますが、ここにもいました。
どこから現れたのかわかりませんが(多分ダブ湖から)山道のアップダウンを繰り返したあとに出現したウオンバットプー。

結構歩いたところにあるんですが、こちらにビーチサンダル風で現れた欧米系カップル。
若ければなんとかなると思っていたのか?

 

チャレンジファミリー
我々もある意味同じかもしれませんが、目の前を歩いていた欧米系(もしかしたらオーストラリア人かも)も凄かった。
なんといっても、男の子2人が、5-6歳に見えるから。
どんどん上へ上へと登らせる両親も凄いが、ものともせずに登っていく子供たちも凄い。
明らかに旅慣れてました。

 

幼児連れ
これは本当に登場の仕方が凄かった。
我々がこれからマリオン展望台という、結構きつい坂道と、チェーンで登らなければならないきつい上りに差し掛かったとき、反対方向から降りてきた若い夫婦。
なんと、だんなの胸もとには1歳にはいってないと思われる幼児をおんぶしていた!
日本だったらあり得ない。ハイキングコースじゃないんだから(ハイキングコースでもやらないよ!)
一歩間違えて前につんのめったら、幼児が潰れちゃうじゃないの!
と、あらぬ心配をよそに、新たな強敵出現。

 

ご老人(スーパーシルバー)
さすがオーストラリアは開拓精神の人が溢れていた。目の前のご老人もそうだろう。
我々が登っている最中に、前のグループに追いついたと思ったら、明らかに老夫婦。
それも、腰が少々曲がっており、足元もゆっくりのため、明らかに高齢であること間違いない。


目の前では、上りのコーナーがきついのか、大きな石の上で休んでいる。
ちょうど連続で500メートルの上りだったから、身体に堪えていたんじゃないかな?
その後、我々は先に行き、展望台まで登り折り返し下りてきたときにはすれ違わなかったので、先に下りた可能性大。

このチャレンジ精神は見習うべし(もちろん、無理な無い程度で)。

 

シニア大ツアー
そして最後に。これが「最強!」
我々がかなり下山したとき、入れ違いに登ってきた、シニア6人組は凄かった。
先頭から最後までかなり離れてしまったようなので、先頭の女性が待っているときに少し話ができたので紹介したい。


平均70歳になる6人組。
今日が初日で、1週間の旅行。じゃなくて登山
テントや寝袋などキャンプできる荷物を全員で背負う。
1週間というと、ゆっくりとはいえ、クレイドル山の山頂やいろんな山を巡る(聞いたけど忘れた)。
今日はたまたま晴天でしたが、悪天候もあることは覚悟の上でやってきた。
うーん、なんとも凄いパワーのあるシニアたち。


その後彼らが無事1週間の山登りツアーをやり遂げたのかどうかわかりません。


なんせ、そんな人たちが毎日登りにきているでしょうからね。

 

記事:2017年3月29日

タスマニア 一味違うオーストラリア いたるところが絶景地 随一クレイドルマウンテン10  ダブ湖を目指す観光客たち

 

クレイドルマウンテン国立公園内の随一の観光スポット、ダブ湖。ダム湖ではないです(先日、勘違いされて間違って言っていた方がいたので、念のため)。

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ダブ湖の後方に見えるのはクレイドル山


クレイドルマウンテンは、国立公園だから、公園内をある程度歩いて、山を登って景色をみてこそ観光でしょ!
と我々日本人は勝手に思っているところがありますが(我々家族だけ?)、人それぞれ、もっとお手軽に行くことを考えてもいいんですね。
欧米の老夫婦や、ツアー客だけでなく、若者カップルだったり、1人旅でも、お手軽に来ている人の多いこと。

ダブ湖畔は、公園内の周遊バスの終点・折り返し地点でもあることから、多くの周遊バス利用者がここまでやってきます。
また、バスの終点は広い駐車場にもなっていて、はやりここにクルマを止めてからウオーキングに出かける人もいます。

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案内掲示板を見ると、行き先によって10分から4時間まで様々。日が翳ってくると山の下でも気温が下がる


つまり、大勢の人がこのダブ湖の入り口にあふれているんですね。
といっても、我々がダブ湖に着いたときは既に日が傾いていて、周遊バスに乗って帰ろうとしている人のほうが圧倒的に多かった。なんせ、1台のバスに乗れないので、次のバスをバス停で待つ集団発見。
ちょうど帰りのラッシュアワーのようでした

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国立公園内を走るシャトルバスに乗れない人たち

 

レンタカー利用の我々にはバス待ちは必要ないため、ダブ湖をしばらく眺めることに。

ダブ湖は一周できることになっています。
我々は回りませんでしたが、途中多少のアップダウンはあるので、適度なウオーキングになるそうです。
といっても充分に舗装されていて、中にはマイ自転車を積んできて、ダブ湖を1周するつわものもいるとか(残念ながら実際に見ることはなかったけど)。

それでも、この日は日本人には全く会うことはありませんでした。
ほんと、世界中にはいろんな人がおりますね。

それでも、このダブ湖の駐車場までは少なくとも足を運ぶことをお奨めします。

ここに来ることで「やっぱりもっと足を伸ばしてみたい」

「もう1日あるから、他も回ってみたい」

「時間がないので、ヘリコプターの遊覧飛行でぐるっと回ってみたい」

と思われるかもしれませんしね。

最後になりましたが、タスマニアでも圧倒的にお奨めのポイント。

ここを見ずに日本に帰って「タスマニアに行ってきた」などとは言えませんよ」


写真:2017年3月29日